プログラム
WZ7は、Cプログラムをはじめとした各種プログラムファイルの編集機能に対応しています。
テキスト形式のデータファイル、表形式のテキストデータ、バイナリファイルの編集にも対応します。
リサーチ入力による、プログラムの変数名やプログラムブロックの補完入力にも対応しています。[wz7new]
色分け表示
WZ7では、各種のプログラムファイルの色分け表示に対応しています。
- HTML・PHP・CSS
- Cプログラム・JAVAプログラム・PASCALプログラム
- PERLプログラム・RUBYプログラム・SQLプログラム・VHDLプログラム
- TeXファイル
- iniファイル・MortScript・UNIXシェルスクリプト
- アセンブラ・フォートラン・BASICプログラム・LISPプログラム・PYTHONプログラム
プログラムファイルを開くと、各種のファイルに対応した色分けをおこないます。
色分けは、コメント、識別子、文字列、数値、予約語が対象となります。
プログラムファイルによって対応状況が異なります。
Cプログラムでは、#if 0〜#endifのコメント色表示、#if 識別子〜#else〜#endifの色分け表示にも対応しています。
折りたたみ表示
折りたたみは、プログラムのブロックを折りたたんで全体の構造を表示する機能です。
折りたたみは、Cプログラム、C++プログラム、Javaプログラムに対応しています。
折りたたみの表示をするには、下記の操作をおこないます。
- プログラムブロック「{」、#if、#elseの行へ移動。
- [Alt+←]キーを押す。
ブロックの終わりまでを折りたたみ表示します。
折りたたみを解除するには、再度[Alt+←]キーを押します。
下記の設定をおこなうと、#if 0〜#endifを折りたたんでプログラムファイルを開きます。
- 「文書スタイル」で「#if 0は始めから折りたたむ」をONにする。
リサーチ入力
リサーチ入力で、変数や関数名の2回目以降の再入力が、簡単なキー操作で正確に実行できます。
先頭の1・2文字を入力して、補完候補一覧から選択入力をします。[wz7new]
プログラム構文・関数呼び出しの補完入力にも対応しています。
リサーチ入力のON/OFFを切り替えるには、[挿入]メニューの[入力とIME]-[リサーチ入力モード]を実行します。
[Ctrl+全角/半角]キーの切り替えにも対応しています。
リサーチ入力をONにすると、ステータスバーの左側に[R]と表示します。
下記の操作で、「Text-C API」「Windows API」の補完入力も可能です。
- 先頭の1・2文字を入力。
- 補完候補一覧の[R]を押してメニューを開くを表示。
- メニューから「Text-C API」または「Windows API」を選択。
次回から、補完候補にAPIを含めて表示します。
WZ7では、IMEがOFFのままでも、日本語の入力ができます。
プログラムの文字列指定の日本語やコメントが、IMEを切り替えないで入力できます。
日本語を入力するには、下記の操作をおこないます。
- 日本語にする文章を、ローマ字で入力。(例)「kanji」
- 補完候補一覧から選択して入力。
リサーチ入力では、予約語や関数名の先頭文字の入力から、引数を含めた補完候補を表示します。
- C言語のfor文のループ条件を含めた入力や、関数呼び出しの引数の入力に対応します。
- 事前の登録の必要がなく、編集プログラムから補完候補を取得します。
- C言語の他に、C++・Java・Pascal・Basicプログラムに対応しています。
アウトラインと関数検索
C・C++プログラム・Javaプログラムは、下記の操作でアウトラインに関数定義を一覧表示します。
- [アウトライン]メニューの[アウトライン]を実行。
下記の絞り込みの操作で、関数を検索できます。
- アウトラインで、関数名の一部をキー入力。
- 続けて文字入力をすると、さらに絞り込み。
- [BS]キーで1文字解除、[Esc]キーで絞り込みを解除。
下記の操作で、ファイル分割したプログラムの関数定義を検索できます。
- [検索]メニューの[グローバル検索]-[見出しの検索]を実行。
- 「見出し」テキストボックスに関数名を入力。
入力する度に検索結果が表示されます。
- 一覧で選択してOK。
関数の定義位置へジャンプします。
索引
索引は、プログラムの変数や関数名を一覧表示する機能です。
索引を表示するには、下記の操作をおこないます。
- [ツール]メニューの[索引]を実行。
下記の絞り込みの操作で、変数名や関数名を検索できます。
- 索引で名前の一部をキー入力。
- 続けて文字入力をすると、さらに絞り込み。
- [BS]キーで1文字解除、[Esc]キーで絞り込みを解除。
表形式データファイル
WZ7は、表形式のテキストデータを編集できます。
タブ区切りの「TSVファイル」と、カンマ区切りの「CSVファイル」に対応しています。
タブ区切りのデータを編集するには、下記の操作をおこないます。
- ファイルをWZ7で開く。
- [表示]メニューの[スタイル]-[文書スタイルの一覧]を実行。
- 「タブ区切りテキスト」を選択してOK。
タブ区切りのデータを桁揃え表示します。
カンマ区切りのデータを編集するには、下記の操作をおこないます。
- ファイルをWZ7で開く。
- [表示]メニューの[スタイル]-[文書スタイルの一覧]を実行。
- 「CSVテキスト」を選択してOK。
半角のカンマ区切りのデータを桁揃え表示します。
"..."内のカンマは区切り記号ではなく、データとみなします。
桁データの段落は、折り返しなしで一行で表示されます。
データを段落単位でソートできます。
- ソートする段落を選択。全体をソートするには選択を解除。
- [ツール]メニューの[ソート]を実行。
- 「項目」に「段落全体」を選択してOK。
桁データでソートできます。
- ソートする段落を選択。全体をソートするには選択を解除。
- [ツール]メニューの[ソート]を実行。
- CSVファイルは「カンマ区切り」をON、TSVファイルはOFFに設定。
- 「項目」に「先頭」や「2番目」や「3番目」を選択してOK。
バイナリファイル
WZ7は、バイナリファイルの編集に対応しています。
WZ7でバイナリファイルを開くと、ファイルをバッファに読み込んで、バイナリデータを文字で表示します。
バイナリ編集をおこなうには、[ファイル]メニューの[開く]-[バイナリ編集]を実行します。
- 表示が切り替わり、ファイルの内容がバイト単位の00-FFの16進数値で表示されます。
- [0]-[F]のキー入力と[Del][BS]キーで、バイナリデータを編集します。
バイナリデータを検索するには、下記の操作をおこないます。
- [検索]メニューの[検索]を実行。
- 「基本」を選択。
- 「\を文字として検索」をOFF。
\xに続けて2桁の16進数を指定すると、1バイトのデータ検索をおこないます。例「\x1a」
\xxに続けて複数桁の16進数を指定すると、複数バイトのデータ検索をおこないます。例「\xx5a5c」
特定アドレスへジャンプするには、下記の操作をおこないます。
- [検索]メニューの[ジャンプ]を実行。
- 「アドレス」にジャンプ先を16進数で「a123」の様に入力してOK。
通常の表示に戻すには、再度[ファイル]メニューの[開く]-[バイナリ編集]を実行します。