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5. ウェブフォルダの使い方

ウェブフォルダとは、一言でいえば 「通勤中の地下鉄車内でブログやニュースサイトを読むためのテキストブラウザ」 です。※
もちろん、それ以外の場所や用途で使っていただいてかまわないのですが、このソフトウェアの機能を説明するのに一番有効な状況が地下鉄車内です。

※優先席付近では携帯電話の電源はOFFにしましょう。

地下鉄車内でのブラウジング

走行中の地下鉄車内はPHPの電波が届きません。列車が駅構内に入ったときにページをダウンロードし、走行中は読むだけに徹さなければなりません。しかし、列車の運行にあわせてタイミングよくダウンロードを開始することは難しく、そして、多くのページが1駅だけではダウンロードを完了できません。
また、興味あるリンクを見つけても、走行中に次のページを読むことはできず、次の駅構内に入るまで待たなければなりません。
PCの一括巡回ソフトでいつも読むページをすべてダウンロードしておき、モバイル端末にコピーして通勤中に読むという方法もあるでしょう。しかし、興味がリンク先に飛ぶことこそブログを読む楽しさですから、これは面白くありません。

ヒット&アウェイ(一撃離脱)のインターネット接続

WZモバイルのウェブフォルダは、リンク先のURLをいったんフォルダに溜め、必要に応じて一括でダウンロードします。また、テキストブラウザですので、複数ページのダウンロードも高速です。
実際の画面で、その様子を説明します(以下、画面は産経デジタルのイザ!)。

画面 画面 画面
記事の一覧ページをWZモバイルで表示しているところです。
興味ある記事を、方向キーで選び、アクションキーで決定していきます。
ブラウザ画面をOKで閉じると、ウェブフォルダの一覧画面に戻ります。
選んだリンク先が、「無題」の状態で溜まっています。
列車が駅構内に入り通信状態が回復したら、左ソフトメニューから「巡回」を実行します。
画面 画面 画面
ダイアルアップが開始され、ページのダウンロードがおこなわれます。 新しくダウンロードしたページに、タイトルが表示されるようになります。 ダウンロードした記事を開いて、全画面で表示したところです。

読んでいる記事の中に興味あるリンクが出てきたら、躊躇うことなく選択(タップ)してください。あとで、次に列車が駅構内に入ったときに、まとめてダウンロードしましょう。

バッテリ消費を抑えて長時間ブラウジング

WZモバイルのウェブフォルダが有効なのは、地下鉄という電波が遮断される状況だけではありません。
必要最低限のテキストをダウンロードしているときしか通信をおこないませんから、バッテリ消費を節約することができます。バッテリ切れを心配することなく、長時間通勤でじっくりとニュースサイトを読むことが可能です。

ページの受信頻度

ウェブフォルダの一覧に溜まったページは、原則として一度ダウンロードすれば、二度同じページをダウンロードする必要ありません。
一方、ニュースサイトのトップページやブログ記事の一覧ページなど、毎日のウェブ巡回の入り口となるページは、毎朝、新たにダウンロードする必要があります。しかし、同じURLを二度入力する必要はありません。
毎日、ダウンロードし直す必要のあるページには、プロパティで 「受信頻度」 を設定することができます。

画面 画面 画面
毎日ダウンロードし直すページで、左ソフトメニューから「プロパティ」を選びます。 受信頻度を「毎日」あるいは「6,12:20,18時」にします。
「マーク」もチェックしておくと、一覧に★印が表示されて探しやすくなります。
受信頻度を設定したページには、一覧で「受」と表示されます。

受信頻度を「毎回」にすると、巡回操作のたびにページをダウンロードし直します。「毎日」は一日に1回だけのダウンロードを意味し、一度ダウンロードがおこなわれると、以後24時間内は巡回してもダウンロードしません。
朝晩の通勤でダウンロードし直すならば、「6,12:20,18時」が良いでしょう。これは、6:00、12:20、18:00 の1日3回を意味しますが、この時刻ちょうどに使用しなければならない訳ではありません。この時刻を経過したあとの最初の巡回時にダウンロードがおこなわれます。

蓄積という項目は通常チェックしません。
これをチェックすると、ダウンロードし直すたびに、一覧に新しいページが作成されます。毎日のページの変化を保存して残すような場合にチェックしてください。

お気に入りに登録

受信頻度を設定したページは、お気に入りに登録しておくと便利です。

画面 画面
お気に入りに登録するページで、右ソフトメニューから「お気に入り」を選択します。 「追加」をタップすると、ページが登録されます。

お気に入りの一覧画面では、OKボタンで登録したページへジャンプできます。

RSSページを登録する

ニュースサイトやブログには、「RSS」というページ概要機能があります。
WZモバイルのウェブフォルダにこのRSSページを登録すると、毎日の巡回に便利なインデックス(目次)ページとなります。

例えば、イザ!のRSSはURLがhttp://www.iza.ne.jp/top/NwEntTopRSS.rdf です。このURLを毎日巡回するページとして登録してみましょう。

画面 画面 画面
PCのブラウザで、RSSボタンにマウスカーソルをあてがうと、RSSのURLがステータスバーに表示されます。 WZモバイルのウェブフォルダで、左ソフトメニューから「URLの入力」を選びます。 PCのブラウザで確認したRSSページのURLを入力し、巡回頻度を「毎日」または「6,12:20,18時」にします。
画面 画面 画面
URL入力画面の「接続」をタップすると、すぐにページのダウンロードが始まります。 RSSページがダウンロードされました。 RSSページを開いて、全画面表示したところです。
気になる記事を選び、まとめてダウンロードしてください。

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