製品概要
WZ EDITOR 6の新機能の紹介
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プログラムやデータファイルの高速編集の範囲を拡げて、原稿・論文・小説などの日本語テキストの編集作業がより快適になりました。
「原稿用紙」「見開き」「段組」形式の見やすい表示と「脚注」「青空文庫・ルビ」を使った文書作成に対応しています。
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「マルチタブ」機能の追加や、「アウトライン」「検索」「ファイル」「色分け」機能を強化しました。
絞り込み検索や複数世代のバックアップ、phpファイルの色分けを使ったプログラミングに対応しました。
また、WZ6.0.54から「部分読み込み」機能による、100MB以上のファイルの編集にも対応しました。
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理数系の論文フォーマット「LaTeX」テキストファイルの編集に、標準機能で対応しました。
論文の執筆作業に適した、「アウトライン」「TeXコマンドの色分け表示」「数学記号や数式添字の表示」「文字数カウント」機能に対応しています。
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新しいマクロプログラミング環境 Text-C により、WZ EDITORに機能の追加やカスタマイズができます。
さらに「テキストデータベース」などの、テキスト主体のアプリケーションの作成も可能です。
機能の詳細は「チュートリアル」をご覧ください。
●マルチタブ
新機能の「マルチタブ」では、エディタ画面を2〜3つに分割して「タブ」で複数のファイルを開いて同時に編集できます。
多重化 | ファイルを2つのタブで表示します。横書きで編集、縦書きで表示イメージなどの把握も可能です。 |
イメージ表示 | JPEG形式やPNGファイルのイメージを表示します。原稿と参考資料や写真を並べながらの編集が可能です。 |
SDI表示 | 「タブ」を別ウィンドウに独立して表示します。マルチタブで複数のファイルを参照しながら、SDI表示で文書を編集できます。 |
■マルチタブ表示
●アウトライン
「アウトライン」機能を使うと、本文の横に見出しをツリーに表示して、見通しよくプログラムや長文の編集作業がおこなえます。
新機能の「色分けアウトライン」では見出し行の背景色を変えた強調表示と、見出しレベルに応じたアウトラインの色分け表示が可能になりました。
大見出し・中見出し・小見出しの「文字色」「背景色」「フォント」「サイズ」「余白」をそれぞれ設定することができます。
見出しを見やすく表示して、テキストファイルで仕上がりのイメージに近い文書の編集ができます。
■色分けアウトライン
WZ6では「アウトラインの縦書き」と「アウトラインの編集」に対応しました。
縦書きでの文書作成と、見出しの作成・変更・順序入れ替えの編集がより快適になりました。
■縦書きアウトライン
●ワイドアウトライン
新機能の「ワイドアウトライン」は、複数のファイルの見出しをまとめて1つのアウトラインに表示します。
複数のファイルに分割された文書やプログラムを、ワイドアウトラインでスムーズに編集できます。
「ワイドアウトライン」と「索引」機能を組み合わせると、複数のファイルから編集箇所を絞り込めるので、ファイルにまたがる編集が見通しよくおこなえます。
■ワイドアウトラインと索引 (キーワードの見出しを一覧表示します)
●表示スタイル
「表示スタイル」は、「横書き」「縦書き」「原稿用紙」などの表示設定を複数登録しておき、すぐに呼び出せる機能です。
文字フォント、行間、余白、段組み、ページ設定、行番号、色分けを、画面で確認しながら調整できます。
WZ6では「原稿用紙表示」「見開き表示」「均等割り付け」に対応しました。
■「原稿用紙表示」と「縦書き・横書きの多重化」
●日本語文書
WZ6では、小説、論文、各種原稿の執筆と編集に必要な、さまざまな機能が標準で用意されています。
日本語文書に必要な「ルビ」「脚注」「青空文庫」に対応し、リアルタイムの文書の「文字数」「単語数」「行数」「原稿枚数」の表示機能を追加しました。
この他、「脚本」「会話文」「テキストタグによる文字装飾」にも対応しています。
■テキストタグによる文字装飾(体裁文書)
●論文
WZ6.0.45から、「LaTeX」ファイルの編集に対応しました。
LaTeXは、主に数式を含む理数系の論文や書籍の標準的なフォーマットです。
WZ6では、LaTeXの「アウトライン表示」「TeXコマンド入力」「数学記号の表示」などが標準機能となりました。
「色分けアウトライン」「アウトライン編集」「ワイドアウトライン」で、長文の論文の編集が見通しよくおこなえます。
「コマンド入力」により、LaTeXコマンドをダイアログで絞り込み選択して入力できます。
「LaTeXコマンドの非表示」と「数学記号/ギリシャ文字/上付き/下付き」コマンドの指定を画面に反映して、本文を見やすく表示します。
WZ6の編集画面から、LaTeXコンパイラとdvioutビューアーの起動も可能です。
チュートリアルのLaTeXも合わせてご参照ください。
■LaTeXのアウトラインと入力支援
●プログラム
WZ6では「C、C++、Javaプログラムの折りたたみ」「CSVファイルの桁揃え表示」「単語補完・構文入力」による変数や関数名の補完入力に対応しました。
色分けのユーザ定義に加えて、「java」「perl」「Ruby」などの15種類のプログラム言語の色分け設定を追加しました。
■Cプログラムの色分け
●HTMLファイル
WZ6では「CSSスタイルシートのプロパティ設定」と「HTMLのタグエレメントとアトリビュートの色分け」「PHPプログラムの色分け」機能を追加しました。
「HTMLタグの選択挿入」「タグのプロパティ設定」「タグの記号表示」機能と組み合わせて、HTMLファイルやCSSファイルを直接編集することができます。
■「PHPの色分け」と「タグアウトライン」と「CSSプロパティ」
●Text-C
WZ6では、プログラミングマクロ言語「Text-C」を提供しています。
「Text-C」は、C言語に文字列処理に適したテキストライブラリとプロパティを追加した言語です。プログラム仕様は、C言語とほぼ同じです。
テキストライブラリには、ファイルの読み書き、文字列挿入削除、段落単位の操作、画面表示などのAPIが用意されています。
「Text-C」でマクロプログラムを作成することによって、WZ6にさまざまな機能を追加してユーザカスタマイズしていくことができます。
また、「テキストデータベース」「ファイラー」などのテキスト主体のアプリケーションも作成できます。
■Text-Cで作成された「Filer」と「Grep」のアプリケーション
●その他の機能
WZ6では、「複数世代のバックアップ」「テキストオープンダイアログ」「ファイルの部分読み込み」「新検索ダイアログ」「フィルタリング(絞込み検索)」「USBメモリへのセットアップ」「複数環境のセットアップ」「ネットPC向けの画面表示」「ガイドヘルプ」機能を追加しました。
また、アイデアをすぐにメモできる「ボード」、プレビューや一括置換が可能な「グローバル検索」、キーボード主体でファイル操作する「ファイラー」などのさまざまな機能が標準で用意されています。
WZ6の機能一覧もご参照ください。
旧バージョンユーザーの方は、WZ6についてもご参照ください。
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