ツール
キーボードマクロ再生
前回記憶したキーボードマクロを再生します。
キーボードマクロ記録開始/終了
キーボードマクロの記録を開始します。
記録中の場合は、記録を終了します。
キーボードマクロでは、カーソル移動、文字入力、基本操作を記録できます。
- 各種のカーソル移動。
- 文字入力、改行、文字削除。
- ダイアログを表示しない操作。
- 「文書の切り替え」以外の操作。
キーボードマクロ一覧
キーボードマクロの選択ダイアログを表示します。過去に記録した、キーボードマクロの一覧を表示します。選択してOKすると再生します。
「マクロ出力」ボタンを押すと、一覧で選択したキーボードマクロを、Text-Cプログラムとしてファイル「wzcfg://textc\mine\idkbm.txc」に追加出力します。関数には固有の名前を自動で作成します。
このマクロ名が、[マクロ]メニューの[履歴から実行]の先頭に追加されて、ダイアログから実行できます。
「コマンドマクロ出力」ボタンを押すと、一覧から選択したキーボードマクロを、コマンドマクロに変換してクリップボードにコピーします。コマンドマクロは、キーやメニューに割り当てができます。
ユーザメニュー
ユーザメニューを表示して、選択したコマンドを実行します。
ユーザメニューには、WZのコマンド、入力文字列、コマンドマクロ、マクロが指定できます。
ユーザメニューを編集するには、[ツール]メニューの[カスタマイズ]-[ユーザメニューのカスタマイズ]から、操作します。
コマンドの選択実行
コマンド一覧を表示します。OKすると指定したコマンドを実行します。
専用メニュー
TeX、BIB文献ファイル、日本語辞書ファイルの専用メニューを表示します。
文字数行数カウンタ
「カウンタ」ツールをツールビューに表示します。
文書の行数・バイト数・ページ数・文字数・文字数(空白なし)・漢字・ひらがな・カタカナ・英単語数・Unicode特有文字数、40文字行数(概算)・原稿用紙枚数(概算)をリアルタイムに表示します。
文章の選択をすると、範囲内の各種文字数も表示します。
「40文字行数」と「原稿用紙枚数」は、4つの条件を前提とした概算値となります。
- プレーンテキストおよび青空文庫形式のテキスト。
- タブや制御文字を含まないテキスト。
- 「桁揃え」「箇条書き認識」「固定字下げ」「会話文認識」機能はOFF。
- 「MS 明朝」や「MS ゴシック」の固定ピッチフォント。
正確な行数と枚数を計算するには、「表示スタイル」を「原稿用紙」に切り替えて、実際のページ数や行数を表示します。
「WZ標準テキスト」や「青空文庫」形式のテキストは、タグを表示する/表示しないによって文字数の計算が異なります。
- [表示]メニューの[タグを表示]がONの時は、ルビを含めた文字数や行数や枚数を表示。
- [表示]メニューの[タグを表示しない]がONの時は、ルビを除いた文字数や行数や枚数を表示。
整数計算
整数の四則演算をおこないます。
(例) 10+20の後にカーソルを置いてコマンドを実行すると、結果を「=30」と文書に挿入します。
複数の段落を選択してから実行すると、各段落のタブで区切られた桁ごとの合計を計算します。
桁の=の後の数字か、桁の数字の合計を計算して、結果をクリップボードにコピーします。
- 演算子は+ - * /と()に対応しています。
- double型で計算します。オーバーフローには対応していませんので、計算結果は検算してください。
- 消費税の計算は、%を指定します。(例) 1000*105%
- 16進数は0x1234と記述すると、10進に変換して計算します。(例) 0x1234+567=5227
16進数での計算結果は、ステータスウィンドウに表示します。
ソート
「ソート」ダイアログを表示します。オプションを指定してOKすると、文書を段落単位でソートします。
項目 | 「段落全体」を指定すると、段落でソートします。 「先頭」や「2番目」を指定すると、タブで区切られた先頭部分・2番目の部分でソートします。 |
逆順 | ONにすると大きい順でソートします。 OFFにすると小さい順でソートします。 |
大文字と小文字を区別 | ONにすると半角英文字の大小を区別します。 |
範囲内をソート | ONにすると範囲内をソートします。 |
カンマ区切り | ONにするとCSVファイル形式のソートをおこないます。 タブの代わりにカンマ区切りの項目をソートします。 |
索引
索引を表示します。[wz7new]
すでに表示されている場合は、索引へカーソルを移動します。
カーソルが索引にある場合は、索引を閉じます。
用語統一
用語統一ダイアログを表示します。
テキスト形式で辞書を作成することで、表記のゆれを統一することができます。
- 辞書は3種類を登録して、タブで切り替えます。
サンプルの辞書で動作を確認できます。
- 辞書を編集するには、「編集」ボタンを押します。
- 辞書の記述方法は、ダイアログで「ヘルプ」ボタンを押すと参照できます。
辞書ファイルは、プレーンテキストとして作成します。
各行に正しい用語表記、タブ、誤りの用語表記を指定します。
複数の誤りの用語表記を指定するには、用語を|で区切って指定します。
Unicode特有文字を使用する場合は、文字コード「SJIS-EX」として保存します。
コンピュータ→ | コンピューター |
インタフェース→ | インターフェース|インタフェイス |
エディタ→ | エデイター|エデイタ|エディター|エデッィター|エデッィタ |
半角英文字の用語表記を指定すると、同じ綴りの「大文字・小文字の違い」と「全角」の単語を、表記の誤りとして検出します。
WZ
FAQ
Tips
ダイアログでOKすると、用語統一を開始します。
- 文書を解析して、用語統一が必要な箇所の一覧を表示します。
解析には時間がかかりますが、[Esc]キーで中止できます。
- 解析が完了すると「用語統一の実行」ダイアログを表示します。
- 一覧で用語統一を確認します。一覧は、段落番号、綴り、置換候補の順で表示されます。
下記の操作で用語統一を実行します。
↑/↓ | 一つ上/下の項目に移動します。 文書のカーソル位置も対応する箇所に移動します。 |
修正 | 綴りを置換候補で選択した語句に置き換えます。 |
元に戻す | 「修正」ボタンで置き換えた綴りを元に戻します。 |
一覧から削除 | 選択した綴りを一覧から削除します。 |
同じ綴りを一覧から削除 | 選択した綴りと同じ綴りを一覧から削除します。 |
段落の編集 | 選択した綴りの段落を編集します。 |
段落順 | 段落順でソートします。 |
綴り順 | 綴り順でソートします。 |
置換順 | 置換候補順でソートします。 |
自動校正
校正ダイアログを表示します。
句読点や文体の統一、日本語の文章の基本的な校正に対応しています。
校正機能は、文書をプログラムで解析しますので、「正しい語句を誤りと指摘する」や「誤りを検出しない」ことがあります。
ダイアログで校正を設定して「OK」を押すと、校正を開始します。
- 文書を解析して、校正箇所の一覧を表示します。
解析には時間がかかりますが、[Esc]キーで中止できます。
- 解析が完了すると「校正の実行」ダイアログを表示します。
校正対象がダイアログの一覧に表示されます。
- 一覧で校正を確認します。一覧は、段落番号、綴り、置換候補の順で表示されます。
下記の操作で校正を実行します。
↑/↓ | 一つ上/下に移動します。 文書のカーソル位置も対応する箇所に移動します。 |
修正 | 綴りを置換候補で選択した語句に置き換えます。 |
元に戻す | 「修正」ボタンで置き換えた綴りを元に戻します。 |
一覧から削除 | 選択した綴りを一覧から削除します。 |
同じ綴りを一覧から削除 | 選択した綴りと同じ綴りを一覧から削除します。 |
段落の編集 | 選択した綴りの段落を編集します。 |
段落順 | 段落順でソートします。 |
綴り順 | 綴り順でソートします。 |
置換順 | 置換候補順でソートします。 |
スペルチェック
スペルチェックをおこないます。
英単語の途中か終わりにカーソルを置いてコマンドを実行すると、その単語のスペルをチェックします。
2回続けてコマンドを実行すると、「一括スペルチェックダイアログ」を表示します。
空白や漢字や記号にカーソルを置いて実行すると「一括スペルチェックダイアログ」を表示します。
スペルチェックのユーザ辞書を参照 | ONにすると、ユーザ辞書と標準辞書でスペルチェックします。 OFFにすると、標準辞書でスペルチェックします。 |
追加辞書をクリア | ONにすると追加辞書をクリアします。 追加辞書は、「スペルミスの修正」ダイアログで一覧から削除した単語を記憶しています。 |
すべて大文字の単語をチェック | すべてが大文字の単語をスペルチェックする/しないを指定します。 |
数字が付いた単語をチェック | 数字を含む単語をスペルチェックする/しないを指定します。 |
「一括スペルチェック」ダイアログでOKすると、スペルチェックを開始します。
- 文書を解析して、スペルミス一覧を表示します。
解析には時間がかかりますが、[Esc]キーで中止できます。
- スペルチェックが完了すると。「スペルミスの修正」ダイアログを表示します。
スペルミスがダイアログの一覧に表示されます。
- 一覧でスペルチェックを確認します。一覧は、段落番号、綴り、置換候補の順で表示されます。
下記の操作でスペルミスの修正を実行します。
↑/↓ | 一つ上/下に移動します。 文書のカーソル位置も対応する箇所に移動します。 |
修正 | 綴りを置換候補で選択した語句に置き換えます。 |
元に戻す | 「修正」ボタンで置き換えた綴りを元に戻します。 |
一覧から削除 | 選択した綴りを一覧から削除します。 |
同じ綴りを一覧から削除 | 選択した綴りと同じ綴りを一覧から削除します。 |
段落の編集 | 選択した綴りの段落を編集します。 |
段落順 | 段落順でソートします。 |
綴り順 | 綴り順でソートします。 |
置換順 | 置換候補順でソートします。 |
文書スタイルの変換
「文書スタイルの一覧」ダイアログを表示します。
変換先の文書スタイルを選択してOKすると、変換を実行します。
- 「見出し文字列」を変換します。
- ルビや文字装飾の「テキストタグ」を変換します。
変換先の文書スタイルに「なし」を指定してOKすると、「見出し文字列」「テキストタグ」「ルビ」を削除します。
テキストの変換
テキストの変換メニューを表示します。
「HTMLテキスト」「プレーンテキスト」「TML文書」形式の変換ができます。
- HTMLテキストとプレーンテキストの変換。
- 改行付きテキストとプレーンテキストの変換。
- TML文書からWZ標準テキスト・体裁文書・HTMLテキストに変換。
変換した結果はクリップボードにコピーされます。
メールの改行付きテキストを変換するには、「改行付きテキストをテキストに」を選択します。
WZ Board
WZ Boardを起動します。
WZ Filer
WZ Filerを起動します。
WZ Filer 7
WZ Filer 7を起動します。
[カスタマイズ] 履歴の削除
最近開いたファイル・検索語句・文字列・フォルダ・プログラムの履歴を削除するダイアログを表示します。
履歴の一覧を表示しますので、削除する履歴を選択して「削除」を押すとクリアします。
「開く」を押すと、履歴ファイルを開きます。
[カスタマイズ] ユーザメニューのカスタマイズ
ユーザメニューを編集するダイアログを表示します。
[カスタマイズ] 拡張子をWZ7に関連付け
WZ7で開く拡張子の関連付けをおこないます。
関連付けた拡張子のファイルは、エクスプローラーからダブルクリックするとWZ7で開きます。
拡張子を関連付けするには、下記の操作をおこないます。
- 関連付けしたい拡張子のファイルをWZ7で開く。
- ([ツール]メニューの[カスタマイズ]-[拡張子をWZ7に関連付け])を実行。
- 「拡張子をWZ7へ関連付け」ダイアログで、「開く」と「編集」をON。
- OKを押す。
[カスタマイズ] HTMLの関連付け
HTMLエディタの一覧に追加するカスタマイズをおこないます。
[カスタマイズ] キー一覧
「キー一覧」ダイアログを表示します。コマンドが割り当てられているキーの一覧を表示します。
ダイアログから、コマンドやカスタマイズを実行できます。
実行 | 一覧から選択したコマンドを実行します。 |
カスタマイズ | キー定義のカスタマイズをおこないます。 |
ユーザ追加定義 | ユーザ追加定義のカスタマイズをおこないます。 |
[カスタマイズ] 背景色の変更
「背景色の変更」ダイアログを表示します。
ダイアログで指定した背景色に合わせて、色設定の一括変更をおこないます。
「表示スタイル」「色分けスタイル」「環境設定」の色の設定を自動的に調節します。
- 「背景色」に「黒」など明度の低い色を指定した場合は、各種の文字色を明度の高い色に変更します。
- 「背景色」に「白」など明度の高い色を指定した場合は、各種の文字色を明度の低い色に変更します。
- 原則として、「背景色」を暗→明→暗または明→暗→明に戻すと、文字色も元の色に戻ります。
「背景色の変更」ダイアログの「コントロールの色」は、リストボックスやテキストボックスのコントロール部位の色を調整します。
- 「共通」を指定すると、コントロール部位の色を編集画面と同色にセットします。
- 「専用指定」を指定すると、コントロール部位の色をWindowsの基準色から初期化して設定します。
[カスタマイズ] WZ6の設定引継ぎ
WZ6の表示・文書・印刷・色分けスタイルと環境設定を取得します。[wz7new]
スタイル名に「WZ6」を追加して取得します。
WZ6のプロファイル・ファイルの履歴・検索文字列の履歴も取得します。
[カスタマイズ] WZ5の設定引継ぎ
WZ5の「文書の設定」をWZ7の「表示スタイル」に取得します。
- 文書の設定の「標準」の設定は、WZ7の標準の表示スタイルに取得します。
- その他の設定は、スタイル名に「WZ5」を追加して取得します。
- WZ5の「文書の設定」の見出し文字列の取得には対応していません。
WZ7で文書スタイルを新規作成して見出し文字列を設定します。
- WZ5の「環境設定」の取得には対応していません。WZ7の「環境設定」で改めて設定します。
[カスタマイズ] WZ7のアンインストール
WZを終了し、WZのアンインストールプログラムを起動します。
問い合わせダイアログでの確認後に、アンインストールを実行します。