WZ Programming Editor 2
マニュアル

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本ソフトウェアはセットアップの必要がなく、wzpro2x.exeを起動するだけですぐに使い始めることができます。(32bit版の場合は、wzpro2.exeを起動します)

初回の起動は、「Windows Smart Screen」により「PCが保護されました」が表示される場合があります。この場合は、「詳細情報」をクリックして「アプリwzpro2x.exe」の表示を確認して「実行」をクリックします。次回の起動から正常に起動します。(32bit版の場合は、「アプリwzpro2.exe」の表示を確認します)
「発行元を確認できませんでした。このソフトウェアを実行しますか」のダイアログが表示される場合は、「このファイルでは常に確認する」のチェックボックスをOFFにしてから「実行」をクリックすると正常に起動します。

動作に必要な設定ファイルなどは、「設定フォルダ」に保存されます。レジストリへの設定などのデータの保存はおこないません。
設定フォルダは、ユーザ名\AppData\Roaming\WZSoftware\wzpro2x(共通)またはwzpro2x.exeのフォルダ\wzpro2x(ローカル)のどちらかを使用します。(32bit版の場合は、ユーザ名\AppData\Roaming\WZSoftware\wzpro2(共通)、wzpro2.exeのフォルダ\wzpro2(ローカル)となります)
本ソフトウェアの初回の起動でどちらを使用するか問い合わせをして、設定フォルダが作成されます。
2回目の起動からは、ローカルの設定フォルダがあればこちらを使用します。なければ共通の設定フォルダを使用します。
wzpro2x.exeをメモリカードに入れてローカルの設定フォルダを使用すると、本ソフトウェアの環境一式を持ち運ぶことができます。(32bit版の場合は、wzpro2.exeを使用します)

体験版

本ソフトウェアは、機能と動作環境の確認のためのご試用が可能です。
ご試用中は下記の機能制限がありますが、試用期限はとくにございません。
ライセンスをご購入いただいてシリアル番号とライセンスキーを入力していただきますと、体験版の環境をそのまま引き継いで製品版としてご利用いただけます。

  1. プロファイル(テキストのカーソル位置、設定の切り替え、専用設定の内容など)のディスクへの保存がおこなわれません。プロファイルの変更は本ソフトウェアの起動中のみ有効となります。
    本ソフトウェアを終了したり、Windowsを再起動するとプロファイルはクリアされます。
  2. 終了時の「プロジェクト」と「前回終了時の復元」の情報(開いていたファイル名の一覧とプロファイル)のディスクへの保存がおこなわれません。
  3. 編集ファイルの保存操作およびクリップボードへのコピー操作をおこなったときに、試用版のメッセージが表示される場合があります。
  4. タイトルバーに(Trial)が付加されます。

ライセンス

本ソフトウェアのライセンスのご購入は、販売ページからおこないます。
価格は1ライセンスあたり本体4,800円+消費税となります。
WZ Editor 9、WZ Programming Editor 1の登録ユーザの方は、優待価格3,800円+消費税でご購入いただけます。
決済方法はクレジットカード決済、銀行振込がご利用いただけます。

ライセンスの本数は、下記の方法で計算します。

  1. 個人でご本人様がご使用の場合に限り、1 ライセンスにつき 3 台までのコンピュータで使用できます。本製品を同時に稼動することはできません。
  2. 法人でご使用の場合は 、1 ライセンスにつき 1 台のコンピュータで使用できます。本製品を使用するコンピュータの台数分のライセンスをご購入ください。

制限事項

本ソフトウェアは、下記条項にご同意いただいた場合にのみご使用いただけます。
本ソフトウェアを使用された場合は、下記条項にご同意いただけたものとさせていただきます。
同意ができない場合は、本ソフトウェアをご使用にはなれません。

  1. 本ソフトウェアの使用によって発生する損害に対する責任は、一切負わないものとします。
  2. 本ソフトウェアの機能は、現状有姿での提供となります。
    機能の保証や、不具合などの修正の義務は、負わないものとします。
  3. 本ソフトウェアの不具合の修正などのアップデートはWEBでの公開となります。
    この他の手段による提供はいたしません。
  4. ライセンスのご購入は、本ソフトウェアの利用権の取得となります。
    本ソフトウェアの著作権は、山口敏郎が保持します。
  5. ライセンスの譲渡はできません。
    ライセンスは購入されたご本人様のみ、ご使用いただけます。
  6. ライセンスキーの公開は一切禁止します。
  7. テクニカルサポートは、ライセンスに付帯する無償のサービスとなります。
    下記のプログラムによる制限事項につきましては、テクニカルサポートの対象外とさせていただきます。
  8. 本ソフトウェアに対するリバースエンジニアリング及び、改変は一切禁止します。

プログラムによる制限事項

  1. プログラムの関数、メソッド、クラスなどの定義の認識は字句解析でおこないます。構文解析ではありませんので、定義を認識できない場合や、誤認識することがあります。
  2. プログラムの色分け表示は、文字列や正規表現のマッチングでおこないます。必要な色分け表示がなされない場合や、誤った色分け表示がおこなわれる場合があります。
  3. 本ソフトウェアのJava言語のインテリジェンス入力機能は、Javaの標準APIのクラス名やメソッド名等の補完入力と、ドキュメントの表示に対応しています。
    補完入力とドキュメントの表示は、2017年9月にWEBサイト「http://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/api/」(Java(tm) Platform, Standard Edition 8 API仕様)から、すべてのクラスのドキュメントを取得して機械的にインテリジェンス入力の書式に変換したテキストを使用します。
    このため、9月以降にWEBサイトに反映された追記修正等には対応しておりません。また、機械的な変換の際に必要な情報の取得漏れ等が発生している可能性があります。
  4. C#言語のインテリジェンス入力機能は、.NET Frameworkのクラスライブラリのクラス名やメソッド名等の補完入力と、ドキュメントを表示します。
    補完入力とドキュメントの表示は、2017年9月にWEBサイト「https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/mt472912(v=vs.110).aspx」(.NET Framework クラス ライブラリ)から、クラスライブラリのドキュメントを取得して機械的にインテリジェンス入力の書式に変換したテキストを使用します。
    このため、9月以降にWEBサイトに反映された追記修正等には対応しておりません。また、機械的な変換の際に必要な情報の取得漏れ等が発生している可能性があります。
  5. Windows API、C言語のインテリジェンス入力は、Windows SDKのヘッダファイルからインテリジェンス入力の書式に機械的に変換したテキストを使用します。機械的な変換の際に必要な情報の取得漏れ等が発生している可能性があります。
  6. PHP言語のインテリジェンス入力機能は、PHPの関数名の補完入力とドキュメントを表示します。
    補完入力とドキュメントの表示は、2017年9月にWEBサイト「http://php.net/manual/ja/indexes.functions.php」(マニュアル内の全関数およびメソッドの一覧)から、関数のドキュメントを取得して機械的にインテリジェンス入力の書式に変換したテキストを使用します。
    このため、9月以降にWEBサイトに反映された追記修正等には対応しておりません。また、機械的な変換の際に必要な情報の取得漏れ等が発生している可能性があります。
  7. JavaScript言語のインテリジェンス入力機能は、標準ビルトインオブジェクトのクラス名やメソッド名の補完入力とドキュメントを表示します。
    補完入力とドキュメントの表示は、2017年9月にWEBサイト「https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Global_Objects」(標準ビルトインオブジェクト)から、ドキュメントを取得して機械的にインテリジェンス入力の書式に変換したテキストを使用します。
    このため、9月以降にWEBサイトに反映された追記修正等には対応しておりません。また、機械的な変換の際に必要な情報の取得漏れ等が発生している可能性があります。

起動オプション

コマンドラインからファイル名とオプションの指定で起動できます。(32bit版の場合は、wzpro2.exeを起動します)

wzpro2x.exe ファイル名 オプション

ファイル名はフルパスで指定します。ファイル名に空白を含む場合は、""で括ります。

wzpro2x.exe "c:\program files\wz editor\readme.txt"

オプションは、-と英数字で指定します。必要に応じてパラメータを指定します。

閲覧モードで起動
wzpro2x.exe c:\test.txt -read
段落2行目にジャンプ
wzpro2x.exe c:\test.txt -jmpara(2)
先頭にジャンプしてstringを検索
wzpro2x.exe c:\test.txt -top -search("string")

オプションにメニューやキー割り当て用のコマンドを指定すると、コマンドを実行します。

先頭にジャンプして2文字右へ
wzpro2x.exe c:\test.txt -top -right -right

/newオプションを指定すると、新しく本ソフトウェアのプロセスを作成して起動します。

wzpro2x.exe filename.txt /new

このほか各種オプションに対応しています。

ファイル設定の指定
wzpro2x.exe filename.txt -tag("ファイル設定名")
表示設定の指定
wzpro2x.exe filename.txt -view("表示設定名")
WZ5互換の行番号ジャンプ
wzpro2x.exe /j行番号 filename.txt
カーソル移動
wzpro2x.exe filename.txt -rightb(移動バイト数)
Filerの起動
wzpro2x.exe @txfile
Grepの起動
wzpro2x.exe @txgrep
Grepの検索例
wzpro2x.exe @txgrep -folder("フォルダ名") -find("検索語") -mask("マスク") -rplace(0) -grep
Grepの置換例
wzpro2x.exe @txgrep -folder("フォルダ名") -find("検索語") -mask("マスク")
 -to("置換語") -rplace(1) -grep
ウィンドウ位置を指定
wzpro2x.exe /window(左上x,左上y,右下x,右下y)
プロジェクトを開く
wzpro2x.exe filename.tpj
プロジェクトを開く
wzpro2x.exe /prject("プロジェクトファイル名")

アンインストール

アンインストールするには、「wzpro2x.exe」を削除します。(32bit版の場合は、wzpro2.exeを削除します)
設定はユーザ名\AppData\Roaming\WZSoftware\wzpro2xフォルダに保存されています。このフォルダごと削除すると完全にアンインストールできます。(32bit版の場合は、wzpro2フォルダを削除します)
設定フォルダは、本ソフトウェアのウィンドウメニュー:バージョン情報から設定フォルダを開くをクリックすると、エクスプローラで表示することができます。


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