10. ツールメニュー
環境設定
「環境設定」ダイアログを表示します。キー定義や標準の文字コード、ウィンドウサイズなどを変更することが可能です。項目の説明は環境設定を参照してください。
表示スタイルの設定
「表示スタイル」の設定ダイアログを表示します。
文書スタイルの設定
「文書スタイル」の設定ダイアログを表示します。
|履歴の削除
最近開いたファイルや検索した語などの履歴を削除するダイアログを表示します。履歴の一覧を表示しますので、削除する履歴を選んで「削除」を押すと内容をクリアします。
「開く」を押すと履歴ファイルをWZで開きます。
|ユーザメニューのカスタマイズ
ユーザメニューの内容を編集するダイアログを表示します。
|拡張子をWZ6に関連付け
このコマンドを使うと、エクスプローラーから特定の拡張子のファイルをWZ6で開く設定がおこなえます。これを「関連付け」といいます。
WindowsXpとVistaによって動作が異なります。
WindowsXpをお使いの場合
拡張子をWZ6へ関連付けするには、次の操作をおこないます。
-
関連付けしたい拡張子のファイルをWZ6で開く。
このコマンド([ツール]メニューから[カスタマイズ]-[拡張子をWZ6に関連付け])を実行。
「拡張子をWZ6へ関連付け」ダイアログで、「開く」と「編集」をON。
OKを押す。
※batファイルなど、WZで開きたくないが編集をしたい場合は、「開く」をOFF、「編集」をONにしてください。
WindowsVistaをお使いの場合
「WZ EDITOR 6に登録されている拡張子」ダイアログが表示されます。このダイアログを使って、関連付けをおこないます。ダイアログの一覧には、WZ6に関連付けされている拡張子が表示されます。
「追加」ボタンを押して、関連付けをしたい拡張子を".txt"のように入力してOKすると関連付けがおこなわれます。
関連付けを解除するには、一覧から拡張子を選択して「登録を解除」ボタンを押します。
制限ユーザやUACによって、このダイアログから関連付けできない場合は、コントロールパネルを使っておこなってください。
コントロールパネルから以下の操作で「関連付けを設定する」エクスプローラを開きます。
-
[コントロールパネルホーム]−[プログラム]−[既定のプログラム/あるファイルの種類を特定のプログラムで開く]
エクスプローラで次の操作をおこないます。
-
拡張子を選択し、「プログラムの変更」ボタンを押します。
推奨されたプログラムにWZ6が表示された場合は、これを選択してOKします。
表示されない場合は、いったんWZ6に切り替えて「ウィンドウ|バージョン情報」で「情報のコピー」をおこなってから、参照ボタンを押し、ファイル名にペーストしてOKしてください。
もし、上記の操作をおこなっても関連付けがおこなわれない場合は、次のレジストリ操作をお試しください。
-
regedit.exe(OS標準のコマンド)を起動。
HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\wzeditor.exeを削除。
その後、もう一度コントロールパネルから関連付けをおこなってください。
|その他の関連付け
WZ6をHTMLエディタの一覧に載せるかどうかをカスタマイズします。
|背景色の変更
「背景色の変更」ダイアログを表示します。ダイアログで指定した背景色に合わせて、色設定の一括変更をおこないます。
「表示スタイル」「色分けスタイル」「環境設定」の各設定項目の色を自動的に調節します。
「背景色」に黒などの暗い色を指定した場合は、各種の文字色を明るい色に変更します。「背景色」に白などの明るい色を指定した場合は、各種の文字色を暗い色に変更します。
原則として、「背景色」を暗→明→暗または明→暗→明に戻したときには、文字色も元の色に戻ります。
「背景色の変更」ダイアログの「コントロールの色」は、WZ6のリストボックスやテキストボックスなどのコントロール部位の色を調整します。「共通」にすると、WZ6のエディタ本体の色と同じにします。「専用指定」にすると、Windowsの基準色からコントロールの色を初期化して設定します。
|WZ5の設定引継ぎ
WZ5の「文書の設定」を読み込んでWZ6の「表示スタイル」に反映します。
WZ5の「標準」の設定は、WZ6の標準の表示設定にとりこみます。その他の設定「縦書20×20」などは、(WZ5)の名前を付加して取り込みます。
読み込み前に確認のダイアログを表示します。
※WZ5の「文書の設定」の見出し文字列は取り込まないので、WZ6で新しい文書スタイルを作成して見出し文字列を設定してください。
※WZ5の「環境設定」の内容は取り込まないので、WZ6の「環境設定」で設定してください。
|WZ6のアンインストール
WZを終了し、WZのアンインストールプログラムを起動します。
アンインストールの確認後に、アンインストールをおこないます。
※WZ6は複数の場所にセットアップできますが、Windowsのアンインストールはこの場合に対応していません。このためWZ6自身にアンインストール機能が付いています。
キーボードマクロの再生
前回記憶したキーボードマクロを再生します。
キーボードマクロ記録開始/終了
キーボードマクロの記録を開始します。記録中のときは、記録を終えます。
キーボードマクロ一覧
キーボードマクロの選択ダイアログを表示します。過去に記録したキーボードマクロの一覧が表示されますので選んでOKすると再生がおこなわれます。
記録をするには次の操作をおこないます。
1.「記録開始」ボタンを押す。
2.記録する操作を実行。
3.「キーボードマクロ」ダイアログを表示。
4.「記録終了」ボタンを押す。
キーボードマクロではカーソル移動や文字入力、改行、文字削除など、ダイアログを表示しない操作と文書の切替以外の操作を記録できます。
「マクロ出力」ボタンを使うと、一覧で選んだキーボードマクロをText-Cプログラムとしてファイルに出力します。wzcfg://textc\mine\idkbm.txcのファイルに追加出力されます。関数名は他と重ならない日付・時刻・通し番号から付けられます。このマクロ名が、[マクロ]メニューから[最近使ったプログラム]の先頭に追加されますので、このダイアログから実行できるようになります。
「コマンドマクロ出力」ボタンを使うと、一覧で選んだキーボードマクロをコマンドマクロにしてクリップボードにコピーします。コマンドマクロはキーやメニューに割り当てることができます。
キー一覧
「キー一覧」ダイアログを表示します。コマンドが割り当てられているキーの一覧を表示します。
ダイアログには次のボタンがあります。
実行 | 一覧で選んだコマンドを実行します。 |
カスタマイズ | キー定義のカスタマイズをおこないます。 |
ユーザ追加定義 | ユーザ追加定義内容のカスタマイズをおこないます。 |
コマンドの選択実行
コマンド一覧を表示します。OKすると指定したコマンドを実行します。
ユーザメニュー
ユーザメニューを表示して、選択したコマンドを実行します。
ユーザメニューには、WZのコマンド、入力文字列、コマンドマクロ、マクロが指定できます。
ユーザメニューの内容を編集するには、[ツール]メニューから[カスタマイズ]-[ユーザメニューのカスタマイズ]からおこないます。
引用符を付けて貼り付け
「引用符を付けて貼り付け」ダイアログを表示します。
クリップボード履歴
「クリップボード履歴」ツールをツールビューに表示します。
WZや他のアプリケーションでテキストのコピーをおこなうと、「クリップボード履歴」に追加されます。
「クリップボード履歴」で過去の履歴を選択して「貼り付け」を押すと、テキストに貼り付けます。
履歴の内容が500KBを超えると、古い内容を削除して縮めます。
|用語統一
用語統一ダイアログを表示します。
テキスト形式で簡単な辞書を作ることで間違いやすい表記のゆれを統一することができます。辞書の書き方はダイアログで「ヘルプ」ボタンを押すと見ることができます。辞書は3種類から切り替えて使うことができます。サンプルの辞書がありますので、動作を確認することが可能です。辞書の内容を編集するには、タブから辞書を選んで「編集」ボタンを押します。
ダイアログでOKすると選んだ辞書を元に文章全体を調べ始めます。調査には時間がかかりますが、中止することもできます。中止するには{Esc}を押してください。
調査が終わったら「用語統一の実行」ダイアログが表示されます。このダイアログの使い方は「校正の実行」ダイアログと同じです。
辞書ファイルはテキストとして作成します。次のように、各行に正しい用語表記、タブ、間違った用語表記の順で指定します。間違った用語表記は|で区切って複数指定できます。
Unicode特有文字を使用する場合は、文字コード「SJIS-EX」として保存してください。
コンピュータ→ | コンピューター |
インタフェース→ | インターフェース|インタフェイス |
エディタ→ | エデイター|エデイタ|エディター|エデッィター|エデッィタ |
次のように半角英文字で正しい用語表記だけを指定した場合は、綴りが同じで大文字小文字が異なるか全角の単語を統一します。
WZ
FAQ
Tips
|自動校正
校正ダイアログを表示します。
句読点の統一、文体の統一、その他、日本語の文章の基本的な校正作業をおこなうことができます。
ダイアログで校正したい項目をチェックして「OK」を押すと文章全体を調べ始めます。調査には時間がかかりますが、中止することもできます。中止するには{Esc}を押してください。
調査が終わったら「校正の実行」ダイアログが表示されます。間違っていると思われる内容がダイアログの一覧に表示されます。校正機能では、文章を機械的に調べるので、正しい語句を誤りとして指摘することも、誤りを見逃すこともあります。
一覧で内容を確認してください。一覧には段落番号、綴り、置換候補の順で表示されます。
次の操作がおこなえます。
↑/↓ | 一つ上/下の項目に移動します。文章のカーソル位置も対応する箇所に移動します。 |
修正 | 綴りを置換候補で選んだ語句に置き換えます。 |
元に戻す | 修正で置き換えた綴りを元の状態に戻します。 |
無視 | 一覧で選んでいる綴りはOKとして一覧から除きます。 |
同じ綴りを全て無視 | 一覧で選んでいる綴りはOKとして一覧から除き、一覧の中のほかの場所の同じ綴りもOKとして除きます。 |
段落の編集 | 一覧で選んでいる綴りの段落の内容を編集します。 |
段落順 | 一覧を段落順でソートします。 |
綴り順 | 一覧を綴り順でソートします。 |
置換順 | 一覧を置換候補順でソートします。 |
|スペルチェック
スペルチェックをおこないます。
英単語の途中または終わりにカーソルを置いてこのコマンドを実行すると、カーソル位置の単語のスペルをチェックします。2回続けてこのコマンドを実行すると、「一括スペルチェックダイアログ」を表示します。
英単語以外の場所にカーソルを置いておくと、「一括スペルチェックダイアログ」を表示します。
「一括スペルチェックダイアログ」の説明:
ユーザ辞書を使用 | ONにするとスペルミスを学習したユーザ辞書を使います。OFFにすると標準辞書だけでスペルチェックします。 |
一時辞書をクリア | ONにすると一時辞書をクリアします。一時辞書はスペルミスを「無視」することにした単語を記憶しておき、次回のスペルチェックの際は、その単語は正しいスペルと見なすための辞書です。 |
全て大文字の単語もチェック
数字が付いた単語もチェック
一括スペルチェックダイアログでOKすると文章全体を調べ始めます。調査には時間がかかりますが、中止することもできます。中止するには{Esc}を押してください。
調査が終わったら「スペルミスの修正」ダイアログが表示されます。このダイアログの使い方は「校正の実行」ダイアログと同じです。
|ソート
「ソート」ダイアログを表示します。オプションを指定してOKすると、文書の全体を段落単位でソートします。
項目 | 「段落全体」を指定すると、段落の内容でソートします。「先頭」や「2番目」などを指定すると、それぞれタブで区切られた先頭部分・2番目の部分でソートします。 |
逆順 | ONにすると大きい順でソートします。OFFにすると小さい順でソートします。 |
大文字と小文字を区別 | ONにすると半角英文字の大小を区別します。 |
範囲内をソート | ONにすると範囲内をソートします。 |
カンマ区切り | ONにするとCSVファイル形式の項目のソートをおこないます。タブの代わりにカンマを項目の区切りと見なします。 |
|テキストの変換
テキストの変換メニューを表示します。
HTMLテキストとプレーンテキストの変換、改行付きテキストとプレーンテキストの変換ができます。
WZ5のTMLテキストを開いているときは、体裁文書またはHTMLテキストに変換できます。
変換した結果はクリップボードに入ります。
表示上の改行で折り返されたメール文章を通常のテキストに変換するには、変換メニューで「改行付きテキスト→テキスト」を選択してください。
文字数行数カウンタ
「カウンタ」ツールをツールビューに表示します。
文書のファイル名、行数、バイト数、ページ数、文字数、文字数(空白なし)、漢字数、ひらがな数、カタカナ数、英単語数、Unicode特有文字数、40文字行数(概算)、原稿用紙枚数(概算)をリアルタイムで数えて表示します。
選択をおこなったときには、選択範囲内の各種文字数も数えて表示します。
「40文字行数」と「原稿用紙枚数」は、次の場合にほぼ正確な行数と枚数を計算できます。その他の場合に正確な行数と枚数を計算するには、「表示スタイル」を「原稿用紙」に切り替えて実際のページ数や行数を表示させてください。
-
プレーンテキストおよび青空文庫形式のテキスト。
タブや制御文字を含まないテキスト。
「桁揃え」「箇条書き認識」「固定字下げ」「会話文認識」機能は使用しないと仮定。
「MS 明朝」や「MS ゴシック」の固定ピッチフォントの使用を仮定。
青空文庫形式のテキストの場合は、[表示]メニューから[タグを表示]がONの時はルビを含めた文字数や行数や枚数、[表示]メニューから[タグを非表示]がONの時はルビを除いた文字数や行数や枚数を表示します。
整数計算
整数の四則演算をおこないます。
例:10+20の後にカーソルを置いてこのコマンドを実行すると結果を=30のように文書に挿入します。
複数の段落を選択してから実行すると、各段落のタブで区切られた桁ごとの合計を計算して結果をクリップボードにコピーします。各々の桁の=の後の数字もしくは数字の合計を計算します。
演算子は+ - * /と()が使えます。double型で計算し、オーバーフローしてもエラーは出ませんので、計算結果が正しいかどうかの注意が必要です。
消費税の計算は%を使って次のようにできます。1000*105%
16進数は0x1234のように記述すれば10進に変換して計算します。0x1234+567=5227。16進数での計算結果はステータスウィンドウに表示します。
WZ Board
WZ Boardを起動します。
Textc Filer
Textc Filerを起動します。