wzsoftロゴ
 
 

 

6. 挿入メニュー

最近使った文字列

WZは検索した文字列と、クリップボードにコピーした短い文章を専用の履歴ファイルに保存しています。この履歴を一覧に表示し、選んでOKするとカーソル位置に文字列を挿入します。

最近のIME入力

最近IMEから確定入力した文字列を一覧表示します。選択してOKすると、IMEの入力文字列にセットして、再変換をおこないます。
※[Space]キーで変換できない場合は、[変換]キーを押してください。

慣用句

「慣用句の挿入」ダイアログを表示します。
よく使う短い文章を登録しておいて、挿入することができます。
「編集」を押すと内容をWZで編集します。

単語補完と構文入力

「単語補完と構文入力」は、2、3文字の英字の入力から長い英単語を選択して入力する機能です。
プログラムの変数名や関数名および英単語の2回目以降の入力が一覧から選択するだけで、正確におこなえます。
複数行の構文を入力することも可能です。

単語の先頭数文字を入力してからこのコマンドを実行すると、補完候補の一覧を表示します。
入力した文字と先頭部が一致する単語の一覧が表示されます。
一覧から入力したい単語を選択して[Enter]を押すと文章に入力されます。
候補一覧で[→]を押すと、以下の詳細メニューを表示します。

編集テキスト補完候補を、編集中の文書から検索します。
単語補完辞書補完候補を、「文書スタイル」の「単語補完辞書」で指定したファイルから検索します。
Text-C API補完候補を、Text-Cのヘッダファイルから検索します。
Text-CのAPI名の補完入力や、「ブロック内容の表示」でAPIの使用方法を表示できます。
「sam」を入力してからこのコマンドを実行すると、サンプルプログラムの構文入力が可能です。
この他、「if」「for」「macro」「func」の構文入力が実行できます。
Windows API補完候補を、WindowsAPI名と定数の定義ファイルから検索します。
最近使った文字列補完候補を、「最近使った文字列」から検索します。
入力補完をおこなう単語を改めて入力します。
行モードONにすると、入力文字を含む段落を一覧表示します。[Enter]を押すと段落の入力ができます。
単語の途中にマッチONにすると、入力文字が途中に含まれる単語を検索します。OFFにすると、入力文字から始まる単語を検索します。
大文字と小文字を区別ONにすると、大小文字を区別して検索します。
コピー候補一覧の、選択行の内容をコピーします。
参照候補一覧の、選択行の内容をWZ6で開いて表示します。
ジャンプ候補一覧の、選択行の内容へジャンプします。
ブロック内容の表示候補一覧の、選択行のブロック内容を表示します。
ブロック内容のコピー候補一覧の、選択行のブロック内容をコピーします。

構文入力をおこなうには、あらかじめ辞書ファイルで構文を定義しておきます。
以下が定義の例です。構文のキーになる文字列を**ではさんで構文を指定し、終わりに空行を指定します。
構文入力後のカーソル位置を<>で定義できます。

*for* (;<>;) {
}
}

forと入力してからこのコマンドを実行すると、補完候補に「*for*」が表示されます。
選択して[Enter]を押すと、カーソル位置に以下の内容が入力されてカーソルが■に移動します。

for (;■;) {

}

ファイル

ファイル選択ダイアログを表示します。選んだファイルの内容をカーソル位置へ挿入します。

ファイル名

「ファイル名の挿入」ダイアログを表示します。
ファイル名を入力するか参照ボタンを押してファイル名を選択します。
挿入する内容を、以下のモードから選択します。

相対現在の文書ファイル名を基準とした相対ファイル名
ドライブ名なしドライブ名と:を省いたファイル名
絶対ドライブ名も付いたファイル名
ベースフォルダ相対ベースフォルダを基準とした相対ファイル名

以下のオプションを指定してOKするとファイル名を挿入します。

""で括る
\を/に変換
小文字に変換

脚注

カーソル位置に脚注を挿入します。
※脚注を使うには文書スタイルの脚注の各項目を、あらかじめ設定しておく必要があります。
例:■にカーソルを置いて[挿入]メニューから[脚注]を実行します。
WZ6は■は日本語テキストエディタです。

すると、次のようにカーソル位置に「注」を表すアンカーがテキストで埋め込まれ、章または文書の末尾に対応する注を書くための記号が挿入されます。引き続き注の内容を書くことができます。
WZ6は(注1)は日本語テキストエディタです。

注1 ■

埋め込まれた記号は通常のテキストですが、脚注機能を使って新しい注を追加するたびに正しく番号が振り直されます。
一つの脚注は一つの段落になります。一つの脚注内で行を区切るには、Shift+Enterの段落内改行を使ってください。

脚注の詳細

脚注の詳細メニューを表示します。

対応する注へジャンプ本文の脚注にカーソルを置いて実行すると、章/文書末尾の対応する注へジャンプします。章/文書末尾の注にカーソルを置いて実行すると、本文の脚注へジャンプします。
番号を振り直すカットアンドペーストなどで、脚注の番号が連番にならなくなったときに実行すると、脚注の番号をすべて振りなおします。
「章末脚注」の場合は、カーソルのある章の内の脚注の番号を振りなおします。これ以外の章の脚注の番号は変わりません。
前の脚注/次の脚注前後の脚注(本文および脚注の内容)へジャンプします。

ルビ

テキストタグを使った文書専用のコマンドです。
ルビの挿入ダイアログを表示します。
ルビをふりたい漢字を選択してからこのコマンドを実行することもできます。

HTMLテキスト専用のコマンドです。
テーブルの桁数と行数を指定すると<table>タグと<td>タグを挿入します。

タグ

テキストタグを使った文書およびHTMLテキスト専用のコマンドです。
タグを選択して入力します。

タグのプロパティ

カーソル位置の文字に対してプロパティダイアログを表示します。
テキストタグを使った文書およびHTMLテキスト専用のコマンドです。
カーソル位置がタグなら、タグのアトリビュートの編集ダイアログを表示します。

カーソル行の前に空行を作ります。

改ページ/改段文字

印刷用の改ページ記号を挿入します。
タグエディタの場合は、改段記号を挿入することもできます。改段記号以下は次の段組へ送られます。
通常編集時で、画面がスクロールする状態の場合は改ページの処理はおこなわれません。
表示スタイルで、「ページめくりをON」「縦段組を2以上」「ページ表示を見開き表示」のいずれかをおこなうと画面がページめくりされる状態になり、改ページの処理もおこなわれます。
印刷プレビューでは必ず改ページの処理がおこなわれます。

水平線

カーソル位置から - 記号を使って水平線を引きます。
その他、カーソル位置に記号を書いておいて実行すると、その記号を連続させて水平線を引きます。例えば = を書いておいて実行すると = を使って水平線を引きます。
HTMLテキストで水平線コマンドを使うと、<hr>タグが入力されます。

欧文文字

アクセント付き文字の挿入ダイアログを表示します。
A~Zのアクセント付き文字の一覧から選んで文書に挿入できます。
A〜Zやa〜zを入力してから実行すると、ダイアログを該当文字へジャンプして開きます。
「設定」ボタンを押すと、「欧文文字のカスタマイズ」が表示されます。文字の順序や追加などのカスタマイズがおこなえます。
「前文字削除」チェックボックスをONにすると、ダイアログをOKしたときにカーソル位置の前位置の文字を削除します。このチェックボックスは、英文字の直後にカーソルを置いて「欧文文字」コマンドを実行したときONにセットされます。

「Windows標準」キー定義で日本語キーボードをお使いの場合は、次のキー操作で欧文文字の入力ができます。

  • [Ctrl+Shift+`]に続けて英字キーで、グレイヴ・アクセント付き文字。?、?、?、?、?、?、?、?、?、?
  • [Ctrl+Shift+']に続けて英字キーで、アキュート・アクセント付き文字。?、?、?、?、?、?、?、?、?、?、?、?
  • [Ctrl+^]に続けて英字キーで、サーカムフレックス付き文字。?、?、?、?、?、?、?、?、?、?
  • [Ctrl+Shift+~]に続けて英字キーで、ティルダ符号付き文字。?、?、?、?、?、?、?、?、?、?、?、?
  • [Ctrl+:]に続けて英字キーで、トレマ符号付き文字。?、?、?、?、?、?、?、?、?、?
  • [Ctrl+@]に続けて英字キーで、A+丸・c(U+00E7)・o+スラッシュ文字。?、?、?、?、?、?
  • [Ctrl+Shift+&]に続けて英字キーで、A+E・o+E・エスツェット文字(s)。?、?、?、?、?
  • [Ctr+:]に続けて!?入力で、逆!?文字。?、?

制御文字

制御文字の挿入ダイアログを表示します。
文字コード(0x00-0x1F)の制御文字を選択してOKすると挿入します。

日付・時刻

今日の日付や現在時刻を挿入します。「日付の増」「日付の減」ボタンを使って、昨日や明日の日付の挿入もおこなえます。

日付の書式は追加したりカスタマイズすることができます。「追加」ボタンを押すと新しい書式を追加します。「書式の追加」ダイアログで任意の文字列と日付書式を指定してください。「書式の挿入」ボタンを使うと各種日付の書式文字列を入力できます。
「編集」ボタンで書式の編集、「削除」ボタンで削除がおこなえます。

日付や時刻のパターン

次のパターンが使用できます。パターンは必ず半角の英小文字で指定してください。
現在時刻が2007年7月19日 9時15分6秒の場合の表示例を示します。

%y平成19
%2y07
%yy07
%yyyy2007
%m7
%2m 7
%mm07
%mmmJul
%mmmmJuly
%d7
%2d 7
%dd07
%w
%wwwThu
%wwwwThursday
%h9
%2h 9
%hh09
%t15
%2t15
%tt15
%s6
%2s 6
%ss06
%%%
%%yy%yy

前へ 次へ