WZ Programming Editor 2
マニュアル

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画面の構成

本ソフトウェアのウィンドウは、タイトルバー、メニューバー、サイドツール、編集領域、アウトラインから構成されます。
サイドツールは、中央にサイドステータス、上側にサイドファイラーが表示されます。下側には、サイドインテリジェンス入力/サイドリファレンス/サイドメニュー/サイド設定のいずれかのツールが表示されます。

上記の画面は、CDI(Central Document Interface:ドキュメントを中央に表示)がONの場合の表示となります。

CDIをOFFにすると、下記の一般的なWindowsアプリケーションの画面表示となります。タイトルバー、メニューバー、タブ、編集領域、アウトライン、ステータスバーから構成されます。

CDIは、ONが推奨値です。
本ソフトウェアの特徴的な機能であるインテリジェンス入力は、CDIの画面表示に最適化されています。
本マニュアルでは、CDIはONと仮定して記述します。

CDI

CDIは、表示メニュー:設定を実行すると表示される設定ダイアログからON/OFFを設定することができます。
設定ダイアログのCDIタブのCDI表示をデフォルトのチェックボックスを指定します。

一時的にCDIをON/OFFするには、ウィンドウメニュー:CDIを実行します。
CDI表示をONに変更すると、本ソフトウェアのウィンドウを編集領域がPC画面の中央に来るように位置を調整します。

CDI表示をONにすると、下記の動作が適用されます。

サイドツール

サイドツールは、ウィンドウの左側部分に表示されるサイドファイラー、サイドインテリジェンス入力などのツールの総称です。
サイドツールは常に編集領域の左側に表示されます。ウィンドウメニュー:サイドツールを隠すを実行すると、一時的にサイドツールの表示をOFFにして編集領域を拡大することができます。

サイドツールは、設定ダイアログCDIタブにて、色やカスタマイズを設定することができます。

下記のサイドツールが使用できます。

サイドファイラー

サイドファイラーは、現在開いているファイルの一覧、最近見たファイルの一覧、最近開いたファイルの一覧、編集領域のテキストのフォルダのファイルとサブフォルダの一覧、任意のフォルダのファイルとサブフォルダの一覧を表示します。

[Alt+Q]でサイドファイラーへキーボードフォーカスを移動できます。サイドファイラーでは下記のキー操作が使用できます。

下記の設定に対応しています。

サイドステータス

サイドステータスは、カーソル位置の行や桁、文字コード、IMEのON/OFF、現在時刻などを表示するテキストボックスです。
サイドステータスは、サイドファイラーの真下に表示されます。

サイドステータスに表示する項目は、任意にカスタマイズが可能です。

サイドインテリジェンス入力

サイドインテリジェンス入力は、入力した語句から、変数名、関数名、クラス名、メソッド名や引数の入力候補を一覧に表示して選択して入力できる機能です。
サイドインテリジェンス入力は、サイドステータスの真下に表示されます。

編集領域で文字を入力すると、自動で入力候補を表示します。
[Alt+Z]でサイドインテリジェンス入力へキーボードフォーカスを移動できます。サイドステータスに[R]と表示されている時に[↓]でもサイドインテリジェンス入力に移動できます。
サイドインテリジェンス入力では下記のキー操作が使用できます。

下記の設定に対応しています。

インテリジェンス入力は、キーボードからの英字入力に加えて、日本語IMEのかな入力にも対応しています。IMEのON/OFFにかかわらず、補完入力がおこなえます。  IMEをONのままプログラムの識別子を入力できます。

サイドリファレンス

サイドリファレンスは、カーソル位置の関数名やメソッド名の定義箇所を検索したり、ドキュメントを自動で表示する機能です。
サイドリファレンスは、サイドステータスの真下に表示されます。サイドインテリジェンス入力が表示されていた場合は、置き換えてサイドリファレンスを表示します。

編集領域で3文字以上の英単語の上にカーソルを移動すると、自動でドキュメントを表示します。
加えてクイックGrepを実行して、関数やメソッドなどの定義箇所と参照しているファイルの一覧をサイドリファレンスに表示します。編集テキストと同じフォルダの全ファイルがクイックGrepの対象となります。

[Alt+Z]でサイドリファレンスへキーボードフォーカスを移動できます。
[Shift+Alt+Z]で、強制的にカーソル位置の語句のサイドリファレンスを表示します。
サイドリファレンスでは下記のキー操作が使用できます。

下記の設定に対応しています。

サイドメニュー

サイドメニューは、本ソフトウェアの全コマンドの一覧と解説をサイドステータスの下に表示して、選択して実行できる機能です。

サイドメニューを表示するには、ツールメニュー:サイドメニューを実行します。サイドインテリジェンス入力やリファレンスが表示されていた場合は、置き換えてサイドメニューを表示します。
サイドメニューでは下記のキー操作が使用できます。

下記の設定に対応しています。

サイド設定

サイド設定は、本ソフトウェアの設定項目の一覧と解説をサイドステータスの下に表示して、素早く設定をおこなう機能です。

サイド設定を表示するには、ツールメニュー:サイド設定を実行します。サイドインテリジェンス入力/リファレンス/メニューが表示されていた場合は、置き換えてサイド設定を表示します。
サイド設定では下記のキー操作が使用できます。

下記の設定に対応しています。

設定

本ソフトウェアのカスタマイズや各種の動作の設定をするには、表示メニュー:設定を実行して設定ダイアログを開きます。
それぞれの設定項目のヘルプは、下記の操作でご覧ください。

  1. 設定ダイアログを開く前にヘルプメニュー:チップヘルプを表示のチェックのONを確認
    OFFの場合は「チップヘルプを表示」を実行してチェックをONにします。
  2. 設定ダイアログで、ヘルプを見る項目をポイントする
    設定項目の解説がポップアップで表示されます。

設定ダイアログでは、[F1]で項目のヘルプを表示することもできます。

本マニュアルでは、設定項目を設定ダイアログ:タブ名(:グループ名):項目名として表記します。

設定項目の一覧

設定項目と解説を一覧表示で参照するには、ヘルプメニュー:設定の一覧を実行してサイド設定をご覧ください。
WEBに同一の内容の設定項目一覧のページもございます。

サイド設定は、アウトライン形式で設定の一覧を表示します。
「ファイル設定」「表示設定」など大見出しをクリック、ダブルクリックして見出しの開け閉めをおこない、「開く」「保存」などの中見出しを開くと、設定項目の一覧が小見出しに表示されます。

設定の概要

設定には、ファイル設定表示設定環境設定印刷設定色分け設定があります。
表示メニュー:設定を実行すると表示される設定ダイアログでは、このうちのファイル設定、表示設定、環境設定を一括して設定します。

ファイル設定は、本ソフトウェアで扱うファイルの形式を登録します。
「C、C++プログラム」「JavaScript」「プレーンテキスト」など複数の形式を登録できます。
また、拡張子と形式の対応を登録できます。ファイルを開くときに拡張子に応じて使用するファイル形式が自動で選択されます。
アウトラインの見出しの認識、デフォルトで使用する表示設定と色分け設定も登録できます。

表示設定は、折り返し行数や行番号など、編集画面の表示を指定する設定です。
編集テキストのフォント、文字色、背景色、行間もこちらで設定します。
複数の設定を登録しておいて編集テキスト単位に切り替えて使用できます。

環境設定は、キー定義(Windows標準/VZ/MIFES/Emacs/ユーザ定義)やウィンドウの表示方法など、カスタマイズを指定する設定です。環境設定は1つだけとなります。
色分け設定のデフォルトの色指定もこちらで設定します。

印刷設定は、印刷時の用紙サイズやヘッダ・フッタなどを定義する設定です。
複数の設定を登録しておいて編集テキスト単位に切り替えて使用できます。

色分け設定は、プログラム言語に応じた予約語やコメントの認識方法を定義する設定です。
複数の設定を登録しておいて編集テキスト単位に切り替えて使用できます。

設定の適用

ファイルを開くと、拡張子に応じて適用するファイル設定が決まります。ファイル設定から表示設定、色分け設定が決まって、テキストが表示されます。

上記にかかわらず、ファイル単位に設定をそれぞれ個別に選択することができます。
表示設定を選択するには、表示メニュー:表示設定の一覧を実行します。保存されている表示設定の一覧が表示されますので、使用したい名称をクリックすると表示が切り替わります。表示を確認して「OK」すると適用されます。

選択した設定は300ファイルまでプロファイルに記憶されますので、ファイルを閉じても次回のオープンで復元されます。プロファイルにはカーソル位置やアウトライン表示の状態も記憶されます。

ファイル設定を選択するには、表示メニュー:ファイル設定の一覧を実行します。表示設定の一覧とは異なり、リストから選択しただけでは設定は切り替わりません。OKすると切り替わります。色分け設定と印刷設定も同様となります。
色分け設定を選択するには表示メニュー:色分け設定の一覧を実行します。印刷設定を選択するにはファイルメニュー:印刷設定を実行して「設定の一覧へ」をクリックします。

加えてファイル単位に専用設定を使用することができます。
設定ダイアログで項目を変更してOKすると、設定を更新しますか?の問い合わせを表示します。ここで専用設定にするをクリックすると変更した設定をファイル専用として使用します。
専用設定は、「ファイル、表示、色分け、印刷」それぞれの設定の一覧ダイアログに「専用設定」と表示されますので、一覧から選択して使用することもできます。
専用設定の指定内容は、300ファイルまでプロファイルに記憶されます。

設定ダイアログ

表示メニュー:設定を実行すると、設定ダイアログを表示します。ファイルに適用されているファイル設定と表示設定に加えて、環境設定の項目名と設定値が一括表示されます。印刷プレビュー表示では、表示設定の代わりに印刷設定の項目を表示します。
設定ダイアログのタイトルバーには、ファイルに適用されているファイル設定と表示設定の名称が表示されます。

色分け設定は、表示メニュー:色分け設定の一覧を実行して編集のクリックによる専用ダイアログでの設定となります。「印刷」設定も、ファイルメニュー:印刷設定による専用ダイアログで設定することもできます。

表示設定と印刷設定の項目に限って、設定ダイアログで指定を変更するとリアルタイムにテキストの表示に反映しますので、フォントや文字間、行間などの設定変更の効果を画面表示で確認しながらの設定操作が可能です。
ファイル設定と環境設定の項目は、設定ダイアログをOKすると反映されます。

ファイル設定や表示設定、印刷設定の設定値を変更して設定ダイアログをOKすると、更新の問い合わせ(更新する専用設定にするキャンセル)を表示します。

設定ダイアログの設定操作メニュー

設定ダイアログの設定の操作をクリックすると、下記のメニューを表示します。

メンテナンスを実行すると表示される「設定の一覧」ダイアログでは、下記の操作がおこなえます。

拡張子とファイル設定の関連付け

ファイルを開くと拡張子によってどのファイル設定を使用するかが決定されます。
ユーザ操作で使用するファイル設定を指定した場合は、指定が優先されます。

拡張子とファイル設定の対応を変更するには、下記の操作をおこないます。

拡張子のファイル設定の割り当てを解除するには、下記の操作をおこないます。
割り当てのない拡張子は、デフォルトのテキストのファイル設定が使用されます。

デフォルトの表示、色分け、印刷設定

ファイル設定に、デフォルトで使用する表示設定と色分け設定を指定できます。

ファイルを開くと、拡張子からファイル設定を決定し、ファイル設定のデフォルトの「表示、色分け」設定を使用します。(ユーザ操作で使用する「ファイル、表示、色分け、印刷」設定を指定した場合は、指定が優先されます)

ファイル設定にデフォルトの設定を指定するには、下記の操作をおこないます。

設定のバックアップと移行

設定をバックアップするには、下記の操作をおこないます。

設定を復元するには、下記の操作をおこないます。


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メニューコマンド

メニューコマンドのヘルプは、下記の操作でご覧ください。

  1. ヘルプメニュー:メニューヘルプを表示のチェックのONを確認
    OFFの場合は「メニューヘルプを表示」を実行してチェックをONにします。
  2. マウスでメニューバーを開いて、ヘルプを見るコマンドをポイントする
    コマンドの解説がポップアップで表示されます。

コマンドの一覧

本ソフトウェアにはメニューに掲載されていないコマンドも多数ございます。
すべてのコマンドと解説を参照するには、ヘルプメニュー:コマンドの一覧を実行してサイドメニューをご覧ください。
WEBに同一の内容のコマンド一覧のページもございます。

「コマンド一覧」ツールは、アウトライン形式でコマンドの一覧を表示します。
「ファイル」「編集」など大見出しをクリック、ダブルクリックして見出しの開け閉めをおこない、「選択」「カットアンドペースト」などの中見出しを開くと、コマンドの一覧が小見出しに表示されます。

小見出をクリックすると、下部のテキストボックスにコマンド名が入ります。
「実行」をクリックすると編集テキストでコマンドを実行することができます。
「キーへ追加」をクリックすると、コマンドをユーザ追加キー定義に追加登録できます。

ファイルとプロジェクト

文字コードと改行コード

本ソフトウェアの標準の文字コードは、UTF-8です。
Unicode シフトJIS SJIS-EX 欧文 EUC JISの文字コードにも対応しています。Unicodeに特有の文字「JIS第3/4水準」「アクセント付きアルファベット」にも対応しています。
本ソフトウェアの設定ファイルや、マクロのText-Cプログラムは、SJIS-EXの文字コードで作成します。

本ソフトウェアの標準の改行コードは、CR+LFです。
LF CRの改行コードにも対応しています。

本ソフトウェアでは、ファイルの文字コードと改行コードを自動判別します。
自動判別されないファイルは、下記の操作で文字コードと改行コードを指定します。
文字コードの指定はプロファイルに記憶され、次回から指定の文字コードでオープンされます。

ファイルの文字コードと改行コードを変更するには、上記の操作でコードを指定して、ファイルから読み直すをOFFにしてOKします。次回の上書き保存から、指定した文字コードと改行コードで保存されます。

シフトJISのファイルは、上書き保存するたびに「Unicode特有文字」の確認が実行されます。
Unicode特有文字が含まれる場合は問い合わせを表示します。特有文字を含めてファイルに保存するには、UTF-8で保存を選択します。

ファイルオープンの確認

数10MBを超えるファイルや、改行が少ないファイルの編集は動作が重くなる場合があるため、ファイルの一部だけを読み込んだ編集に対応しています。

設定ダイアログ:編集:オープン:ファイルサイズの確認を指定しておくと、指定以上のサイズのファイルのオープンの前にファイルオープンの確認ダイアログを表示します。
また、256KBを超えるサイズで改行が少ないファイルの場合もダイアログを表示します。

1MBを超えるファイルの場合は、下記の部分読み込みのオプションを指定できます。すべて読み込みをクリックすると、部分読み込みはおこなわず、ファイル全体を読み込みます。

オープンモードには、下記を指定できます。

テキスト
通常のテキストとして開きます。表示速度が低下する場合があります。
バイナリ
バイナリで開きます。テキストより高速です。
レコード
レコードサイズで1行のバイト数を指定して開きます。
ASCIIコードは対応する文字、他のデータは[.]で表示されます。

プロジェクト

プロジェクトは、複数開いたファイルをプロジェクトファイルに記憶して、復元する機能です。

現在開いているすべてのファイル名をプロジェクトファイルに保存するには、ファイルメニュー:プロジェクトを保存を実行します。プロジェクトファイル名を入力してOKすると、プロジェクトファイルに保存します。プロジェクトファイルの拡張子は.tpjとなります。
本ソフトウェアのウィンドウを複数開いていた場合でも、保存の操作をおこなった1つのウィンドウで開いているファイルをプロジェクトに保存します。
プロジェクトファイルには、下記の情報が記憶されます。

プロジェクトを開くには、ファイルメニュー:プロジェクトを開くを実行します。プロジェクトファイルを指定してOKすると、新しいウィンドウを作成してプロジェクトに含まれているすべてのファイルを開きます。

最近使用したプロジェクトを開くには、ファイルメニュー:最近開いたプロジェクトを実行します。最近開いたプロジェクトのダイアログの一覧からファイルを選択してOKします。
このダイアログでは、  編集をクリックして履歴ファイルの直接編集や、整理をクリックして一覧から存在しないファイルを削除する操作もおこなえます。

プロジェクトを閉じるには、ファイルメニュー:終了を実行します。開いていたファイルは、プロジェクトに出力されます。
プロジェクトを更新しないで閉じるには、ツールメニュー:コマンドの一覧を実行して、EXITコマンドを実行します。開いていたファイルのプロジェクトファイルへの保存はスキップされます。

検索

検索

テキストの検索をするには、検索メニュー:検索を実行します。検索ダイアログが開きます。
検索テキストボックス、検索モード、検索オプションを指定します。

検索テキストボックスでは、検索する文字列を指定します。
検索文字列を入力すると、自動で編集テキストの語句から識別子の候補を表示します。候補から[↓]で選択して[Enter]で検索文字列を入力できます。候補の表示をOFFにするには、設定ダイアログ:入力:テキストボックスで自動表示のチェックを外します。

\を文字として検索をOFFにすると、\文字で特殊文字の指定ができます。

検索する文字列とオプションを変更すると、自動で内部的に検索をおこなって、検索にマッチした結果を5 / 12のようにカーソル位置より前方のマッチ数 / 総マッチ数の表記で表示します。
検索ダイアログをOKして実行する前に、結果があるかどうかが判明します。
この表示をOFFにするには、設定ダイアログ:編集:検索ダイアログ:検索個数表示のチェックを外します。

検索ダイアログでOKをクリックすると、ダイアログを閉じて検索文字列を探して見つけた位置へジャンプします。
全検索をクリックすると、テキストの先頭から検索を実行します。

検索オプション

大文字と小文字を区別をONにすると、半角英文字の大・小を区別します。OFFにすると、同一視します。曖昧モードでは無効です。
\を文字として検索をONにすると、\文字を通常の文字として検索します。OFFにすると、\文字で特殊文字を検索します。\文字を検索するには\\を指定します。正規モードでは無効です。
空白と記号をスキップをONにすると、空白と記号や改行をスキップして検索します。改行で区切られたメールの語句も検索できます。正規モードでは無効です。

AND検索をONにすると、複数語句をAND検索します。空白で区切って複数の語句を指定すると、先頭語句で検索して、その段落に2番目以降の語句があるか調べます。段落にすべての語句がある場合に検索マッチとして先頭の語句にジャンプします。
例えば「text if」と指定すると「text」と「if」の両方を含む段落を検索して、「text」にマッチします。空白には半角空白または全角空白を指定します。検索文字列の色分けは先頭語句のみ実行します。正規モードでは無効です。

上方向へ検索をONにすると、検索語をファイル先頭方向へ検索します。
すべてのタブを対象をONにすると、すべてのタブのテキストを検索します。
見出し内の検索をONにすると、カーソル位置から次の見出しまでを検索します。

検索モード

検索には4つのモードがあります。
基本モードは、文字コードの一致を判断して検索します。
曖昧モードは、英字の大文字と小文字、全角と半角の文字を区別しないで検索します。
欧文のアクセント付きアルファベットと、英字のアルファベットを区別しないで検索します。
単語モードは、半角の英単語を検索します。「wo」を検索すると「word」にはマッチしません。
正規モードは、正規表現で検索をします。

正規表現による検索

正規表現で検索をするには、検索ダイアログで正規モードをONにして、検索文字列にに正規表現を指定します。正規表現では、下記のように複数の文字列を指定したOR検索や、特定のパターンを検索することができます。

検索または置換
検索|置換
スペースの列
\s+
数字-数字
\d-\d
空白行
^$
行頭のスペース
^\s+
行末のスペース
\s+$
E-mailアドレス
[-A-Za-z0-9.]+@[-a-z0-9.]+

正規表現のメタキャラクタ

正規表現では、検索文字列にメタキャラクタを記述して、パターンの記述や検索のオプションを指定します。その他の文字は、通常の検索文字列として指定できます。

^は、正規表現の先頭に指定すると行の先頭を表します。改行の検索とは異なります。ファイルの先頭も行頭として扱います。
$は、正規表現の末尾に指定すると行の末尾を表します。改行の検索とは異なります。EOFも行末として扱います。
.は、改行を除いた任意の1文字を表します。全角文字にもマッチします。
|は、和演算子(AまたはB)を表します。

[...]は、[ ]内に含まれる任意の1文字を表します。[a-z][あ-お]による範囲の指定も可能です。全角文字はシフトJISコードの範囲となります。[ ]内では、\t\s\w\d\[\]\\\xXXの指定で、それぞれ、タブ・空白・英数字・数字・[・]・\・文字コードXXの文字を指定できます。
[^...]は、[ ]内に含まれない任意の1文字を表します。範囲指定も可能です。

(...)は、( )内を1つの文字として扱い、( )内にマッチした文字列を最大9個まで順にタグに記憶します。
$Nまたは\Nは、タグに記憶したN番目の文字列を表します。

*は、直前のパターンの0回以上のくり返しを表します。
+は、直前のパターンの1回以上のくり返しを表します。
?は、直前パターンが0個または1個であることを表します。
{n}は、直前パターンのn回のくり返しを表します。
{n,m}は、直前パターンのn回以上、m回以下のくり返しを表します。nとmは30まで指定できます。数が多いと「正規表現が複雑すぎます」のエラーになります。
直後に同じ文字を「a{3,5}a}と指定すると、文字の指定が無効になります。
"aaaaaa"に対してa{3,3}を検索すると、1回マッチします。マッチする箇所は不定です。
この他、想定される動作と実際の動作が異なる場合があります。

<は単語の始め、>は単語の終わりを表します。
\wは英数字と_文字、\Wはそれ以外の文字を表します。
\sは空白文字(タブ、全角空白も含む)、\Sは空白以外の文字を表します。
\tはタブを表します。
\dは数字、\Dは数字以外を表します。
\bは英単語の始めまたは終わりを表します。\bWORDWORD\bのように指定します。
\Bは英単語の途中を表します。\BWORDWORD\Bのように指定します。
\nは改行(CR+LFまたはLF)、\rは復帰(CR)を表します。
\x00\xFFは、文字コードの文字を表します。
\000\777は、8進数表記による文字コードの文字を表します。
\cは正規表現 c の意味を取り消して、文字 c を表します。「.」は\.、「+」は\+、「\」は\\で表します。

置換

語句の置換をするには、検索メニュー:置換を実行します。置換ダイアログが表示されます。検索文字列と置換文字列を指定してOKすると検索を実行して、置換の問い合せをします。

検索文字列は、検索ダイアログと同様に指定します。
置換文字列は、下記の特殊な指定がおこなえます。

\を文字として検索をOFFにすると、置換文字列に\を使用して特殊な文字を指定できます。

改行を削除して段落を連結するには、下記の指定をおこないます。

置換の専用オプション

置換の確認をONにすると、置換前に確認します。OFFにすると、確認をしないで置換実行します。
範囲内の置換をONにすると、選択範囲内を置換をします。箱型範囲選択 (矩形選択) の置換にも対応しています。
全置換をONにすると、テキストの先頭から末尾までの全体を置換します。置換個数が1000個を超えると高速化のため、編集をおこなった行の行番号を区別する表示はクリアされます。
履歴をクリックすると、置換の履歴を300個まで一覧に表示します。選択してOKするとダイアログに入力します。

正規表現置換

正規表現では、タグ付き置換による文字列の置換ができます。
タグ付き置換では、パターンにマッチした文章をタグに記憶して、置換文字列として指定します。

カタカナの単語の−(マイナス)を、ー(音引き)に置き換える
検索文字列 ([ァ-ヶ])−
置換文字列 $1ー

検索文字列でタグに記憶するパターンは、()で囲います。

置換文字列にタグを指定するには$1または\1を記述します。
この他に下記のメタキャラクタを指定できます。

$Nは、タグに記憶したN番目の文字列を挿入します。
\Nは、タグに記憶したN番目の文字列を挿入します。
$+は、最後に括弧でマッチした文字列を挿入します。
$&は、マッチした文字列全体を挿入します。
$`は、段落先頭からマッチした文字列までを挿入します。
$'は、マッチした文字列から段落末尾までを挿入します。

折りたたみと俯瞰

折りたたみ

本ソフトウェアでは、ブロックアウトライン機能として、C、C++、C#、Java、JavaScriptの{}のブロックを解析してネスティングレベルを自動的に計算しています。
プログラムのステートメント文が属するブロックの先頭へのジャンプや、折りたたみでif ~ elseswitch ~ caseのプログラムの制御の骨格だけを[Alt+Left]のキー操作で表示できます。折りたたみ表示から必要に応じて[Alt+Right]でプログラムステートメントを表示して直ちに編集や確認作業がおこなえます。

ブロックアウトラインでは、最大240までのネスティングの解析に対応しています。解析は段落単位で、コメントと文字列内の{}はスキップして解析をおこないます。コメントは、/* ~ */// ~ 行末に対応していますが、複数行にまたがるコメントには対応しておりません。文字列は文字列"文字列"に対応して\によるエスケープをおこないますが、すべての場合には対応しておりません。
1段落に複数の{}がある場合には対応していないので、1段落には{は1つまで、}も1つまでを記述してください。
caseを含む行は、{の指定がない場合でもブロックの開始行として認識しますので、[Alt+Right]で同一のswitchに属するcaseを一覧表示することができます。

[Alt+Left]では、カーソル位置に応じて下記の動作をおこないます。

行頭に三角記号が表示された行は、折りたたみ可能な行となります。行頭のダブルクリックでも折りたたみ/解除の操作がおこなえます。

絞り込み

本ソフトウェアのリストボックスやアウトライン、閲覧モードのテキストでは、行単位の絞り込みに対応しています。
文字を入力すると絞り込み表示します。

俯瞰

俯瞰は、キーワードを含む段落だけを絞り込んでテキスト全体を見通して編集する機能です。
※テキスト末尾のEOF行の段落は、キーワードを含まない場合でも常に表示されます。

俯瞰メニュー:キーワード俯瞰を実行すると、検索と同じダイアログを表示します。語句とオプションを指定してOKすると、俯瞰表示に切り替わります。

俯瞰表示では、通常のカーソル移動や編集操作を実行できます。
[Alt+→]で俯瞰を部分的に解除してキーワードの前後のブロックを表示します。[Alt+←]で俯瞰表示に戻します。

俯瞰メニュー:俯瞰結果の表示:検索箇所から段落末までを実行すると、キーワードを揃えて表示します。
俯瞰メニュー:俯瞰の解除を実行すると、俯瞰表示から通常表示に切り替わります。

キーワード俯瞰で一括編集が可能な場合は、タイトルバーにキーワード俯瞰/一括編集を表示します。キーワードにカーソルを合わせて文字挿入/削除をおこなうと、他のキーワードも同時に置換されます。
任意のキーワードを一括置換の対象外とする場合は、キーワードにカーソルを合わせて、俯瞰メニュー:一括編集から外すを実行します。

色分け

テキストの文字、範囲選択の表示色や、偶数段落行の背景色のカスタマイズをするには、下記の操作をおこないます。

プログラムの予約語、タグ、検索文字列、URLの表示色や太字などの装飾も上記のダイアログで設定できます。
予約語などの指定は、下記の色分け設定でおこないます。

色分け設定の切り替え

色分け設定は、プログラム言語に応じた予約語やコメントの認識方法を定義する設定です。
複数の設定を登録しておいて編集テキスト単位に切り替えて使用できます。デフォルトで各種のプログラム言語の色分け設定が登録されています。

色分け設定を切り替えるには、表示メニュー:色分け設定の一覧を実行します。一覧で選択してOKすると切り替わります。指定した設定は、ファイルのプロファイルに記憶されます。

ファイル単位で専用の色分け設定を使用できます。上記の一覧で専用設定を選択してOKします。設定内容はファイルのプロファイルに記憶されます。

色分け設定の編集

色分け設定を編集するには、表示メニュー:色分け設定の一覧を実行して、編集をクリックします。色分けダイアログを表示します。

色分けダイアログでは、色分けの種類と表示色を指定した色分け項目を複数登録できます。色分け項目を登録するには下記の操作をおこないます。複数の色分け項目を追加するには、この操作を繰り返します。色分け項目は、30000個まで登録が可能です。

たとえば、プログラムの予約語や特定の文字を色分け表示するには、下記を指定します。

予約語や特定の文字をファイルで指定するには、下記の操作をおこないます。

種類と文字列の指定

英単語は、文字列1に指定した英単語を色分けします。英単語は半角空白で区切ってabc defのように指定します。
英単語をファイルで指定するには、文字列1file://に続けてファイル名をフルパスまたは標準フォルダの相対パスでfile://c:\color.tkwfile://color.tkwのように指定します。ファイルには、単語を半角空白か改行で区切って指定します。

英単語(大小区別なし)は、英単語の大文字と小文字の区別をしないで色分けします。

語句は、文字列1に指定した日本語の語句を色分けします。語句は半角空白で区切って指定します。英単語と同様にファイルによる指定も可能です。

正規表現は、文字列1で指定した正規表現で色分けします。タグ115を指定すると正規表現のタグ1〜タグ5で記憶した部分の色分けも可能です。

行末は、文字列1で指定した文字から行末までを色分けします。

行末(正規表現)は、文字列1で指定した正規表現から行末までを色分けします。

段落内範囲は、1段落の範囲内で文字列1文字列2で指定した範囲を色分けします。段落にまたがる色分けはおこないません。

広範囲は、文字列1文字列2で指定した範囲を色分けします。段落にまたがる色分けにも対応します。広範囲(正規表現)と合わせて6個まで指定できます。

広範囲(正規表現)は、文字列1文字列2の正規表現で指定した範囲を色分けします。段落にまたがる色分けにも対応します。広範囲と合わせて6個まで指定できます。

URLは、URLを内蔵プログラムで判別して色分けします。

"ファイル名"は、テキストの"ファイル名"の表記でファイルが存在するものを色分けします。

C言語コメントは、C・C++言語の//から行末まで、/*から*/までの範囲を色分けします。段落にまたがる色分けにも対応します。

#if条件は、C・C++言語の#if〜#else〜#endifの有効部分と無効部分を判定して、無効部分をコメント色などの指定した色で色分けします。#if 0〜#endifの範囲は、無効部分と判定します。
文字列1に識別子を半角空白で区切って複数指定できます。#if 識別子〜#endif#if defined(識別子)は有効部分と判定します。#if !defined(識別子)は無効部分と判定します。
文字列1に指定のない識別子の#if defined(識別子)は無効部分、#if !defined(識別子)は有効部分と判定します。
文字列1に!識別子を指定した場合は、#if 識別子〜#endifを無効部分と判定します。
オプションnodefを指定すると、definedの判定をOFFにします。

検索文字列は、検索ダイアログで指定した検索条件で色分けします。
検索結果が複数の行にまたがる場合は、1行目のみの色分けとなります。複数行にまたがり正規表現の場合は、色分けなしとなります。テキストバッファのギャップ付近では、色分けがなされない場合があります。

タグは、HTMLのタグを色分けします。

タグの属性は、HTMLのタグの属性部分を色分けします。

テキストタグは、マークダウンテキストの記号を色分けします。

オプションの指定

オプションには、優先度や色分け文字列の詳細設定を指定します。
複数のオプションを指定するには、半角空白で区切ります。

incは、上位レベルの色分けを含む文字列を色分け表示します。デフォルトでは、上位レベルを含む色分けは無効となります。
overは、上位レベルの色分けを含む文字列を色分け表示します。上位レベルの色分けは無効化します。デフォルトでは、上位レベルを含む色分けは無効となります。
escは、=に続けてエスケープする文字をesc=\のように指定します。エスケープに続く一文字は範囲末尾の判定から除外します。段落内範囲の専用オプションとなります。
s1は、文字列1も含めて色分け表示します。段落内範囲の専用オプションとなります。
s2は、文字列2も含めて色分け表示します。段落内範囲の専用オプションとなります。
icaseは、半角英字の大文字と小文字を区別しないで色分けします。
nodefは、#if defined(識別子)#if !defined(識別子)の色分けをOFFにします。#if条件の専用オプションとなります。

色分けの詳細

色分けは字句解析のパターンマッチングで表示します。構文解析を実行しないためプログラム言語の完全な色分けには対応しておりません。
色分けのパターンマッチングは、色分け設定の先頭の項目から順に実行します。

プログラム言語のコメントの色分けは、項目を下記の順位で指定します。

切り替えと多重化

本ソフトウェアでは、同時に複数のテキストを開いて編集できます。
一つのウィンドウに複数のタブを開いてテキストを表示します。
テキストを切り替えるには下記の操作方法があります。

タブはドラッグアンドドロップ操作に対応しています。

タブの表示は、タブの右クリックメニューからカスタマイズできます。

多重化

1つのテキストを複数のウィンドウで開くことができます。それぞれのウィンドウで独立した検索ジャンプや編集操作に対応しています。
新しいウィンドウでテキストを編集すると、元のウィンドウにも反映されます。新しいウィンドウでテキストの別の箇所を参照して、元のウィンドウに戻ることができます。
テキストを複数のウィンドウで開くには、多重化を実行します。

キーカスタマイズ

下記の設定操作でユーザキー定義を追加することができます。

  1. 設定を実行
  2. 「インターフェース」タブをクリック
  3. 「ユーザ追加定義」をON
  4. 「ユーザ追加定義」の「...」をクリック、「ユーザキー定義」ダイアログを表示
  5. 「追加」をクリック、「コマンド一覧」から追加するコマンドを選択
  6. 「キー定義の編集」に追加するキーを指定
  7. 「ユーザキー定義」をOK
    設定ダイアログをOKすると追加したキー定義が有効となります。
    有効にならない場合は、本ソフトウェアをすべて終了して再起動すると有効になります。

キーにはコマンドの他に、「文字列」「コマンドマクロ」を割り当てできます。
割り当てをおこなうには、「ユーザキー定義」ダイアログで「直接編集」を実行します。キー定義ファイルが開くので、コマンドを直接書き換えます。

WZ Filer

WZ Filerは、2ウィンドウでファイルのコピーや整理に対応するアプリケーションです。
ファイラーを起動するには、ツールメニュー:Filerを実行します。

ファイラーでは、ファイルリストに現在のフォルダのファイルとサブフォルダの一覧を表示します。

基本操作

[↑][↓]は、カーソルを移動します。
[BS]は、親フォルダに移動します。
[Shift+↑][Shift+↓]は、ファイルを選択/選択を解除して、カーソルを移動します。
[Tab][Shift+Tab]は、カーソルを左右のファイルリストに移動します。
[Ctrl+Tab]は、カーソルをファイルリストとプレビューに移動します。
[Space]は、選択モードをONにして、ファイルを選択/選択を解除します。
[Esc]は、選択モードを解除します。
[Alt+P]は、フォルダ名の入力へカーソルを移動します。
[Shift+Enter]は、ファイルを関連付けのアプリケーションで開きます。
ドラッグアンドドロップは、エクスプローラなどへファイルを移動します。
[Ctrl]を押しながらドラッグアンドドロップすると、ファイルをコピーします。

[Enter]またはダブルクリックは、本ソフトウェアでファイルを開きます。
「..」の場合は、親フォルダに移動します。
サブフォルダの場合は、そのフォルダに移動します。
EXEファイルは、Windowsアプリケーションとして起動します。

[Ctrl+B]は、すべてのファイルを選択します。サブフォルダの選択は解除します。
[Ctrl+Z]は、すべてのファイルとサブフォルダの選択を解除します。
[Ctrl+A]は、ファイルの選択のON/OFFを切り替えます。
[Ctrl+W]は、2ウィンドウ/1ウィンドウを切り替えます。

ファイラーの環境設定ダイアログ:英字キーでメニュー表示をONにすると、下記のキー操作が有効となります。
[Shift+英字]でファイルリストの絞り込み、[BS]で絞り込みを解除(オプションをOFFにした場合は、[英字]でファイルリストの絞り込み、[BS]で絞り込みを解除)
[A]は、選択の切り替え
[B]は、すべてのファイルを選択
[C]は、複写
[D]は、ドライブ選択
[F]は、ファイル操作のメニュー表示
[G]は、グローバル検索
[H]は、最新の情報に更新
[I]は、フォルダリスト
[J]は、最近開いたフォルダ
[M]は、マスクリスト
[P]は、パス入力
[S]は、ソートメニュー表示
[V]は、プレビュー表示の切り替え
[W]は、2ウィンドウ表示の切り替え
[Z]は、選択の解除

ファイルメニュー

開くは、本ソフトウェアでファイルを開きます。
アプリケーションで開くは、ファイルを拡張子に関連付けしたアプリケーションで開きます。
閲覧で開くは、本ソフトウェアの閲覧モードでファイルを開きます。
プロパティは、ファイル名・日付・アトリビュートを表示します。ファイル名・日付・アトリビュートを変更してOKすると、プロパティを変更します。複数のファイルを選択してから実行すると、一括してプロパティを変更します。
ファイル名の変更は、ファイル名を変更するダイアログを表示します。
削除は、ファイルリストのファイルを削除します。削除したファイルをWZのごみ箱に追加します。フォルダの場合は、フォルダを完全に消去します。
消去は、ファイルやフォルダを完全に消去します。
新規作成は、新しいファイルを作成します。
フォルダの新規作成は、新しいフォルダを作成します。
新規テキストを開くは、本ソフトウェアで新規ファイルを作成します。
最近開いたファイルは、本ソフトウェアで最近開いたファイルを選択します。
終了は、WZ Filerを閉じます。

編集メニュー

すべてのファイルを選択は、ファイルリストのすべてのファイルを選択します。フォルダの選択は解除します。
すべて選択は、ファイルリストのすべてのファイルとフォルダを選択します。
選択の切り替えは、ファイルリストのすべてのファイルの選択のON/OFFを切り替えます。フォルダの選択は保ちます。
選択の解除は、ファイルリストのすべてのファイルとフォルダの選択を解除します。
複写は、ファイルをコピーします。
移動は、ファイルを移動します。
名前を変えて複写は、名前を指定するダイアログを表示します。カーソル位置の一つのファイルまたはフォルダをコピーします。名前を変更して2ウィンドウの対象のフォルダへコピーします。コピーのアンドゥには対応していません。
ファイル名をコピーは、カーソル位置のファイル名をクリップボードにコピーします。選択して実行すると、ファイル名をクリップボードにコピーします。

表示メニュー

環境設定は、ファイラーのカスタマイズダイアログを表示します。クリアをクリックすると、カスタマイズを取り消して初期化します。
新しい順〜小さい順は、ファイルリストのファイルのソートを指定します。フォルダは必ずファイルの手前に表示します。
バイナリファイルの表示は、バイナリファイルを表示する/表示しないを切り替えます。
ファイル内容を一覧に表示は、ファイルの先頭を表示する/表示しないを切り替えます。ONにすると、ファイルリストにファイルの先頭部を表示します。
最新の情報に更新は、ファイルリストを更新します。

ツールメニュー

パス入力は、カーソルをパス名のテキストボックスへ移動します。フォルダ名を入力してEnterすると、ファイルを一覧表示します。
最近開いたフォルダは、最近開いたフォルダの一覧から選択します。
フォルダリストは、登録フォルダの一覧を表示します。OKすると、選択したフォルダにジャンプします。追加変更削除のクリックで、登録やメンテナンスをします。
フォルダを開くは、フォルダを選択します。
ドライブ選択は、ドライブ一覧を表示します。選択したドライブに切り替えます。
マスクリストは、登録したマスクの一覧を表示します。OKすると、選択したファイルマスクで一覧を絞り込みます。ファイルマスクは、*.**.txt*.c;*.hと指定します。追加変更削除のクリックで、登録やメンテナンスをします。
フォルダ表示の同期は、2ウィンドウで同じフォルダを表示します。カーソルのあるフォルダリストと同じフォルダを表示します。
フォルダの比較は、2ウィンドウ表示で、フォルダを比較するダイアログを表示します。条件にマッチするファイルを選択して表示します。
ごみ箱は、WZのごみ箱を表示します。
エクスプローラで開くは、ファイルリストをエクスプローラで開きます。
グローバル検索は、ファイルリストのフォルダを検索するWZ Grep検索を起動します。

ウィンドウメニュー

WZ画面の一覧は、本ソフトウェアのウィンドウ一覧を表示します。
WZ Filerは、ファイラーを新しく開きます。
2ウィンドウは、1ウィンドウ表示/2ウィンドウ表示を切り替えます。
縦に分割は、2ウィンドウの縦/横の分割を切り替えます。
プレビューを表示は、ファイルのプレビュー表示のON/OFFを切り替えます。
ステータスウィンドウは、ステータスウィンドウの表示ON/OFFを切り替えます。
高さを最大化は、画面の上下をディスプレイサイズに最大化します。
ヘルプは、ヘルプを表示します。

WZ Grep

WZ Grepは、ディスク上の多数のファイルから、キーワードを含むファイルをグローバルに検索するアプリケーションです。

Grepを起動するには、検索メニュー:Grepを実行します。
Grepを起動すると、WZ Grepダイアログが表示されます。
ダイアログで検索語句対象フォルダを指定してOKすると、検索を開始してGrep画面に結果を出力します。

グローバル検索中は、「検索中」と表示して検索中のファイル名を順次、表示します。
グローバル検索を中止するには、[Esc]を押し続けます。
Grepの結果は、一覧にファイル名行番号で表示されます。
一覧から選択をすると、プレビューに検索箇所のテキストを表示します。
[Enter]で、検索箇所を本ソフトウェアで開いて編集できます。

Grep置換

WZ Grep置換は、キーワードを含むファイルを検索して、置換語句に一括置換する機能です。
置換前に一覧を表示して確認してから置換実行します。
Grep置換するには、下記の操作をおこないます。

グローバル検索中は「検索中」と表示し、検索中のファイル名を順次、表示します。
グローバル検索を中止するには、[Esc]を押し続けます。
Grepの結果は、一覧に「ファイル名」と「行番号」で表示されます。

一覧から個別に置換するには、下記の操作をおこないます。

Grepダイアログ

検索は、検索キーワードを指定します。EDITORの検索ダイアログと同様に指定します。
置換は、Grep置換の置換語句を指定します。EDITORの置換ダイアログと同様に指定します。
フォルダは、検索するフォルダ名を指定します。空にすると、標準フォルダを検索します。.\を指定すると、カレントディレクトリを検索します。参照または[Alt+Right]で、フォルダの選択ダイアログを表示します。
マスクは、検索するファイルマスクを指定します。空にすると、フォルダのすべてのファイルを検索します。*.txt;*.htmlと指定すると、フォルダのTXTファイルとHTMLファイルを検索します。ファイル名をfilename.txtと指定すると、指定したファイルを検索します。
除外マスクは、検索から除外するファイルマスクを指定します。*.bak;*.tmpと指定すると、BAKファイルとTMPファイルは検索から除外します。ファイル名をfilename.txtと指定すると、指定したファイルを検索から除外します。
動作モードは、Grep検索かファイル名の検索を指定します。ファイル名を検索を指定すると、検索条件に一致するファイル名を検索します。
検索モードは、検索モードを、基本曖昧単語正規から選択します。
検索結果の表示は、Grep結果の一覧の表示を検索箇所から段落末まで段落すべて検索箇所の文字列から選択します。
大文字と小文字を区別は、ONにすると、半角英文字の大・小を区別します。OFFにすると、区別しないで検索します。曖昧モードでは無効です。
\を文字として検索は、ONにすると、\文字を通常検索します。OFFにすると、\文字を検索するには\\を指定します。正規モードでは無効です。
空白と記号をスキップは、ONにすると空白記号改行をスキップして検索します。
AND検索は、ONにするとAND検索をおこないます。検索文字列に空白で区切って複数の語句を指定します。
バックグラウンド検索は、ONにすると、バックグラウンドで検索します。検索結果はGrep検索完了時に表示します。OFFにすると、検索結果をリアルタイムで表示します。
サブフォルダも検索は、ONにすると、サブフォルダを検索対象に含めます。
Windowsフォルダも検索は、ONにすると、Windowsのシステムフォルダを検索対象に含めます。
バイナリファイルも検索は、ONにすると、バイナリファイルを検索対象に含めます。
巨大なファイルも検索は、ONにすると、10MBを超えるファイルを検索対象に含めます。
インデックスを使用は、ONにすると、検索でインデックスを使用します。初回の検索はインデックスを作成するため若干速度が低下します。2度目の検索からインデックスを参照して検索を高速化します。
置換は、Grep置換ダイアログに切り替えます。
検索は、Grep検索ダイアログに切り替えます。
複数は、検索キーワードを複数指定するダイアログに切り替えます。
単数は、検索キーワードを1つ指定するダイアログに切り替えます。
履歴は、過去のGrepの履歴の一覧を表示します。
クリアは、ダイアログの入力をすべてクリアして初期化します。
取得は、編集テキストのファイル名から、フォルダとマスクを取得します。

メニュー

ファイル:ジャンプは、結果一覧から検索位置へジャンプします。
ファイル:grepは、Grepダイアログを表示します。
ファイル:終了は、Grepを終了します。
編集:置換を実行は、結果一覧のカーソル行の置換を実行します。選択してコマンドを実行すると、選択範囲の置換を実行します。
検索:絞り込みは、絞り込みダイアログを表示します。検索語句を指定してOKすると、結果一覧の指定語句を含む段落を絞り込み表示します。
検索:絞り込みの解除は、絞り込みを解除します。
ウィンドウ:環境設定は、結果一覧の表示色をカスタマイズします。
ウィンドウ:プレビューは、プレビューの表示のON/OFFを切り替えます。
ウィンドウ:ステータスウィンドウは、ステータスウィンドウの表示のON/OFFを切り替えます。
ウィンドウ:WZ Grepは、WZ Grepを新しく起動します。
ウィンドウ:ヘルプは、WZ Grepのヘルプを表示します。


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