IME/入力
日本語辞書のファイルはどのフォルダにインストールされますか
WZ8の日本語辞書は、WZフォルダにセットアップされます。
辞書ファイルは、WZ8のマイナーアップデートで更新される場合があります。
日本語辞書のファイルは、ユーザカスタマイズには対応しておりません。
dic1a.ime | 名詞・動詞・形容詞・形容動詞の辞書 (バイナリファイル) |
dic1a.idx | dic1a.imeのインデックスファイル |
dic2a.ime | 助詞・助動詞の辞書 (バイナリファイル) |
dic2a.idx | dic2a.imeのインデックスファイル |
辞書に単語を追加登録するには
WZ imeの辞書に単語を登録するには、下記の操作をおこないます。
- 登録する単語を範囲選択。
範囲選択を解除して実行すると、カーソル位置の単語を登録します。
- [編集]メニューの[WZ imeへ単語登録]を実行。
「単語登録」のダイアログを表示します。
- 「単語」を確認して、「読み」「品詞」を指定してOK。
単語登録した語句は、WZ imeのユーザ辞書に登録されます。
ユーザ辞書は、WZ設定フォルダの「wz~dic.ime」に作成されるテキストファイルです。
単語登録を開いて編集するには、[ファイル]メニューの[開く]-[WZ imeのユーザ辞書を開く]を実行します。
ファイルオープンのIMEのON/OFFについて
IME-ONまたはOFFで文書を開くには、下記の操作をおこないます。
- 表示メニューの「設定」を実行。
- 目次から「表示―表示/IME」を選択。
- 「IMEの初期化」をONまたはOFFに設定してOK。
WZ imeのON/OFFについて
WZ imeは、デフォルトではOFFとなります。
WZ imeをON/OFFするには、[Shift+半角/全角]キー、[挿入メニュー]-[入力とIME]、ステータスバーの[wz]や[A]の右クリックで操作します。
WZ imeのキーボードのON/OFFについて
WZ imeのON/OFFは、[Shift+半角/全角] キーまたは、英語キーボードの [Alt+J] キーで操作します。
WZ imeのON/OFFのキー割り当てのカスタマイズについて
標準の[Shift+半角/全角]から、[半角/全角]・[Ctrl+半角/全角]にカスタマイズ可能です。
[ツール]メニューの[環境設定]の[IME]-[WZ imeのキー]からおこないます。
下記の操作で、[F1]などの任意のキーに割り当てることも可能です。
- [ツール]メニューの[環境設定]を実行。
- 目次から「編集―キー」を選択。
- 「ユーザ追加定義」をONに変更。
- 「参照」を押して「カスタマイズエディタ」を開いて下記を入力。
{F1}[タブ]WZIME[改行]
( [タブ]はタブ、[改行]は改行を入力 )
- 上書き保存して閉じる。
ローマ字入力規則の「<=<」「k<<=《」の指定について
WZ imeのローマ字入力規則に「<=<」「k<<=《」を指定すると、「<」で「<」、「k<」で「k<」、「k<<」で「k<<」となります。
「k<<」と入力すると「k<」までの入力に「k<」の変換が適用され、続く「<」で「<」の変換が適用されます。
「k<<」で「《」を入力するには、途中の「k<」を変換しない「k<=k<」の指定が必要です。下記の操作をおこないます。
- [ツール]メニューの[環境設定]を実行。
- 目次から「挿入―WZ imeのキー」を選択。
- 「ユーザ定義」に「追加」を指定。
- 入力規則に「<=< k<=k< k<<=《」を指定。
「<」で「<」、「k<<」で「《」が入力されます。
リサーチ入力の補完候補一覧に表示されない語句があります
テキストの分析はプログラムで機械的に実行します。
単語の区切りの判定や読み仮名の不一致により、意図した語句がWZ imeで優先表示されないことや、リサーチ入力の補完候補一覧に表示されない場合があります。
新規作成のテキストでリサーチ入力やWZ imeの入力をするには
新規作成のテキストでも、フォルダテキストへ文書の追加や、見本テキストを指定すると、リサーチ入力の補完入力やWZ imeの変換入力をおこないます。
フォルダテキストに文書を追加するには、下記の操作をおこないます。
- WZ8で文書を開く。
- [編集]メニューの[コピー/貼り付け]-[フォルダテキストへ追加]を実行。
見本テキストを指定するには、下記の操作をおこないます。
- [表示]メニューの[設定]を実行。
- 「文書スタイル」の「WZ ime」を選択。
- 「見本テキスト」にファイル名を指定してOK。
リサーチ入力のキーボードのON/OFFについて
リサーチ入力のON/OFFは、[Ctrl+半角/全角] キーまたは、英語キーボードの [Ctrl+Alt+J] キーで操作します。
リサーチ入力の見本テキスト作成について
見本テキストには、1MBまでのテキストファイルを指定できます。
見本テキストを作成するには、下記の操作をおこないます。
- [ファイル]メニューの[新規作成ダイアログ]を実行。
- 「テキスト」を選択してOK。
- 見本テキストに追加する文書ファイルを開く。
- [編集]メニューの[コピー/貼り付け]-[すべてコピー]を実行し閉じる。
- [編集]メニューの[貼り付け]を実行。
- 文書ファイルが複数ある場合は、上記の操作を繰り返します。
リサーチ入力の補完候補に、見本テキストの語句が反映されます。
見本テキストには、過去に作成したテキスト・参考文献など各種の文書ファイルを指定できます。
HTMLファイルの編集で<br>を入力するには
<br>を挿入するには、下記の操作をおこないます。
- [Shift+Enter]キーを押す。
ルビの編集について
ルビの編集をするには、下記の操作を実行します。
- 表示メニューの「タグを表示」を実行。
下記のルビの指定の記号が表示されますので、直接編集します。
|漢字《よみ》
JISテキストの場合は、_^漢字(よみ)^_となります。
ルビを振る文字列を変更するには、「漢字」の箇所を編集します。
ルビを変更するには、「よみ」の箇所を編集します。
ルビの位置を変更するには、「よみ」に半角スペースを追加して調整します。
ルビの記号表示をOFFにするには表示メニューの「タグを表示しない」を実行します。
ルビの形式について
WZ8のルビは、下記の3つの形式に対応しており、相互の変換に対応しています。
- 青空文庫形式 |漢字《よみ》
- JIS形式 _^漢字(よみ)^_
- Word形式 漢字(よみ)
ルビの形式を変換するには、下記の操作をおこないます。
- WZ8でテキストを開く。
- 編集メニューから「コピー/貼り付け」の「すべてコピー」を実行。
- ファイルメニューの「新規作成」を実行。
新規テキストが作成されます。
- 新規テキストで、編集メニューの「貼り付け」を実行。
- ツールメニューの「文書設定の変換」を実行。
- 「青空文庫テキスト」「JISテキスト」「Wordテキスト」から、選択してOK。