191. 印刷
WZ6はプレビューと印刷に対応しています。印刷の折り返しやフォントの指定は、表示スタイルとは別に「印刷スタイル」でおこないます。
印刷スタイルを設定するには[ファイル]メニューから[end]-[印刷スタイルの設定/選択]を使います。現在の文書に適用される印刷スタイルの設定ダイアログが表示されます。
設定値を変更してOKすると印刷スタイルに保存されて現在の文書にも適用されます。
ダイアログで「一時設定」をONにしてOKすると、設定内容を保存せずに現在の文書にだけ設定を適用することができます。
印刷プレビューをおこなうには[ファイル]メニューから[end]-[印刷プレビュー]を使います。印刷プレビューの状態でもWZ6の通常の編集機能が使用できます。
印刷をおこなうには[ファイル]メニューから[end]-[印刷]を使います。印刷に使うプリンタを切り替えたり印刷するページ数の範囲を指定することもできます。
※印刷に使うプリンタを切り替えたときは、「プレビュー」ボタンを押して内容を確認してから印刷することをお勧めします。ページの切れ目や図の大きさなどが変わる場合があります。
文字数・行数
文字数・行数 | 通常は「用紙サイズから計算」を指定してください。「文字数・行数」を指定しても、指定どおりの文字数・行数で印刷されないことがあります。 「文書の設定を使用」 「表示スタイル」で指定した文字数・行数で印刷します。「表示スタイル」で「右端で折り返す」がONのときは、用紙のサイズに合わせて文字数を計算します。 「表示スタイル」で「1ページの行数」が0のときは、用紙のサイズに合わせて行数を計算します。 「指定」 文字数・行数を指定します。 「用紙サイズから計算」 用紙のサイズに合わせて文字数・行数を計算します。 |
文字数 | 1行の文字数を半角文字単位で指定します。 |
行数 | 1ページの行数を指定します。 |
段組 | 段組数を指定します。 |
ページ | 印刷方法を「標準」「袋とじ」から指定します。 |
先頭ページ番号 | 1ページ目につけるページ番号を指定します。 たとえば100を指定すると、先頭ページは100ページとして印刷されます。 ※範囲内の印刷をおこなうときに先頭ページ番号を変えるには、「一時設定をOFF」にして、「先頭ページ番号」を指定してください。 |
フォント
フォントを指定 | ONにすると印刷に使うフォントを指定します。OFFにすると「表示スタイル」で指定したフォントで印刷されます。 |
フォント | 印刷に使うフォントを指定します。 |
フォントサイズ | 印刷に使うフォントサイズを指定します。 |
余白
上 | 上余白をmm単位で指定します。0.1mm単位で指定できます。 ※10mm以下を指定すると印刷可能域をはみ出し、文字が印刷されない場合があります。 |
下 | 下余白をmm単位で指定します。0.1mm単位で指定できます。 ※10mm以下を指定すると印刷可能域をはみ出し、文字が印刷されない場合があります。 |
左 | 左余白をmm単位で指定します。0.1mm単位で指定できます。 ※10mm以下を指定すると印刷可能域をはみ出し、文字が印刷されない場合があります。 |
右 | 右余白をmm単位で指定します。0.1mm単位で指定できます。 ※10mm以下を指定すると印刷可能域をはみ出し、文字が印刷されない場合があります。 |
字間 | 文字間の余白をmm単位で指定します。0.1mm単位で指定できます。 |
行間を指定 | チェックすると行間を指定できます。 |
行間 | 行間をmm単位で指定します。0.1mm単位で指定できます。 |
段間 | 段と段の間をmm単位で指定します。0.1mm単位で指定できます。 |
縦段間 | 縦の段と段の間をmm単位で指定します。0.1mm単位で指定できます。 |
用紙
用紙 | 規定の用紙サイズのリストを選択します。自由な用紙サイズを指定するには、リストの最後の「サイズを指定」を選択してください。 |
幅 | 規定サイズの場合はその幅を表示します。「サイズを指定」の場合は用紙サイズをmm単位で指定します。0.1mm単位で指定できます。 |
高さ | 規定サイズの場合はその高さを表示します。「サイズを指定」の場合は用紙サイズをmm単位で指定します。0.1mm単位で指定できます。 |
方向 | 「縦方向」を選ぶと用紙を縦に、「横方向」を選ぶと用紙を横に使います。 |
ヘッダ・フッタ
ヘッダを印刷 | ヘッダを印刷するかどうかを指定します。 |
ヘッダ | ヘッダの内容を指定します。▼を使ってマクロ記号を埋め込むこともできます。次に指定の例を示します。 <filename> 「ファイル名」 |<filename> 「ファイル名」の中央揃え ||<filename> 「ファイル名」の右揃え <filename>|<date> 「ファイル」名+「印刷日」中央揃え <filename>|<date>|文字列 「ファイル」名+「印刷日」中央揃え+「文字列」右揃え |
ページ(偶数ページ) | 偶数ページのヘッダの内容を指定します。 |
上余白 | ヘッダの印刷位置をmm単位で指定します。0.1mm単位で指定できます。用紙の上端から上余白の余白を空けた位置にヘッダを印刷します。 ※10mm以下を指定すると印刷可能域をはみ出し、文字が印刷されない場合があります。 |
フッタを印刷 | フッタを印刷するかどうかを指定します。 |
フッタ | フッタの内容を指定します。▼を使ってマクロ記号を埋め込むこともできます。次に指定の例を示します。 <page> 「ページ番号」 |-<page>- -「ページ番号」-の中央揃え(印刷例「-5-」) |<page>/<allpages> 「ページ番号」/「全ページ数」の中央揃え(印刷例「1/5」) |
フッタ(偶数ページ) | 偶数ページのフッタの内容を指定します。 |
下余白 | フッタの印刷位置をmm単位で指定します。0.1mm単位で指定できます。用紙の下端から下余白の余白を空けた位置にフッタを印刷します。 ※10mm以下を指定すると印刷可能域をはみ出し、文字が印刷されない場合があります。 |
フォント | ヘッダ・フッタのフォントを指定します。 |
フォントサイズ | ヘッダ・フッタのフォントサイズを指定します。 |
装飾 | ヘッダ・フッタに装飾(太字、下線、斜体の組み合わせ)を指定します。 |
偶数ページを指定 | ONにすると偶数ページのヘッダ・フッタが指定できるようになります。 見開きの左右のフッタの対称印刷や、両面印刷の裏表のフッタを揃える動作がおこなえます。 |
ページ間を印刷 | ONにすると見開きのページとページの間に縦書きでページ間で指定した書式を印刷します。 |
ページ間 | ヘッダ・フッタと同じように、見開きのページとページの間に印刷する文字を指定します。 |
ヘッダ・フッタのマクロ記号
<filename> | ファイル名(拡張子を除く) |
<filename.ext> | ファイル名(拡張子を含む) |
<fullname> | フルパスファイル名(拡張子を含む) |
<ext> | ファイル拡張子 |
<date> | 印刷開始日付 |
<time> | 印刷開始時刻 |
<filedate> | ファイルの日付 |
<filetime> | ファイルの時刻 |
<page> | ページ数 |
<allpages> | 総ページ数 |
<title1> | 柱1 |
<title2> | 柱2 |
<title3> | 柱3 |
<bl> | < |
<br> | > |
<sepa> | | |
| | セパレータ |
セパレータを使うと中央寄せ、右寄せの印字ができます。
a|b|c | aを左寄せ、bを中央寄せ、cを右寄せで印字 |
|b| | bを中央寄せで印字 |
||c | cを右寄せで印字 |
柱1,2,3はそれぞれ見出し1,2,3の内容を印字します。現在のページから文書先頭まで見出しを探して最初に見つけた見出しの内容を印字します。
その他
行番号を印刷 | 行番号を付けて印刷します。 |
カラーで印刷 | ONにすると画面と同じ色で印刷します。OFFにするとすべて白黒で印刷します。 |
画面プリンタを使用 | ONにすると画面をプリンタとみなして画面上に印刷します。紙には印刷しなくなります。 |