TeX
WZ7ではTeXコマンドのリサーチ入力と選択入力、TeX専用メニューによる各種操作に対応しています。
TeXリサーチ入力
WZ-リサーチ入力は、TeXコマンドの補完入力に対応しています。
WZ7では、各種のTeXコマンド「begin,large,section,maketitle型」の補完に対応しています。
TeXテキストでリサーチ入力をONにすると、TeXコマンドの補完が有効となります。
「begin型」のコマンドでは、「end」までの補完と環境名を入力します。
TeXコマンドを補完入力するには、[\]に続けてコマンドや環境名の先頭文字を入力します。
下記のテキストに、「箇条書き」TeXコマンドを追加します。
[\]と[i]を入力します。TeXコマンドの補完候補が表示されます。
[↓][↓][Enter]を押して、候補一覧から「\begin{itemize}〜\end{itemize}」を入力します。
[\][i][↓][Enter]の入力から、「\begin{itemize} \item \end{itemize}」の入力が完了しました。
続けて、箇条書きの文章を入力します。
TeXコマンドの補完は、IMEがONの日本語入力モードでも有効となります。
日本語論文の執筆では、IME の ON/OFF を切り換えることなく、TeXコマンドの補完と本文の補完入力が
できます。
論文の句読点の入力
WZ-リサーチ入力では、テキストの使用度に応じた句読点の入力に対応しています。
論文では、句読点「.,」の使用を指定されることがあります。
WZ-リサーチ入力は、テキストの句読点を認識して補完候補を表示します。
(例1)
句読点が「.,」のサンプルテキストに、読点を入力します。
IMEをONにして [,] を押します。「,」が第一候補に表示されます。
[↓][Enter]を押します。
読点「,」の入力が完了しました。
(例2)
句読点が「。、」のサンプルテキストに、読点を入力します。
IMEをONにして [,] を押すと、「、」が第一候補に表示されます。
[↓][Enter]を押します。
読点「、」の入力が完了しました。
WZ-IMEをONにして [,] を押すと、直ちに第一候補を入力候補に表示することができます。

TeX専用メニュー
TeXテキストでは、[Alt+B]キーにより下記の「TeX専用メニュー」を表示します。
- タイプセットとプレビュー
- TeXコマンドの選択入力
- 数学記号・ギリシャイメージ補完
WZ7の [アウトライン] メニューと [表示] メニューのコマンドは、下記のTeXコマンドに対応しています。
- TeXコマンドのアウトライン
- TeXコマンドの表示ON/OFF切り換え
- 数学記号とギリシャ文字の表示
- 表の桁揃え表示