4. 表示メニュー
表示スタイルの設定
「表示スタイル」ダイアログを表示します。現在の文書で使っている折り返し幅や表示フォントなどの表示スタイルの設定内容の確認と変更がおこなえます。
詳しくは「表示スタイルのカスタマイズ」を参照してください。
表示スタイルの一覧
表示スタイルの一覧を表示します。表示スタイルを選んでOKすると現在の文書に選んだ設定を適用します。
表示スタイルを新しく追加したり、名前を変更するなどのメンテナンスをおこなうこともできます。詳しくは表示スタイルのメンテナンスを参照してください。
色分けスタイル
色分けスタイルダイアログ
「色分けスタイル」ダイアログを表示します。現在の文書に適用されている色分けスタイルの内容が表示されます。
「一覧」を押すと「色分けスタイル一覧」ダイアログが表示されます。現在の文書に適用されている色分けスタイルが一覧で選択されて表示されます。
別のスタイルに切り替えてOKすると、現在の文書に新しく指定したスタイルを適用します。「なし」にすると、色分けをまったくしない状態になります。
色分けはカスタマイズすることができます。たとえば、"「"から"」"までを太字の赤で表示するように設定できます。「色分けスタイル一覧」ダイアログの以下のボタンを使ってカスタマイズをおこないます。
編集 | 「色分けスタイル」ダイアログを表示し、色分け設定内容を確認、変更します。 |
名前の変更 | 色分けスタイル名を変更します。 |
新規作成 | 色分けスタイルを追加します。 |
削除 | 色分けスタイルを削除します。 |
↑、↓ | 一覧内での順序を変更します。 |
色分けを指定するには、「色分けスタイル」ダイアログを使って、色分け文字と色を一つずつ指定してください。色分けには次の種類があります。個数は原則として何個でも指定でき、上から下の順で色分け表示します。
「使用する」をOFFにすると、一時的に1項目の色分けを無効にします。ONにすると有効にします。
※色分けは機械的におこなわれます。構文解析はおこなわないので、C言語の色分けなどプログラムの色分けは原理的に完全にはできません。意図に合わない色分がおこなわれるときには、プログラムの書き方を工夫してみてください。
色分けの種類
英単語 | 「文字列1」で指定した単語を色分けます。単語は半角空白で区切って「abc def」のように複数指定できます。「英単語(大小区別なし)」も同じです。 単語をテキストファイルに作成しておいて、指定することも可能です。「文字列1」に「file://c:\color.tkw」のように、「file://」に続けてファイル名をフルパスで指定します。ファイルには単語を半角空白で区切って複数指定することも、改行で区切って指定することもできます。 |
語句 | 「文字列1」で指定した文字列を色分けます。文字列は半角空白で区切って「文字列 語句」のように複数指定できます 「英単語」と同様にテキストファイルの指定もおこなえます。 |
行末 | 「文字列1」で指定した文字から行末までを色分け表示します。「行末(正規表現)」では正規表現も使えます。 |
広範囲 | 「文字列1」〜「文字列2」で指定した範囲を色分け表示します。広範囲色分けは6個まで指定できます。 |
段落内範囲 | 段落内で「文字列1」〜「文字列2」で指定した範囲を色分け表示します。 |
正規表現 | 「文字列1」で指定した正規表現を色分けます。「タグ1」に指定すると正規表現のタグ指定内の文字を色分けます。 |
URL | URLを自動判別して色分けします。 |
"ファイル名" | ""で括られたファイル名で、ディスク上にファイルが存在するものを色分け表示します。 |
#if条件 | C言語の#if〜#else〜#endifを色分けします。#if 0〜#endifのようにコンパイルされない部分が指定した色で色分けされます。 「文字列1」に識別子を指定すると、#if 識別子〜#endifはコンパイルされる部分とみなします。「文字列1」に!識別子を指定すると、コンパイルされない部分とみなします。識別子は半角空白で区切って複数指定できます。 「文字列1」に指定されている識別子の#if defined(識別子)はコンパイルされる部分、#if !defined(識別子)はコンパイルされない部分とみなします。「文字列1」に指定されていない識別子の#if defined(識別子)はコンパイルされない部分、#if !defined(識別子)はコンパイルされる部分とみなします。 |
検索文字列 | 検索ダイアログで指定した検索条件で色分けします。 |
タグ | HTMLのタグを色分けします。 |
テキストタグ | テキストタグを色分けします。 |
色の指定
色は、「色の指定」に「検索文字列」や「予約語」などの部位の名前を指定しておこないます。それぞれの部位の色の指定は環境設定ダイアログでおこないます。
「色の指定」に「直接指定」を選ぶと、「色」「太字」「下線」「斜体」を指定できるようになります。
オプションの指定
オプションには、特殊なオプションを指定します。
inc | 指定した色分けが、これまでに色分けした内容を完全に含む場合は、色分けをおこないます。標準ではこの場合は、指定した色分けはおこないません。 |
over | incと同じですが、指定した色分けに含まれる、これまでに色分けした内容はクリアされて、すべて指定した色分けになります。 |
esc | 段落内範囲専用のオプションです。=に続けて、エスケープする文字を指定します。エスケープに続く一文字は、範囲の末尾とはみなさなくなります。 |
s1 | 段落内範囲専用のオプションです。色分けが成立した場合に、「文字列1」を色分け表示します。 |
s2 | 段落内範囲専用のオプションです。色分けが成立した場合に、「文字列2」を色分け表示します。 |
icase | 半角英字の大文字小文字を区別しないでマッチングをおこないます。 |
コメント
コメントには自由に、メモ書きを入力できます。
折り返しを指定文字数に
一時的に指定した文字数で折り返しします。
文書を閉じると、元の折り返し設定に戻ります。文書を閉じても折り返しを指定文字数にするには、[表示]メニューから[表示スタイルの設定]から設定をおこなってください。
折り返しを画面幅に
折り返しを一時的に画面右端にします。
文書を閉じると、元の折り返し設定に戻ります。文書を閉じても折り返しを画面右端にするには、[表示]メニューから[表示スタイルの設定]から設定をおこなってください。
折り返しなし
折り返しを一時的にOFFにします。改行ごとに、一つの表示行として表示します。
文書を閉じると、元の折り返し設定に戻ります。文書を閉じても折り返しをなしにするには、[表示]メニューから[表示スタイルの設定]から設定をおこなってください。
閲覧モード
閲覧モードのON/OFFを切り替えます。
閲覧モードをONにすると、編集ができなくなります。文字入力をすると絞り込み機能が働きます。
分割モード
現在編集している文書のウィンドウを縦2つに分割して、同一の文書を2つのウィンドウに表示します。もう一度このコマンドを実行すると元に戻します。
カーソル位置、表示スタイルは個別に設定できます。
※「多重化のカーソル位置を同期」の設定は、分割したテキストには適用されません。
自動スクロールモード
自動スクロールを開始します。自動スクロール中は次のキー操作ができます。文字入力はできなくなります。
Shift | 速度UPします。 |
Ctrl | 速度DOWNします。 |
Space | 一時停止します。もう一度押すと再開します。 |
Esc | 自動スクロールを解除します。 |
タグを表示
テキストタグおよびHTMLテキストのタグをそのままテキストとして表示します。
タグを記号表示
テキストタグおよびHTMLテキストのタグを一文字の記号で表示して、文章の編集をおこないやすくします。
タグは表示上、記号になるだけです。文書の内容にはそのまま残ります。
タグを非表示
テキストタグおよびHTMLテキストのタグの表示を消して、文章の内容だけを表示します。
タグは表示上消えるだけです。文書の内容にはそのまま残ります。
文字参照を文字表示
HTMLテキスト専用のコマンドです。文字参照(>など)を文字(<など)で表示するかどうかを切り替えます。
文字参照は表示上、文字で表示されます。文書の内容にはそのまま文字参照として残ります。
カーソル位置の切替
編集位置は変えずに、カーソルの表示位置を画面上部、中央部、下部へ移動します。
文字入力や↓キーでカーソルを移動していくと、カーソルが画面の下方に表示されるようになります。このときにこのコマンドを使うと、カーソルを画面の上方へ移動して、カーソル以降の行の内容がより多く画面に表示されるようになります。続けてコマンドを使うと画面中央へ、もう一度使うと画面下部へ移動します。
表示を更新
編集画面の表示内容を更新します。