旧WZからの移行
WZ5のTML文書をWZ6で引き継ぐには
WZ6では、WZ5の「TML文書」ファイル形式は廃止されました。
WZ6では、文字装飾・段落体裁・ルビ付きの文書は、「体裁文書」ファイル形式で作成します。
WZ5の「TML文書」は、WZ6の「体裁文書」ファイル形式に変換して、文字装飾・段落体裁・ルビを引き継ぐことができます。
TML文書ファイルを引き継ぐには、下記の操作をおこないます。
- WZ6でTMLファイルを開く。
- [ツール]-[テキストの変換]を実行。
- 「TMLテキスト→体裁文書」を選択。
- [ファイル]-[新規作成ダイアログ]から「体裁文書」を新規作成。
- [編集]-[貼り付け]を実行。変換結果が貼り付けられます。
WZ5の設定は引き継げますか
WZ6では、WZ5の「文書の設定」の項目を引き継げます。
WZ6の「機能」「設定」「ユーザインターフェース」などに、改良や仕様の変更がありますので、ヘルプでご確認ください。
設定を引き継ぐには、下記の操作をおこないます。
- ツールメニューから「カスタマイズ」の「WZ5の設定引継ぎ」を実行。
その他の設定は、WZ6にて改めて設定します。
WZ5・WZ4の用語統一辞書を使えますか
WZ6の「用語統一」は、ユーザインターフェースが変わりましたが、機能の互換性があります。
WZ5・WZ4の用語統一辞書を引き継ぐには、下記の操作をおこないます。
- WZ5・WZ4の用語統一辞書の内容をクリップボードへコピー。
- WZ6の「ツール|用語統一」を選択。
- 辞書1〜3のどれかをクリック。
- 「編集」ボタンを押して、エディタを開く。
- エディタに貼り付けをおこなって保存。
再度、「ツール|用語統一」を選択すると、辞書が使用できます。
WZ4のWZ Memoの機能はありますか
WZ6には、WZ Boardが付属しています。
WZ6のWZ Boardは、WZ4のWZ MemoとWZ5のWZ Boardと仕様やファイル形式が同じです。
WZ6では、WZ5のWZボードの内容を引き継ぐことができます。
下記の操作をおこないます。
- ツールメニューから「WZ Board」を実行。
- WZ Boardの「挿入」メニューから「WZ5のBOARDを引き継ぎ」を実行。
WZ5・4のMAIL機能はありますか
WZ6ではメール機能は、Text-CマクロのサンプルプログラムTextc Mailとなりました。
メール機能、ノート、Webフォルダの機能が提供されます。
メールボックスフォルダ形式やアカウント設定方法も変わりました。
下記を指定するとTextc Mailが起動します。
- マクロメニューの「アプリケーションの一覧」から「MAILER」を選んで「実行」を押す。
- コマンドラインからwzeditor.exe @mailerを実行。
あらかじめマクロメニューの「アプリケーションの一覧」から「MAILER」を選んで、「状態」を「SKIP」から「OK」に変更しておく必要があります。
※Textc Mailはサポートの対象外となります。
WZ MAILのメールフォルダを引き継ぐには
WZ MAILのメールフォルダを引き継ぐには、下記の操作をおこないます。
- WZ6の「Textc Mail」を起動。
- フォルダメニューから「新規作成」を実行。
- 「メールフォルダ」を選択してOK。
- フォルダ名を入力してOK。
- ツールメニューから「インポート」を実行。
- WZ Mailのmbxファイルを指定してOK。
複数のフォルダを引き継ぐには、上記の操作を繰り返し実行します。
メールアカウントの設定は、改めてTextc Mailでおこないます。
WZ5・4のTX-Cマクロは使えますか
WZ6は、Windows XP/Vista向けに新規開発のため、新しいマクロ言語「Text-C」に変わりました。
Text-Cでは言語仕様やAPIが変更されましたので、TX-Cのプログラムは移植や書き換えが必要となります。