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20. ファイラー(Textc Filer)

Textc Filerは、キーボード主体でファイルのコピーや削除をおこなうファイラーです。ファイルをWZで開いたり、アプリケーションで開くこともできます。
ファイラーを起動するにはWZ6から[ツール]メニューから[end]-[Textc Filer]を使います。
Textc FilerはWZ5のWZ FILERとほぼ同じ機能と操作性を持っています。
ファイルリストには、フォルダの内容(ファイルとサブフォルダの一覧)が表示されます。

ファイルのコピーや削除、ショートカットを作成するときは、2ウィンドウ状態でおこないます。
左右のファイルリストにはそれぞれ別々のフォルダの内容を表示して、片方のファイルリストからもう片方のファイルリストにファイルをコピーできます。

ファイラーの基本操作

ファイラーの基本操作について説明します。
設定によって、動作が一部変わります。

↑ ↓カーソルを動かします。
BS親フォルダに移動します。
Shift+↑ Shift+↓ファイルを選択または選択を解除してカーソルを移動します。
Tab,Shift+Tab左右のファイルリストを切り替えます。
カーソルが左ファイルリストにあるときは右ファイルリストにカーソルを移動します。右にあるときは左に移動します。
Ctrl+Tabファイルリスト、プレビュー、ツールバーの間でカーソルを順次移動します。
Spaceファイルを選択または選択を解除します。
EnterかダブルクリックファイルをWZ6で開きます。
サブフォルダにカーソルを合わせて実行するとサブフォルダに移動します。
".."にカーソルを合わせて実行すると親フォルダのファイル一覧を表示します。
EXEファイルは、Windowsアプリケーションとして起動します。
Shift+Enterファイルを、関連アプリケーションで開きます。
Ctrl+Bファイルリストのすべてのファイルを選択します。フォルダの選択は解除します。「編集|すべてのファイルを選択」でも同じです。
Ctrl+Zファイルリストのすべてのファイルとフォルダの選択を解除します。「編集|選択の解除」でも同じです。
Ctrl+Aファイルリストのすべてのファイルの選択をトグル切り替えします。フォルダは切り替えません。「編集|選択の切り替え」でも同じです。
Alt+Pファイルリストに表示するフォルダを選択します。
「ツール|パス入力」でも同じです。
Ctrl+Wダブルウィンドウ・シングルウィンドウを切り替えます。「表示|2ウィンドウ」でも同じです。
ドラッグアンドドロップファイルリストのファイルをドラッグアンドドロップすると、エクスプローラなどへ移動/コピーできます。

ファイラーの「環境設定」ダイアログの「英字キーでメニュー表示」をONにすると、次のキー操作もおこなえます。
OFFにすると英字キーの入力で絞り込みを行います。BSキーで絞り込みの削除/解除をおこないます。

A選択の切り替え
Bすべてのファイルを選択
C複写
Dドライブ選択
Fファイル操作メニュー表示
Gグローバル検索
H最新の内容に更新
Iフォルダリスト
J最近使ったフォルダ
Mマスクリスト
Pパス入力
Sソートメニュー表示
Vプレビュー表示の切り替え
W2ウィンドウ表示の切り替え
Z選択の解除

Shift+英字キーの入力で絞り込みを行います。BSキーで絞り込みの削除/解除をおこないます。

ファイルのコピー

ファイルのコピーは2ウィンドウでおこないます。2ウィンドウにするにはCtrl+Wを押します。

1.片方のファイルリストで、コピーするファイルを選択します。
一つのファイルだけをコピーするには、そのファイルを選択するか、「編集|選択の解除」をした状態でカーソルをそのファイルに合わせます。
2.もう片方のファイルリストで、コピー先のフォルダを表示します。
3.カーソルを、コピーするファイルを選択した方のファイルリストに移動します。
4.「編集|複写」を選択します。

※クリップボードを経由しないで直ちにファイルのコピーを実行します。
※コピーのアンドゥには対応していsません。
※両方のファイルリストでファイルを選択したときは、カーソルのある方のファイルリストで選択したファイルをコピーします。
※中止するにはEscを押し続けます。

ファイルの移動

ファイルを別のフォルダに移動することができます。コピーと同じように操作します。

1.片方のファイルリストで、移動するファイルを選択します。
一つのファイルだけを移動するには、そのファイルを選択するか、「編集|選択の解除」をした状態でカーソルをそのファイルに合わせます。
2.もう片方のファイルリストで、移動先のフォルダを表示します。
3.カーソルを、移動するファイルを選択した方のファイルリストに移動します。
4.「編集|移動」を選択します。

※クリップボードを経由しないで直ちにファイルの移動を実行します。
※移動のアンドゥには対応していません。
※両方のファイルリストでファイルを選択したときは、カーソルのある方のファイルリストで選択したファイルを移動します。
※中止するにはEscを押し続けます。

ファイルの削除

1.ファイルリストで、削除するファイルを選択します。
一つのファイルだけを削除するには、そのファイルを選択するか、「編集|選択の解除」をした状態でカーソルをそのファイルに合わせます。
2.「ファイル|削除」を選択します。

※クリップボードを経由しないで直ちにファイルの削除を実行します。
※削除のアンドゥには対応していません。
※削除したファイルはWZのごみ箱に入ります。フォルダを削除した場合はごみ箱には入らず完全に消去されます。
※両方のファイルリストでファイルを選択したときは、カーソルのある方のファイルリストで選択したファイルを削除します。
※中止するにはEscを押し続けます。

ファイルを別名でコピー

ファイルやフォルダを別の名前でコピーできます。
一度の操作で、一つのファイルやフォルダをコピーすることが可能です。

ファイルの名前を変えてコピーは2ウィンドウでおこないます。2ウィンドウにするにはCtrl+Wを押します。

1.片方のファイルリストで、コピーするファイルを指定します。
「編集|選択の解除」をした状態でカーソルをコピーするファイルに合わせます。
2.もう片方のファイルリストで、コピー先のフォルダを表示します。
3.カーソルを、コピーするファイルを選択した方のファイルリストに移動します。
4.「編集|名前を変えて複写」を選択します。
5.名前を指定します。

※複数のファイルを一度に名前を変えてコピーすることはできません。一つずつおこなってください。
※クリップボードを経由しないで直ちにファイルのコピーを実行します。
※名前を変えて複写のアンドゥには対応していません。

ファイルやフォルダの作成

ファイルを作成するには、「ファイル|新規作成」を選択します。
フォルダを作成するには、「ファイル|新規フォルダ作成」を選択します。

ファイルメニュー

開くファイルをWZで開きます。
アプリケーションで開くファイルを、その拡張子に関連付けられたアプリケーションで開きます。
閲覧で開くファイルを閲覧モードのWZで開きます。
プロパティファイルの名前や日付、アトリビュートを表示します。表示内容を変更してOKすると変更した内容をファイルに適用します。
複数のファイルを選択してから「プロパティ」で、日付やアトリビュートを変更してOKすると、選択したファイルの日付やアトリビュートを一括して変更します。
削除ファイルを削除します。削除したファイルはWZのごみ箱に入ります。フォルダを削除した場合はごみ箱にも入らず完全に消去されます。
消去ファイルやフォルダを消去します。消去したファイルはごみ箱にも入りません。
新規作成新しいファイルを作成します。
新規フォルダ作成新しいサブフォルダを作成します。
新規テキストを開くWZで新規文書を作成します。
最近使ったファイル最近WZで開いたファイルを選んで開きます。
終了Textc Filerを閉じます。

編集メニュー

すべて選択ファイルリストのすべてのファイルとフォルダを選択します。
すべてのファイルを選択ファイルリストのすべてのファイルを選択します。フォルダの選択は解除します。
選択の切り替えファイルリストのすべてのファイルの選択をトグル切り替えします。フォルダは切り替えません。
選択の解除ファイルリストのすべてのファイルとフォルダの選択を解除します。
複写ファイルをコピーします。
移動ファイルを移動します。
名前を変えて複写ファイルを名前を変えてコピーします。
ファイル名をコピーファイラーのカーソル位置のファイル名をクリップボードにコピーします。選択しているときは、選択したファイルのファイル名をクリップボードにコピーします。

表示メニュー

新しい順〜小さい順ファイルリストのファイルの表示方法を指定します。なお、サブフォルダは必ずファイルの前に並びます。
最新の情報に更新ファイルリストの内容を更新します。
バイナリファイルも表示ファイル一覧にバイナリファイルも表示するかどうかを切り替えます。
ファイル内容を一覧に表示ファイルの内容の先頭部分をファイル一覧に表示するかどうかを切り替えます。

ツールメニュー

環境設定ファイラーの動作、表示、色をカスタマイズするダイアログを表示します。「クリア」ボタンを押すと、カスタマイズを取り消して初期化ができます。
パス入力一覧の上にあるパステキストボックスでフォルダ名を直接入力してEnterすると、指定したフォルダの内容を一覧に表示します。
最近使ったフォルダファイルリストに表示するフォルダを、最近WZ EDITORで開いたファイルのフォルダの一覧から選択します。
フォルダリスト登録フォルダの一覧を表示します。OKすると選んだフォルダにジャンプします。「追加」ボタンなどを使って、フォルダの一覧への登録やメンテナンスがおこなえます。
フォルダを開くフォルダを選択するダイアログを開いて、選択したフォルダの内容を一覧に表示します。
ドライブ選択ドライブ一覧を表示し、選択したドライブに切り替えます。
マスクリスト登録したマスクの一覧を表示します。OKすると選んだファイルマスクを使います。
ファイルマスクは、「*.*」「*.txt」「*.c;*.h」のように指定します。
「追加」ボタンなどを使って、マスクの一覧への登録やメンテナンスがおこなえます。
フォルダ表示の同期2ウィンドウ表示のときに2つのファイルリストで同じフォルダが表示されるようにします。カーソルがない側のファイルリストが、カーソルがある側のファイルリストと同じになります。
フォルダの比較2ウィンドウ表示のときに、双方のフォルダの内容を比較するダイアログを表示します。
ごみ箱WZのごみ箱を表示します。
エクスプローラーで開くカーソルのある側のファイルリストのフォルダを、エクスプローラーで開きます。
グローバル検索ファイルリストのフォルダを検索パスとして、Textc Grep検索を起動します。

ウィンドウメニュー

WZ画面の一覧WZのウィンドウ一覧を表示します。
Textc Filerファイラーを新しくもう一画面開きます。
2ウィンドウファイルリストが1つ表示されているときは、2つにします。2つのときは1つにします。
縦に分割2ウィンドウのときに、縦に分割するか横に分割するかを切り替えます。
プレビューを表示ファイルのプレビューをおこなうかどうかを切り替えます。
ステータスウィンドウprintfで表示される各種ステータスを表示するかどうかを指定します。
高さを最大化ファイラーのウィンドウ高さをディスプレイサイズいっぱいにします。
ヘルプヘルプを表示します。

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