WZ Editor 10
コマンド一覧

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開く

新規作成

新しく無題の空のファイルを作成します。

新規作成ダイアログ

ダイアログの一覧からファイル設定と拡張子を選択して、新しく無題の空のファイルを作成します。

拡張子を入力して指定するには、.extまたはextと入力します。

開く

ファイル選択ダイアログを表示して、選択したファイルを開きます。

ファイル選択ダイアログには、現在開いているファイルのフォルダが表示されます。

過去に開いたことがあるファイルは、プロファイルを参照してカーソル位置、表示設定、アウトライン表示を前回終了時の状態に復元します。最近開いた300個までのファイルの情報がプロファイルに記憶されます。

選択ダイアログに表示するデフォルトのフォルダのカスタマイズに対応しています。


ファイルの部分読み込み

大きなファイル(数10MB)の編集は動作が重くなる場合があるため、ファイルの一部だけを読み込んだ編集に対応しています。

設定『ファイルサイズの確認』でサイズを指定しておくと、指定以上のサイズのファイルのオープンの際にダイアログを表示します。オープンを実行する前に部分読み込みの指定や、オープン操作をキャンセルできます。

部分読み込みの位置
ファイルから読み込む開始位置を、先頭からのMB単位で指定します。0を指定すると先頭から読み込みます。
部分読み込みのサイズ
読み込むサイズを、MB単位で指定します。
改行で区切る
ONにすると、改行区切りで部分読み込みします。
表示モード
テキスト 通常のテキストとして開きます。
バイナリ バイナリで開きます。テキストより高速です。
レコード 1行のバイト数を指定して開きます。ASCIIコードは対応する文字、他のデータは.で表示されます。
レコード
レコード表示の1行のバイト数を指定します。

WZ Filerで開く

WZ Filerで編集テキストのフォルダのファイル一覧を表示して、選択したファイルを開きます。

再読み込み

ファイルから再ロードして開き直します。

テキストバッファの編集は破棄されます。

破棄の前に、確認のダイアログを表示します。ダイアログでキャンセルすると、再読み込みを取り消します。

編集前ファイルの参照

新しくタブを開いて編集テキストのファイルから読み込みます。

開いたタブには2重化と表示されます。

編集テキストを保存する前に、ファイルの内容を確認できます。

最近開いたファイル

最近開いたファイルの一覧を表示します。

選択してOKするとファイルを開きます。

整理をクリックすると、一覧から存在しないファイルを削除します。

世代履歴

テキストの世代履歴と、自動保存のバックアップの一覧を表示します。

本ソフトウェアでは上書き保存の度に、テキストを一つの世代として保存しています。

数日前、数100世代前までのテキストを開くことができます。

世代履歴は、設定フォルダ\textsフォルダの拡張子.bkのファイルに保存されます。


世代履歴に加えて自動保存の内容も同じファイルに下記の規則で保存されます。

自動保存では、「編集テキストを誤って閉じた」「停電」「リセット」の編集の復活が可能です。


過去の複数の破棄したテキストを世代履歴で復元できます。

破棄したテキストを復元するには、下記の操作をおこないます。

バックアップを開く

上書き保存のバックアップの設定で指定したフォルダを開きます。

関連付けプログラムで開く

編集テキストを、Windows・Macの「拡張子の関連付け」に設定されているプログラムで開きます。

HTMLテキストで実行すると、Webブラウザで開きます。

編集テキストを保存していない場合は、変更部分は反映されません。

上書きして関連付けプログラムで開く

編集テキストを、Windows・Macの「拡張子の関連付け」に設定されているプログラムで開きます。

HTMLテキストで実行すると、Webブラウザで開きます。

編集テキストを保存していない場合は、問い合わせなしで上書き保存してから開きます。

前回終了時の復元

前回終了したときに開いていたファイルを復元して開きます。

閲覧モードで開く

ファイル名を指定するダイアログを表示します。

ダイアログをOKすると、閲覧モードで指定したファイルを開きます。

閉じて開く

ファイル名を指定するダイアログを表示します。

ダイアログをOKすると、現在の編集テキストを閉じてから指定したファイルを開きます。

ファイル登録ツール

ファイル登録ツールを起動します。

使用頻度の高いファイルをツールに登録しておくと、必要なときすぐに開けます。

テキストを開くツール

テキストを開くツールを起動します。

フォルダ内のファイル一覧を常時表示しておいて、必要な時にファイルを開けます。

最近開いたフォルダ

最近使用したフォルダの一覧をダイアログに表示します。

フォルダを選択してOKすると、フォルダ内のファイルを開くダイアログを表示します。

VZライクのファイルメニュー

VZライクのファイルメニューを表示します。

MIFESライクのファイルメニュー

MIFESライクのファイルメニューを表示します。

Windows標準オープンダイアログ

Windows標準のファイルオープンダイアログを表示します。

テキストオープンダイアログ

テキストオープンダイアログを表示します。

テキストオープンダイアログは、フォルダやファイルを一覧表示して、開くファイルを選択する機能です。

特定文字列を含むファイルの検索、ファイルの削除、ファイルやフォルダの新規作成も可能です。


フォルダ一覧
コンピュータのフォルダ一覧を表示します。
ファイル一覧
フォルダ一覧で選択したフォルダのファイル一覧を表示します。ファイル名の一部を入力すると絞り込み表示します。[Enter]を押すとファイルを開きます。
ファイル内容
ファイル一覧で選択したファイルの先頭をプレビュー表示します。
ファイル名
フォルダ名をc:\のように入力して[Enter]で、フォルダを開いてファイル一覧を表示します。ファイル名を入力して[Enter]でファイルを開きます。
ツールバー
開く
ファイル名一覧で選択したファイルを開きます。
閉じる
ダイアログを閉じます。
最近開いた文書
フォルダ一覧の最近開いた文書(仮想フォルダ)を開きます。ファイル一覧に最近開いた文書の一覧を表示します。プレビューも表示されます。
検索
ファイル一覧から検索文字列を含むファイルを検索します。
名前/テキスト
ファイル一覧にテキストファイル先頭部のテキストを、表示する/表示しないを切り替えます。
文書のフォルダ
編集中の文書ファイルのフォルダを開きます。
ドキュメント
ドキュメントフォルダを開きます。
デスクトップ
デスクトップフォルダを開きます。
ホーム
標準フォルダを開きます。
最近開いたフォルダ
最近開いたフォルダの一覧を表示します。選択したフォルダを開きます。
新しい順/名前順
ファイル一覧のソートを新しい順/名前順に切り替えます。
ファイルメニュー
開く
本ソフトウェアでファイルを開きます。
アプリケーションで開く
ファイル拡張子の関連付けアプリケーションを起動します。(例) jpgなら「画像とビデオ」を開きます。
プロパティ
ファイルの名前や属性を変更するダイアログを表示します。
新規作成
ファイルを新規作成します。
削除
ファイルを削除して、本ソフトウェアのごみ箱に入れます。
消去
ファイルをごみ箱に入れずに完全に削除します。
終了
テキストオープンダイアログを閉じます。
検索メニュー
ファイル一覧
ファイル一覧の絞り込みダイアログを表示します。カレンダー表示では無効です。
ファイル内容
ファイル内容の絞り込みダイアログを表示します。
ファイルの検索
フォルダ一覧のファイルから文字列を検索します。ダイアログで検索文字列を指定してOKすると、ファイル一覧と検索箇所の位置を表示します。プレビューで内容を確認して[Enter]でジャンプします。ファイルを更新すると、自動で再検索を実行します。
検索の解除
「絞り込み」や「フォルダ内の検索」を解除します。
表示メニュー
環境設定
表示をカスタマイズするダイアログを表示します。
新しい順〜小さい順
ファイル一覧をソートして表示します。
サブフォルダの表示
サブフォルダの表示のON/OFFを切り替えます。
バイナリファイルの表示
バイナリファイルの表示のON/OFFを切り替えます。
ファイル内容を一覧に表示
ファイル先頭部分の表示のON/OFFを切り替えます。
最新の内容に更新
フォルダ一覧とファイル一覧を最新の表示に更新します。通常は自動で更新されます。
フォルダメニュー
新しい順〜名前順
フォルダ一覧をソートして表示します。
フォルダを開く
フォルダ名の指定ダイアログを表示します。指定したフォルダにジャンプします。
プロパティ
フォルダの名前を変更するダイアログを表示します。
新規作成
フォルダ名を指定して新しいフォルダを作成します。
削除
フォルダ一覧の選択フォルダを確認後に削除します。ファイルをごみ箱に入れずに完全に削除します。
情報
フォルダの情報を表示します。
ウィンドウメニュー
画面の一覧
本ソフトウェアのウィンドウとタブの一覧を表示します。一覧で選択してOKするとその画面に切り替えます。
プレビューを表示
ファイル内容の表示のON/OFFを切り替えます。
ごみ箱
本ソフトウェアのごみ箱を表示します。戻すのクリックで、削除ファイルを元のフォルダに戻します。ごみ箱のファイルは一定日数が経過すると自動的に削除されます。

ナローテキストオープンダイアログ

フォルダ一覧を表示しない、テキストオープンダイアログを表示します。

テキストボックスオープンダイアログ

テキストボックスのファイルオープンダイアログを表示します。

ファイル名を入力すると、履歴やフォルダから検索して候補の一覧を表示します。

存在しないファイルは、パス検索をして候補を表示します。

カーソル位置のUrlを関連付けプログラムで開く

カーソル位置のURLやE-Mailアドレスを、Windows/Macで関連付けられたプログラムで開きます。

カーソル位置のUrlを開く

本ソフトウェアで、カーソル位置のURLやE-Mailアドレスを開きます。

WZ Filer

WZ Filerを起動します。

WZ Tab Filer

WZ Tab Filerを起動します。

新規起動

新規にプロセスを起動して、ウィンドウを開きます。

テキストブラウズ

URLを指定するダイアログを表示します。OKすると下記の処理をおこないます。

  1. URLをWEBから受信してJテキストに変換
  2. 設定ダイアログ:WEBフォルダ』で指定したフォルダ内にテキストを保存
  3. テキストをWZで開く

すでにURLが受信済の場合は、1.と2.の処理はスキップして、テキストを開きます。

ファイルのプロパティ

プロパティ

プロパティダイアログを表示します。

編集テキストのファイル名、日付、ファイル上のサイズ、編集バッファ上のサイズ、段落数、行数、文字コード、改行コードを表示します。

文字コードや改行コードの操作、文字数カウントも実行できます。

暗号化

暗号化は、ファイルをパスワードで保護する機能です。


ファイルを暗号化するには、暗号化ダイアログでパスワードを指定してからOKして、上書き保存を実行します。次回にファイルを開くとパスワード入力ダイアログを表示します。パスワードを入力するとテキストが開きます。パスワードを正確に入力しないと、テキストが開けなくなります。パスワードは、自己の責任で管理してください。

暗号化は、文字コードのUTF-8・シフトJIS・SJIS-EX・EUC・JIS、改行コードのCR+LFに対応しています。「Unicode」など、上記以外の「文字コード」「改行コード」のファイルには対応していません。

対応文字コード

標準の文字コードは、「UTF-8」です。

「Unicode」「シフトJIS」「SJIS-EX」「欧文」「EUC」「JIS」の文字コードにも対応しています。

Unicodeに特有の文字「JIS第3/4水準」「アクセント付きアルファベット」にも対応しています。

設定ファイルは、「SJIS-EX」の文字コードで作成します。

既存のファイルを開くと、文字コードを自動判別して読み込みます。


自動判別が正しくない場合は、『プロパティ』コマンドを使用すると文字コードと改行コードを指定して再読み込みができます。

指定した文字コードと改行コードはプロファイルに記憶され、次回から指定の文字コードでオープンされます。


シフトJISのテキストを上書き保存すると、Unicode特有文字の確認が実行されます。Unicode特有文字を文書に保存するには、UTF-8で保存を選択します。

設定でデフォルトの文字コードを指定できます。

UTF-8
推奨文字コードです。Unicodeのすべての文字を扱えます。漢字は3バイトとなるため、ファイルサイズはシフトJISに比べて多少、大きくなります。
UTF-8(BOM付き)
BOMヘッダが付いているUTF-8ファイルです。ファイルから読み直すONにした場合に指定します。
Unicode
Windows標準の内部コードです。通常はUTF-8を使用します。半角文字も2バイトとなるためファイルサイズが大きくなります。
Unicode(BOMなし)
BOMヘッダがないUnicodeファイルです。ファイルから読み直すONにした場合に指定します。
Unicode(big endian)
バイトの並びが通常とは逆のUnicodeファイルです。ファイルから読み直すONにした場合に指定します。
シフトJIS
MS-DOS、Windowsの標準的な文字コードです。JIS第3・4水準漢字、アクセント付きのアルファベット、ハングル文字は扱うことができません。
SJIS-EX(独自拡張)
シフトJISを、内部コード用に拡張した文字コードです。SJIS-EXではシフトJISの未使用領域にUnicode特有の文字を割り当て、Unicodeのすべての文字を扱うことができます。シフトJISで表現可能な文字はすべてシフトJISで表し、Unicode特有の文字は3バイトデータで表します。シフトJISのテキストファイルを変換なしに読み書きできます。シフトJISにないUnicode特有の文字を検索できます。
欧文(西ヨーロッパ言語)
アクセント付きのアルファベット文字のテキスト用の文字コードです。日本語の全角文字は扱うことができません。
EUC
Unixの標準的な文字コードです。HTMLファイル、PHPファイルの作成には、EUCを用います。
JIS
JIS文字コードです。電子メールで用います。
対応改行コード

標準の改行コードは、「CR+LF」です。

「LF」「CR」の改行コードにも対応しています。

CR+LF
Windows、MS-DOS標準の改行コードです。テキストファイル、プログラムファイルに用います。
LF
Unix・Mac OS Xの改行コードです。HTMLファイル、PHPファイルに用います。
CR
Mac OSの改行コードです。

文字数行数カウンタ

カウンタツールをツールビューに表示します。

編集テキストの行数バイト数ページ数字数文字数文字数(空白なし)漢字ひらがなカタカナ英単語数Unicode特有文字数40文字行数(概算)原稿用紙枚数(概算)をリアルタイムに表示します。


テキストの変更や追加の度に、自動で再計算して表示が更新されます。

テキストで範囲選択をおこなうと、範囲内の各種の文字数も表示します。


文字数文字数(空白なし)Unicode特有文字数は、全角文字も半角文字もそれぞれ1文字としてカウントします。改行はカウントから除きます。


字数のカウントはカスタマイズできます。漢字を1字または2字でカウント、半角を1字または0.5字でカウントなど詳細を設定できます。


ステータスバーにも、カウンタツールで計算可能な各種の文字数を表示できます。

文字コード・改行コード

文字コードと改行コードを指定するダイアログを表示します。

ファイルから読み直すをONにすると、指定した文字コードと改行コードのファイルとして表示と編集ができるように読み込みます。

文字コード

文字コードの変更をおこなう文字コードダイアログを表示します。

UnicodeシフトJISを選択してOKすると、次回の上書き保存から指定の文字コードで保存します。


文字コードを自動認識してファイルを開きますが原理上完全な認識はできませんので、本来の文字コードと別のコードでファイルを開くことがあります。

この場合は、下記の操作で文字コードを指定して再読み込みができます。

  1. 文字コードダイアログで文字コードを指定
  2. ファイルから読み直すをONにしてOK

改行コード

改行コードを指定する改行コードダイアログを表示します。

CR+LFLFCRを選択してOKすると、次回の上書き保存から指定した改行コードで保存します。


改行コードを指定して、ファイルから読み直すをONにしてOKすると、指定した改行コードのファイルとしてテキスト書を読み直します。

ファイル名の変更

現在の編集テキストのファイル名を変更するダイアログを表示します。

OKすると、次回の上書き保存から変更したファイル名で保存します。

ディスク上のファイルの名前は変更しません。

ファイル設定の一覧

ファイル設定の一覧ダイアログを表示して、ファイル設定の一覧を表示します。

一覧からスタイルを選択してOKすると、テキストのファイル設定を指定したスタイルに切り替えます。

ファイル設定

編集テキストのファイル設定ダイアログを表示します。

フォルダを開く

編集テキストのフォルダをエクスプローラーで開きます。

バイナリ編集

バイナリ編集モード/通常編集モードを切り替えます。

バイナリ編集モードでは、ファイルの内容がバイト単位の00-FFの16進数値で表示されます。

0]〜[F]でデータの入力、[Del][BS]でデータの削除に対応します。


テキストの文字コードが「UTF-8」など「シフトJIS」以外の場合は、通常モードからバイナリへの切り替えの際に、ファイル保存の問い合わせをします。


バイナリファイルの拡張子のファイルを開くと、バイナリ編集モードで表示します。

閉じる

テキストを閉じる

現在の編集テキストをクローズしてタブを閉じます。その他のタブはそのまま残ります。

編集したテキストを保存していない場合は、保存の確認ダイアログを表示します。

保存する保存しないキャンセルから選択します。

テキストを閉じる(変更を破棄)

現在の編集テキストをクローズしてタブを閉じます。その他のタブはそのまま残ります。

編集したテキストを保存していない場合は、編集内容の破棄がデフォルトの問い合わせをします。

保存して閉じる

現在の編集テキストをクローズしてタブを閉じます。その他のタブはそのまま残ります。

編集したテキストを保存していない場合は、問い合わせなしで上書き保存します。

ウィンドウを閉じる

実行したウィンドウを閉じます。他のウィンドウは残ります。

編集したテキストを保存していない場合は、テキスト単位に保存の確認ダイアログを表示します。

ウィンドウを閉じる(復元しない)

実行したウィンドウを閉じます。他のウィンドウは残ります。

設定『前回終了時の復元』が復元するの場合でも、次回の起動では無題テキストを開きます。

ウィンドウを閉じる/すべて終了

実行したウィンドウを閉じます。

SDIのウィンドウで実行すると、すべてのウィンドウを閉じます。

編集したテキストを保存していない場合は、テキスト単位に保存の確認ダイアログを表示します。

すべて終了

すべてのウィンドウを閉じます。

編集したテキストを保存していない場合は、テキスト単位に保存の確認ダイアログを表示します。

保存してすべて終了

すべてのウィンドウを閉じます。

編集したテキストを保存していない場合は、上書き保存を実行します。

すべて終了(復元しない)

すべてのウィンドウを閉じます。

設定『前回終了時の復元』が復元するの場合でも、次回の起動では無題テキストを開きます。

一括確認して終了

すべてのウィンドウで、変更してまだ保存していないテキストがある場合は、修正テキストの保存を問い合わせします。

保存するを指定すると、すべての修正テキストをファイルに上書き保存します。

保存しないを指定すると、変更は破棄されます。

エディタの終了を問い合わせします。はいを指定すると、すべてのウィンドウを閉じます。

一括破棄して終了

すべてのウィンドウで、変更してまだ保存していないテキストがある場合は、修正テキストの破棄を問い合わせします。

破棄しないを指定すると、終了をキャンセルします。

エディタの終了を問い合わせします。はいを指定すると、すべてのウィンドウを閉じます。

前面以外を閉じる

編集中のテキスト以外をすべて閉じます。

保存

上書き保存

編集テキストをファイルに上書き保存します。

ファイル名の自動決定`cmd:ref-indate

「名前を付けて保存」は、ファイル名の自動決定に対応しています。

ファイル名を自動で付けるには、下記の操作をおこないます。


自動ファイル名は原稿100901.txtのように文字列と日付を組み合わせて作成されます。

名前が重複する場合は、原稿100901~1.txtの連番を付けて重複を回避します。


自動のファイル名をカスタマイズするには、下記の操作をおこないます。


ファイルダイアログの種類によって、ファイル名の自動決定の動作が異なります。

すべて保存

現在開いている、すべての編集テキストをファイルに保存します。

名前を付けて保存

名前を付けて保存ダイアログを表示します。

ファイル名を指定してOKすると、指定したファイルに保存して名前を変更します。

既存のファイル名を指定すると、上書きの確認をします。

自動をクリックすると、『上書き保存』と同様にファイル名を自動作成します。

名前を付けて保存(範囲選択対応)

名前を付けて保存ダイアログを表示します。OKするとテキストを保存します。

範囲選択してからコマンドを実行すると、選択範囲のテキストを保存します。

別ファイルへ保存

編集テキストに指定した名前を付けて保存します。

編集テキストの名前は変わらず保ちます。

既存ファイルへ追加

ファイル名を指定するダイアログを開きます。

指定したファイルの末尾に、編集テキストの内容を追加します。

選択してこのコマンドを実行すると、選択した部分のテキストを追加します。

プロジェクト

プロジェクトは複数開いたファイルをプロジェクトファイルに記憶して、復元する機能です。

1つのウィンドウで、複数のタブで開いているテキストが対象となります。

プロジェクトを保存

コマンドを実行したウィンドウで開いている、すべてのタブの編集テキストのファイル名をプロジェクトファイルに保存します。

コマンドを実行すると、ファイル名の指定ダイアログが開きます。

ファイル名を指定してOKすると、プロジェクトファイルに保存します。プロジェクトファイルの拡張子は.tpjとなります。

プロジェクトファイルには、下記の情報が記憶されます。


ウィンドウを複数開いている場合は、コマンドを実行したウィンドウをプロジェクトに保存します。

プロジェクトを開く

プロジェクトファイルを指定するダイアログを開きます。

ファイルを指定してOKすると、新しいウィンドウを作成して、プロジェクトに含まれているすべてのファイルを開きます。

最近開いたプロジェクト

最近開いたプロジェクトファイルの一覧を表示します。

ファイルを選択してOKすると、プロジェクトを開きます。

ダイアログでは、履歴の整理や編集もできます。

開く
「プロジェクトを開く」を実行します。
編集
履歴ファイルを開いて編集します。
整理
ファイル一覧から、存在しないファイル名を削除します。

プロジェクトを閉じる

コマンドを実行したウィンドウを閉じます。

編集したテキストを保存していない場合は、テキスト単位に保存の確認ダイアログを表示します。

開いていたファイルは、プロジェクトに出力されます。

プロジェクトを更新しないで閉じる

コマンドを実行したウィンドウを閉じます。

他のウィンドウは残ります。

開いていたファイルのプロジェクトファイルへの保存はスキップされます。

印刷

印刷

印刷ダイアログを表示します。ページ範囲を指定してOKすると、印刷を開始します。

プレビューのクリックで、ダイアログを閉じてプレビュー表示を更新します。


印刷設定

印刷設定をおこなうダイアログを表示します。

印刷の文字数、行数、フォント、余白、オプションを設定します。

印刷の折り返しやフォントの指定は、印刷専用の設定となります。通常編集画面の折り返しやフォントの表示設定とは別に指定します。

設定に名前を付けて複数登録できます。設定の一覧へをクリックすると登録済みスタイルの一覧を表示します。選択してOKすると、そのスタイルに切り替えます。

標準の印刷設定

下記の印刷設定が標準で用意されています。印刷設定は変更、追加、削除ができます。

A4横書き
A4の1段組の印刷スタイル
A4横書き(2段組)
A4の2段組の印刷スタイル
A4横書き(雑誌原稿)
A4の3段組の印刷スタイル
B5横書き
B5の1段組の印刷スタイル
A4縦書き
A4の縦書きの印刷スタイル
A4縦書き40文字40行
A4の縦書き40文字40行の印刷スタイル
A4縦書き40文字40行(見開き)
A4の縦書きの見開き印刷スタイル
B5縦書き
B5の縦書きの印刷スタイル
B5縦書き40文字40行
B5の縦書き40文字40行の印刷スタイル
B5縦書き40文字40行(見開き)
B5の縦書きの見開き印刷スタイル

印刷設定の一覧

印刷設定の一覧ダイアログを表示します。

印刷プレビュー

画面表示を印刷プレビューに切り替えます。

印刷プレビュー画面でこのコマンドを実行すると、通常編集画面に戻します。


印刷プレビューは、印刷を実行する前に印刷結果に近い画面を表示する機能です。

画面上でテキストの用紙上の配置とページの切れ目や全体のページ数を確認できます。

印刷プレビューではツールバーが印刷用に切り替わります。

ツールバーから「印刷設定」を切り替えると、プレビューの表示が切り替わります。


印刷プレビューでは、簡易的な編集作業も可能です。空白行を追加または削除して、ページ送りを調整してから印刷できます。

印刷プレビューの表示は簡易的なため、文字表示の欠けや行間表示の更新に制約があります。

印刷プレビューには下記の制限があります。

プレビュー表示の倍率を拡大

印刷プレビューの表示倍率を拡大します。

プレビュー表示の倍率を縮小

印刷プレビューの表示倍率を縮小します。

ページ全体を表示/ページの一辺を全体に表示

印刷プレビューのページ全体が表示されるように倍率を自動調整します。

再度実行すると、ページの短い方の一辺の全体が表示されるように倍率を拡大します。

段組を1段ずつ移動

印刷プレビューでカーソルを段組みの1段ずつ移動します。

ページの上側/下側へ移動

ページ全体が表示されていないときに、ページの上側または下側を表示します。

全ページ印刷実行

全ページの印刷を直ちに開始します。

全ページ印刷実行して閉じる

全ページの印刷を直ちに開始します。

印刷が終了したらウィンドウを閉じます。

出力

HTML出力

テキストをHTML形式に変換して、テキストのファイル名に拡張子.htmlを付加したファイルに上書き保存します。

出力先のHTMLファイルが存在する場合は、WZが出力したHTMLファイルの場合はそのまま上書き出力します。他のHTMLファイルの場合は上書きの問い合わせをします。


マークダウンテキストは、マークダウン記法に基づいてHTMLに出力します。

その他のテキストファイルは、下記の変換をおこなってHTMLに出力します。

なお、プログラムファイルはHTML出力に適しておりません。


スタイルシートの埋め込み出力の設定に対応します。

スタイルシートを出力する場合は、マーカーとラインマーカーのスタイルも出力します。


出力後にブラウザで開く設定にも対応します。


行頭に`に続けて<text:toc>`を記述すると、この場所に目次を出力します。

目次は<div class="toc">〜<div>に括って出力されます。CSSプロパティシートでtocクラスを定義すると表示スタイルを指定することができます。

目次は「1箇所」のみに出力します。複数の箇所を指定した場合は、最初の箇所に出力されます。

標準では「見出し2(h2)」以降の目次を出力します。オプションを指定すると、出力する見出しを変更できます。下記はそれぞれ「h2のみを出力」「h2以降を出力」「h2からh5まで出力」「h2とh5」を出力する指定となります。

`に続けて<text:toc head=h2>`

`に続けて<text:toc head=h2->`

`に続けて<text:toc head=h2-h5>`

`に続けて<text:toc head=h2,h5>`


EPUB出力

テキストをEPUB形式で出力します。ファイル名はテキストのファイル名、拡張子は.epubとして出力します。

EPUB出力するテキストは、「青空文庫」形式を想定していますので、この形式を使用して作成してください。


青空文庫形式のテキストを新規に作成するには、『ファイルメニュー:新規作成ダイアログ』を実行、青空文庫テキストをクリック、OKをクリックします。

既存のテキストを青空文庫形式に変更するには、『ファイルメニュー:ファイル設定の一覧』を実行、青空文庫テキストをクリック、OKをクリックします。


題名、著者名、奥付はテキストから自動で取得してダイアログに表示します。青空文庫の図書の場合は正確に取得します。その他の場合は、ダイアログで修正できます。


ダイアログので指定したレベルの見出しとより大きな見出しは、新しいページからの出力となります。また、自動で目次に掲載されます。


縦書き表示で実行すると縦書きで、横書き表示で実行すると横書きで出力します。

EPUB出力は「リフロー型」となります。WZ10での折り返し幅/フォント/マーカーなどの指定は無効となります。

文字装飾の「ルビ/傍点/傍線/太字/斜体/大きな文字/小さな文字/上付き/下付き/訓点/訓点送り仮名/段落体裁の字下げ/字上げ/突き出しインデント」は、EPUB出力でも有効となります。

PDF出力

PDF出力先のダイアログを表示します。フォルダとファイル名の指定が可能です。  デフォルトでは文書ファイルのフォルダに、文書ファイル名に拡張子.pdfを付加したファイルに出力します。


(例)テキストファイルdocument\text.txtは、PDFファイルdocument\text.txt.pdfに出力します。


出力先のPDFファイルが存在する場合は、WZが出力したPDFファイルの場合はそのまま上書き出力します。他のPDFファイルの場合は上書きの問い合わせをします。

出力完了後にPDFファイルをAdobe Readerで開きます。


プレビューをクリックすると、PDF出力のプレビューを表示します。編集も可能ですので、ページ送りなどの調整がおこなえます。用紙サイズや文字数などの設定は、『ファイルメニュー:印刷設定』でおこないます。


WZで作成したPDFファイルは、下記のWZ PDF Book規格のファイルとなります。

より詳しくは『PDF Book』の章をご覧ください。

編集して上書き保存すると、埋め込みテキストを更新します。


WZのPDF出力では、PDF規格に標準で含まれている明朝ゴシックTimes RomanHelveticaCourierフォントのみの対応となります。

その他のフォントは適宜、上記の対応フォントに置き換えて出力されます。

フォントの埋め込みはおこないませんので、PDFを閲覧する端末環境によっては意図した表示と異なる場合があります。


設定でPDF出力のカスタマイズが可能です。

PDF出力モード

「PDF出力モード」のON/OFFを切り替えます。


PDF出力モードをONにすると、印刷コマンドの実行でPDF出力をおこないます。PDF出力用に最適化した座標や折り返しの計算をおこないます。

印刷プレビューコマンドの実行では、PDF出力のプレビューを表示します。


PDF出力モードをOFFにすると、印刷コマンドの実行でプリンタに出力します。

印刷プレビューの実行では、印刷のプレビューを表示します。


PDF出力モードのONとOFFでは、印刷プレビューと印刷結果の折り返し文字数や行数の結果が異なります。

PDF出力モードのON/OFFを指定してから、印刷プレビューや印刷を実行してください。


PDF出力モードはファイル単位にON/OFFできます。ON/OFFの状態はプロファイルに記憶され、ファイルを閉じても復元されます。

出力先:HTML

出力』コマンドでテキストをHTMLに変換してファイルに保存します。

出力先:HTML+全ページのFTP

出力』コマンドでテキストをHTMLに変換してFTPサーバーへ送信します。

出力先:HTML+更新ページのFTP

出力』コマンドでテキストをHTMLに変換してFTPサーバーへ送信します。前回のHTML出力から変更されたファイルのみを出力します。

出力先:HTML+カーソルページのFTP出力

出力』コマンドでテキストをHTMLに変換してカーソル位置のページをFTPサーバーへ送信します。

出力先:FTP

出力』コマンドでテキストをFTPサーバーへ送信します。

出力先:EPUB

出力』コマンドでテキストをEPUBに変換してファイルに保存します。

EPUB出力するテキストは、「青空文庫」形式を想定していますので、この形式を使用して作成してください。

出力先:PDF

出力』コマンドでテキストをPDFに変換してファイルに保存します。

出力先:プリンタ

出力』コマンドでテキストをプリンタに出力します。

出力

編集テキストを『出力先』の指定に応じて、HTMLファイル/EPUBファイル/PDFファイルに保存、プリンタへ出力をおこないます。

出力の設定

出力先』の指定に応じた設定ダイアログを表示します。

PDFプリンタの場合は印刷設定、HTMLFTPの場合は設定ダイアログ、EPUBの場合はEPUB出力のダイアログを表示します。

出力のプレビュー

出力先』の指定に応じたプレビュー画面を表示します。プレビュー画面でも編集操作がおこなえます。

PDFプリンタの場合は印刷プレビュー、HTMLの場合はHTML出力プレビューを表示します。

PDF Book

PDF Bookのファイル拡張子は.txt.pdfのように、テキストファイルの拡張子に.pdfを付加した名前となります。


PDF Bookを作成するには、「テキストファイルから作成」「新規作成」「WZ PDF Bookから作成」の3通りあります。


PDF Bookでは、本文テキストと独立して、表紙、序文、目次、索引、奥付、備忘録テキストを入力できます。

表紙〜備忘録の各部位のテキストを入力するには、専用メニューコマンドを実行してメニューから切り替えます。備忘録には、印刷に出力しないアイデアやメモなどを入力して保存しておけます。

PDF Bookの設定

PDF Bookでは、本文テキストと独立して表紙、序文、目次、索引、奥付の個別に表示・印刷の設定が可能です。備忘録は本文テキストの設定と共通となります。ファイル設定は本文と表紙〜備忘録ですべて共通となります。

設定』を実行すると、設定ダイアログのタイトルバーに設定 - 目次のように設定対象の部位を表示します。

PDF Bookの設定ダイアログは、WZ独自のプロパティシートとなります。


本文テキスト以外の部位では、表示・印刷の設定はすべて「専用設定」となります。「設定/カテゴリ順」のダイアログでスタイルを切り替えると専用設定を置き換えます。

スタイルの設定内容を表示〜奥付で揃えるには、「設定/カテゴリ順」ダイアログの目次スタイル名をクリック、表紙〜奥付で共通化をクリックします。

スタイルの設定内容を項目単位で揃えるには、設定ダイアログで設定項目をクリック、項目メニューをクリック、表紙〜奥付で共通化をクリックします。

目次の自動作成

本文テキストの見出しの段落に、見出し記号(WZアウトラインの行頭の半角ピリオドなど)を付けておくと、見出し段落を抽出して自動で目次を作成できます。目次を作成するには、『ツールメニュー:専用メニュー:目次の更新』を実行します。


目次を設定するには、『設定』を実行して、目次からアウトライン―目次の自動作成を選択して各項目を設定します。

印刷プレビューから目次の更新を実行すると、印刷のページ番号を出力します。

索引の自動作成

本文テキストをWZ内蔵の日本語辞書により解析して、索引を自動で作成できます。索引を作成するには、専用メニューを実行して索引の自動作成をクリックします。索引の作成には数分かかる場合があります。


作成された索引を編集して、不用な語句の削除、ア行〜ワ行の読みの間違いの訂正、足りない語句を追加します。


索引の自動作成をしておくと、次回からは『専用メニュー:索引の更新』の実行で、索引のページ番号を自動更新します。


索引のページ番号は、印刷プレビューで実行すると印刷のページ番号、通常編集で実行すると行番号となります。

本文テキストの追加・訂正によって索引に語句を追加するには、専用メニューを実行して索引をクリックして索引編集に切り替えて、「語句」[Tab]の段落を追加します。

PDF Bookの図の挿入

PDF Bookのテキストに図を埋め込むには、「図のファイル名の入力」「クリップボードから貼り付け」の2通りあります。

図のファイル名の入力は、図の挿入を実行してイメージファイルを指定してOKします。WZからPDF出力を実行すると、図はPDFファイルに埋め込み(添付)されます。


クリップボードから貼り付けるには、「ペイント」などのアプリケーションで図をクリップボードにコピーしてからWZで『貼り付け』を実行します。図はWZで編集中のPDFファイルに添付され、テキストには".0252613000.img"のような図のIDが埋め込まれます。図のIDをテキストの別の箇所に入力すると、同じ図をその箇所に表示します。


テキスト中の図の"ファイル名"の表示は、タグの全表示でON/OFFできます。

PDFに挿入した図は、クリップボードにコピーして他のアプリケーションで表示することができます。図をコピーするには、図にカーソルを合わせて『コピー』を実行します。

PDF Bookの図の一覧

PDF Bookに埋め込まれている図の一覧を表示するには、専用メニューを実行して『図版の一覧』を実行します。


図版の一覧ダイアログが開き、図版の一覧とプレビューを表示します。ダイアログでは、下記の図版のメンテナンスがおこなえます。


削除
一覧で選択した図を削除します。図版が文書で使用されている場合は、削除しないがデフォルトの問い合わせをします。図版が文書で使用されていない場合は、削除するがデフォルトの問い合わせをします。
コピー
一覧で選択した図をクリップボードにコピーします。
プロパティ
一覧で選択した図のサイズ、グレイスケール/フルカラーを表示します。
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