セットアップ
インストールには、標準セットアップとユーザ専用セットアップを選択できます。
テキストファイルの関連付けの設定や、プログラムアイコンの作成のオプションを指定できます。
設定やカスタマイズは、専用ファイルに保存されますのでバックアップや復元が可能です。
マルチタブ/図の表示/見出しの色分け/見出しフォント/中央揃え指定/アウトライン表示
セットアップ 目次
セットアップに必要な要件 | セットアップに必要なPC環境について |
セットアップから起動まで | セットアップから起動までの概要について |
セットアップの前に | セットアップ前の確認事項とセットアッププログラムについて |
セットアップ開始 | セットアップの実行と互換性や常駐ソフトウェアについて |
セットアップ選択 | オプションを選択したセットアップの実行について |
WZ Writeの起動 | 起動方法とユーザアカウント制御について |
テキストファイルの関連付け | エクスプローラからのファイルオープンについて |
設定の保存と初期化 | 設定のバックアップやカスタマイズの初期化について |
起動オプション | 起動オプションの指定について |
アンインストール | アンインストールの操作について |
テクニカルサポート | テクニカルサポートと事前の確認事項について |
はじめに
WZ Writing Editor(以下ではWZ Writeと略記します)は、縦書き表示・ルビ・文字組版・印刷に対応した日本語文書の作成と編集のための専用ソフトウェアです。
ヘルプには基本機能や各種機能、スタイル設定の操作方法についての詳細が記載されております。
WZ Writeを快適にご使用いただくために、始めにヘルプを一通りお読みください。
セットアップに必要な要件
WZ Writeの動作には、下記のPC環境が必要となります。
対応OS | Windows 7 32bit / 64bit 日本語版(32bit互換モード) Windows Vista 32bit 日本語版 Windows XP 32bit 日本語版 ・Windows 95,98,Me,NT3には対応しておりません。 ・Windows NT4,2000での動作は、サポート対象外となります。 |
CPU | マルチコアCPUを推奨 |
メモリ | OSの稼動に必要な容量/2GB以上を推奨 |
ハードディスク | インストール容量/約10MB |
ディスプレイ | 1024*768ピクセル以上/フルカラーを推奨 |
使用条件
- 個人でご本人がご使用の場合に限り、1ライセンスにつき2台までのコンピュータにインストールできます。インストールした本製品を同時に稼動することはできません。
- 法人など複数の方でご使用の場合は、1ライセンスにつき1台のコンピュータにインストールできます。本製品をインストールする台数分のライセンスをご購入ください。
- 本製品は、インストールしたコンピュータ上で使用できます。
サーバにインストールして、複数台のクライアントPCからの使用には対応しておりません。
- 本ソフトウェアに対するリバースエンジニアリング及び、改変は一切禁止します。
詳細は、使用許諾契約証をご確認ください。
「http://www.wzsoft.jp/wzw/usecon.htm」
セットアップから起動まで
・WZ Writeセットアップを起動
↓
・「登録情報ダイアログ」に「シリアル番号」と「ライセンスキー」を入力
↓
・「セットアップ開始ダイアログ」で「開始」を実行
↓
・セットアップを開始
↓
・セットアップ完了で、WZ Writeが起動されます (※1)
↓
・環境設定ダイアログを表示
環境設定ダイアログで、Windows標準やVZライクのキー定義などを選択してOKすると完了します。
ダイアログの項目名にマウスカーソルを合わせると、設定のガイドヘルプが表示されます。
(※1)Windows 7・Vistaのユーザアカウントによる「プログラム互換性アシスタント」メッセージが表示される場合があります。下記の「プログラム互換性アシスタントについて」の操作をおこなってください。
セットアップの前に
セットアップには、WZ Writeのご購入時の「シリアル番号」と「ライセンスキー」が必要です。
シリアル番号とライセンスキーは、登録完了メールに記載されていますので大切に保存してください。
「シリアル番号」と「ライセンスキー」は、正確に入力してください。
- 半角文字で、英字の大文字/小文字を正しく入力します。
- ハイフンは、半角のマイナス記号を入力します。
※体験版では、シリアル番号・ライセンスキーは必要ありません。
WZ EDITORとの併用について
WZ Writeのプログラムは、WZ Editorとは、別のフォルダにセットアップされます。
WZ WriteとWZ Editorは動作が干渉することなく、併用してご使用いただけます。
セットアッププログラムについて
WZ Writeのセットアッププログラムは、数MBの単独のEXEファイルです。
インターネットからダウンロードしたWZ Writeのセットアッププログラムを、USBメモリやCD-Rのメディアに保存できます。
WZ Writeのセットアップにはインターネット環境は必要ありませんので、インターネットに接続していないPCにも、セットアッププログラムのメディアからセットアップできます。
セットアップ開始
「セットアップ開始」を実行すると、下記の設定でインストールが開始されます。
自動でデフォルトのセットアップオプションが選択されますので、簡単にインストールがおこなえます。
- 「標準セットアップ」が選択されます。
- WZ Writeのプログラムを、共通のWindows プログラムフォルダ「C:\Program Files\WZ Write」にセットアップします。
- スタートメニューとデスクトップにWZ Writeの起動アイコンを作成します。
- テキストファイルに関連付けをおこないます。
体験版では、関連付けはOFFとなります。
「セットアップ選択」を実行すると、セットアップオプションを選択できます。
プログラム互換性アシスタントについて
Windows 7・Vistaでは、WZ Writeのセットアップ終了後に「プログラム互換性アシスタント」ダイアログボックスが表示される場合があります。
インストールは完了しておりますので、「このプログラムは正しくインストールされました」を選択します。セットアップが完了します。
ウィルス対策ソフトウェアについて
セットアップに失敗した場合は、ウィルス対策ソフトウェアや常駐ソフトウェアが動作していないかをご確認ください。
常駐ソフトウェアをすべて終了してから、再度セットアップをおこなってください。
セットアップ選択
「セットアップ選択」を実行すると、「標準セットアップ」または「ユーザ専用セットアップ」の選択と、
セットアップフォルダ・アイコンの作成・関連付けのオプションを選択してセットアップできます。
- 「標準セットアップ」か「ユーザ専用セットアップ」を選択。
通常は、標準セットアップを選択します。
ユーザ制限などで標準セットアップに失敗した場合は、ユーザ専用セットアップを選択します。
- セットアップ先のフォルダを選択。
標準セットアップでは、「C:\Program Files」のフォルダを指定します。
ユーザ専用セットアップでは、「C:\Program Files」を除く固定ディスク上のフォルダを指定します。
- スタートメニューとデスクトップのWZ Writeの起動アイコン作成を選択。
- テキストファイルに関連付けを選択。
WZ Writeのプログラムのデフォルトのセットアップ先は、標準セットアップとユーザ専用セットアップで異なります。下記のフォルダにセットアップされます。
標準セットアップ | プログラムフォルダの「C:\Program Files\WZ Write」にセットアップします。 |
ユーザ専用セットアップ | ユーザフォルダの「AppData\Roaming\WZSoftware\WZ WRITE」にセットアップします。 ユーザフォルダは「C:\Users\ユーザ名」となります。 WindowsXPでは、「C:\Documents and Settings\ユーザ名」となります。 |
WZ Writeの起動
WZ Writeの起動には、3種類の操作方法があります。
- スタートメニューから「WZ Write」を実行。
一般的な操作方法です。
- エクスプローラから、テキストファイルを開く。
テキストファイルにWZ Writeの関連付けが必要です。
- WZ Writeフォルダのwzwrite.exeを実行。
起動オプションを指定できます。
ユーザアカウント制御について
Windows 7・Vistaでは、WZ Writeの起動時に「ユーザアカウント制限」が表示される場合があります。
この表示は、Windows 7・VistaのUAC (ユーザアカウント制御) によるものです。
制限を解除するには、下記の操作をおこないます。
- WZ Writeを起動するショートカットを右クリックしてプロパティを選択。
- 「ショートカット」タブから「詳細設定」を実行。
- 「管理者として実行」をONにしてOK。
テキストファイルの関連付け
WZ Writeをセットアップすると、自動でtxtファイルにWZ Writeを関連付けします。
エクスプローラからテキストファイルを開くと、WZ Writeでファイルの文書を表示します。
Windows 7・VistaでWZ Writeに関連付けたファイルが起動しない場合は、関連付けをおこないます。
- エクスプローラからファイルを右クリック。
- 「プログラムから開く」から「規定のプログラムの選択」を実行。
- 推奨されたプログラムから「WZ Writing Editor」を選択してOK。
推奨されたプログラムに表示されない場合は、更に下記の操作をおこないます。
- WZ Writeに切り替える。
- [ウィンドウ]メニューの[バージョン情報]を実行して、「情報のコピー」を実行。
- エクスプローラに切り替える。
- 「参照」を実行して、ファイル名に貼り付けてOK。
設定の保存と初期化
WZ Writeの設定とカスタマイズは、ログオンのユーザ単位で専用フォルダにテキストファイル形式にて保存されます。
標準セットアップ | ユーザフォルダ\AppData\Roaming\WZSoftware\WZWCom |
ユーザ専用セットアップ | ユーザフォルダ\AppData\Roaming\WZSoftware\WZ WRITE |
ユーザフォルダは、Windows 7/Vistaでは「C:\Users\ユーザ名」となります。
WindowsXPでは、「C:\Documents and Settings\ユーザ名」となります。
修復セットアップ
「修復セットアップをする」をONにして上書きセットアップすると、設定やカスタマイズは初期化されて、規定値に戻ります。
設定変更やカスタマイズによって正常に動作しなくなった時は、この操作をおこなってください。
設定のバックアップと移行
WZ Writeの設定は、WZ設定フォルダにテキストファイルで保存されています。
設定フォルダを開くには、下記の操作をおこないます。
- [ウィンドウ]メニューの[バージョン情報]を実行。
- 「設定フォルダを開く」を実行。設定フォルダがエクスプローラで開きます。
ユーザ専用セットアップでは、「プログラムフォルダを開く」を実行します。
このフォルダをバックアップすると、設定を復元することができます。
- エクスプローラで設定フォルダを開く。
- WZ Writeをタスクトレイも含めてすべて終了。
- バックアップから上書きコピーを実行。
他のPCへ設定を移行するには、下記の操作をおこないます。
- エクスプローラで設定フォルダを開く。
- USBメモリへフォルダの内容をコピー。
- 他のPCにUSBメモリをセット。
- エクスプローラで設定フォルダを開く。
- WZ Writeをタスクトレイも含めてすべて終了。
- USBメモリから上書きコピーを実行。
レジストリについて
WZ Writeをセットアップすると、下記の情報をレジストリに登録します。
レジストリへの設定の保存はおこないません。
- アンインストール情報を登録。
- HKEY_LOCAL_MACHINEとHKEY_CURRENT_USERの「Software\WZSoftware\WZW」に、前回WZ Writeをセットアップしたフォルダ名を登録。
- 「WZ WriteのEXEファイル名」を登録。
起動オプション
WZ Writeは、コマンドラインからファイル名とオプションの指定で起動します。
wzwrite.exe ファイル名 オプション
ファイル名はフルパスで、空白を含む場合は""で括ります。
wzwrite.exe "c:\program files\wz write\readme.txt"
オプションは、-と英数字で指定します。必要に応じてパラメータを指定します。
オプション指定の例を示します。
- 閲覧モードで起動
wzwrite.exe c:\test.txt -read
- 2段落にジャンプ
wzwrite.exe c:\test.txt -jmpara(2)
- 先頭にジャンプしてfileを検索
wzwrite.exe c:\test.txt -top -search("file")
オプションには、メニューやキー割り当て用のコマンドを指定します。
(例) 先頭にジャンプして2文字右へ
wzwrite.exe c:\test.txt -top -right -right
コマンドの一覧は、[ウィンドウ]メニューの[コマンドの一覧]をご参照ください。
下記の起動オプションの指定に対応しています。
スタイル指定 | wzwrite.exe filename.txt -lpsty("スタイル名") |
カーソル移動 | wzwrite.exe filename.txt -rightb(移動バイト数) |
ウィンドウ位置 | wzwrite.exe /window(左上x,左上y,右下x,右下y) |
アンインストール
WZ Writeをアンインストールするには、下記の操作をおこないます。
アンインストールすると、本体プログラムとすべての設定は削除されます。
- [ウィンドウ]メニューの[バージョン情報]を実行。
- 「アンインストール」を実行。
コントロールパネルからのアンインストールも可能です。
- Windows 7,Vistaでは、コントロールパネルから「プログラムのアンインストール」を実行。
Windows XPでは、コントロールパネルから「プログラムの追加と削除」を実行。
- 一覧から「WZ Writing Editor」を選択して、「アンインストールと変更」または「変更と削除」を実行。
テクニカルサポート
テクニカルサポートは、WEBページからの受付となります。
「http://www.wzsoft.jp/wzw/support.htm」
電話やファクシミリや書面によるサポートはおこなっておりませんので、あらかじめご了承ください。
下記の項目を事前にご確認いただくことで、問題が解決する場合があります。
ヘルプ | ・ウィンドウメニューの「ヘルプ」でヘルプを表示します。 検索ボックスに検索キーワードを入力してご確認ください。 ・メニューのコマンドを右クリックすると、ヘルプを表示します。 ・設定項目名をマウスでポイントすると、説明のヘルプを表示します。 ・ヘルプは随時更新されています。最新版のヘルプをご確認ください。 |
FAQ | よくある質問と回答をご確認ください。 「http://www.wzsoft.jp/wzw/faq.htm」 FAQは随時更新されています。 |
最新版にアップデート | 最新版をダウンロードしアップデートして、機能をご確認ください。 「http://www.wzsoft.jp/wzw/dload.htm」 最新版の修正と改良で、問題が解決する場合があります。 |
カスタマイズ | 設定変更やカスタマイズの組み合わせが原因の場合があります。 設定変更やカスタマイズを調整して、動作をご確認ください。 |
常駐ソフトウェア | ウィルス対策ソフトウェアや常駐ソフトが原因の場合があります。 常駐ソフトウェアを解除して、再度ご確認ください。 |