wzsoftロゴ
 
 

 

4. モバイル用途の便利な使い方

段落字下げを認識する画面オプション

まず、次の画面をご覧ください。
これは、パソコン用のメールマガジンをWZモバイルで表示した画面です。

元の文章が1行を60文字(半角)で折り返ししていて、しかも、各行頭を半角空白で字下げしているため、モバイル端末の小さな画面では折り返しが不揃いで、大変読みにくいものとなってしまいます。

画面 画面
PC用のメールマガジンをモバイルで表示すると、1行の折り返しが不揃いで読みにくい。 横画面表示に切り替えても、まだ画面幅は不足です。

WZモバイルには、行頭の空白を段落全体の字下げと認識して画面表示するオプションがあります。
メールを全画面表示している状態で、右ソフトメニューから [表示]-[表示設定] の画面を開いてください。「体裁」カテゴリの「字下げ」を「行頭タブか空白」に設定してOKします。

画面 画面 画面
表示設定の「体裁」の部分。 字下げの体裁認識を「しない」画面。 「行頭タブか空白」を段落字下げとして体裁認識する画面。

一番右が、行頭タブと空白を段落の字下げとして体裁認識した画面です。読みやすさが格段と向上します。

※画面は、メールマガジン「国際派日本人養成講座

受信行数を制限して添付ファイルをカット

外出先で緊急にメールを受信しなければならないときに限って、必要のない馬鹿でかい添付ファイルを受信するハメになったことは、誰しも経験があるかと思います。
原則としてモバイルでは添付ファイルを受信する必要がないのでしたら、受信行数を制限することで、添付ファイルをカットして本文だけを受信することができます。

画面 画面 画面
左ソフトメニューから「アカウントの設定」を開いて、「内容の受信」を「行数の制限」にします。 最大受信行数を200〜500行程度の、任意の値で設定してください。 行数制限により添付ファイルを受信できなかったメールには、「半」というマークが表示されます。

受信行数のよる制限では、厳密には添付ファイルだけがカットされる訳ではありません。
最大受信行数が200行数のときに、受信したメールの本文が100行、添付ファイルが1,000行あったとした場合、、本文の100行と添付ファイルの最初の100行が受信されます。
従って、添付ファイルがカットされても、画面上では添付ファイルが存在しているように扱われます。しかし、この添付ファイルを開こうとしても、内容が途中で切れているために正常に解凍したり実行することはできません。
完全な添付ファイルが必要なメールは、全内容を再受信してください。

画面 画面 画面
添付ファイルが存在するように見えますが、一覧に「半」とあるので途中で切れています。 左ソフトメニューから「プロパティ」を選択します。 「全内容を受信」をチェックしてOKした後、メールの受信操作をおこなってください。

メールヘッダだけの受信

外出先では余計なメールは受信したくない……という方針をさらに進めるのが、「ヘッダのみ受信」という設定です。

画面 画面 画面
左ソフトメニューから「アカウントの設定」を開いて、「内容の受信」を「ヘッダのみ受信」にします。 ヘッダのみを受信したメールは、一覧に「半」のマークが付きます。内容を読むには本文のリンクをタップしてください。 次回の受信操作で内容を読むメールには、一覧に「受」のマークが付きます。

また、ヘッダだけの受信しただけで、Subjectや送り主から明らかに「ゴミ(spam)」と分かるメールがあった場合、読まずにサーバーから削除することも可能です。
メッセージのプロパティを開いて「サーバーから削除」をチェックしてください。次回の受信操作でサーバーから削除されます。

ログファイルの自動削除

miniSDカードなど外部ストレージを使わずに内部メモリだけでWZモバイルを使用する場合、メールのログを放置しおくといつしかメモリ容量が不足することになります。
WZモバイルの標準設定では、処理の高速化のために1ヶ月単位で先々月以前のログを表示しないようにしています。
インストール時の設定では、表示しないだけでログそのものは削除していません

1ヶ月以前のメールも表示

1ヶ月以前のメールも表示するには、左ソフトメニューから「フォルダの設定」を開き、「1ヶ月前まで表示」のチェックを外して、「○年前まで表示」の年数を調整してください(デフォルトは3年)。

古いメールを自動削除

表示しないだけでなく、実際に自動削除してメモリ容量が増えないようにするには、「自動リムーブ」をチェックしてください。
これらの設定は、フォルダごとにおこなってください。

画面 画面 画面
表示状態を変更するフォルダで、「フォルダの設定」を開きます。 古いメールを表示するには、「1ヶ月前まで表示」のチェックを外して、何年前まで表示するか設定します。 古いメールを自動削除するには、「自動リムーブ」をチェックしてください。

この自動削除は、端末のメモリ上に保存しているメールログの削除です。
メールサーバー上のログを削除するか残すかは、「アカウント設定」の「サーバーから削除」で指定してください。

前へ 次へ